「音楽」:原初のロック魂 #音楽 #アニメーション映画音楽 #ロックの魂
アニメーション映画『音楽』は、71分の短さなれど、製作に7年以上を費やしたという気の長い企画。なにしろ40,000枚超の作画をすべて手描きで行ったそうですから、いくらこういう簡単そうな線画であっても、歳月がかかるのも当然。しかも実写の動きをトレースする「ロトスコープ」の手法を使っているので、ますます時間がかかったのでしょうね。
ただ、そんな知識なしでいきなり観たら、これアマチュアの自主製作でしょ?って感じに、個性的だけどヌケ感たっぷり。とにかくのんびりゆったりした展開。いくらなんでも「間」を取り過ぎだろ!ってほどに、間だらけの作品なのでした。まあ、オフビートなおかしさでつないでいき、最後の「フェス」シークェンスで爆発させるってわけです。その演奏描写の熱さとノリとロック感! これは大したものでしたね。原初のロックのパワーというか、まさに「音楽」の魂がありました。ロックのミュージシャンたちが絶賛してるのも、むべなるかなです。
どうでもいいけど、この作品ってハッシュタグ作るの難しいですよね。#音楽だと広すぎてなんだかわからないし、#映画音楽だと「スクリーン・ミュージック」になっちゃうし、#アニメ音楽だとアニソンみたいだし・・・。困ったもんです。
| 固定リンク
« 「デッド・ドント・ダイ」:どうしちゃったの? #デッドドントダイ #ジムジャームッシュ #ゾンビ映画 #ティルダスウィントン | トップページ | チーズケーキ ハイ&ロー #焦がしチーズケーキ #焼チーズケーキロール #レゾルカ #贅沢チーズケーキ »
コメント