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2020年7月22日 (水)

「東京オリンピック」:1964大会の記録映画   #東京オリンピック #映画東京オリンピック #市川崑

本来なら、今日は24日の開会式に先駆けてスタートする女子サッカーの予選ラウンドを見に、東京スタジアム(味スタ)に行ってたはずなんですよ。何しろ、今日と横浜国際総合競技場の準決勝とオリンピックスタジアム(新国立競技場)の3試合(正確には今日は2試合分のセットなので4試合)、女子サッカーばかり当選してたもんで(観客席が多い割には、そんなに人気がないってことなんでしょう)。人生、先の事はわからないものでございます。

To てなわけで、先週NHK-BSPでやって録画しておいた市川崑総監督の記録映画『東京オリンピック』(1965年)を見ました。これを見るのは、たぶん三度目。いくつかのバージョンがあるようですが、2時間49分の完全版と思われます。

記録映画といっても、純粋な記録ではなくて、かなり「創作」アティテュードの強いアート作品と言えるでしょう。詩的であり、純粋に映画であり、まさにスポーツ門外漢だからこそ作ることのできた秀作です。今だったら大問題になりそうなヤラセや、後からの追加撮影もあるそうで、まさにこの時代ならではの産物です。

東京の街、聖火、開会式から閉会式まで、その間に多くの競技を入れ込んでいるので、飽きる間もなくあっという間に3時間近くが経ってしまいます。しかも、一つ一つの競技の撮り方がそれぞれ違って、それぞれ趣向を凝らしたもので、さすがは市川崑なのです。

でも、当時賛否両論で世間が大騒ぎになったというのも、今回見てよくわかりました。こりゃー、スポーツ側の人にとっては、面食らう代物ですよ。競技をちゃんと撮ってないし、結果がわからないものも多いし、あまりにアップすぎてフォームが見えなかったりするし、かなり常識はずれなのです。今だったら、政府の横やりだとかSNSの暴力とかで、こういうものを作って公開することができなかったかも知れませんねえ(嫌な時代です)。

先日、『映画「東京オリンピック」1964』という本作のメイキング本について書きましたが、あの本を読んでいたので、一つ一つのシーンに「なるほど」とうなずきながら見ておりました。 (本のレビューはこちら↓)

http://oedo-tokio.cocolog-nifty.com/blog/2020/06/post-fa4575.html

 

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