« 2000年代日本映画ベストテン   #2000年代日本映画ベストテン #2000年代邦画ベストテン #大江戸時夫 | トップページ | 「透明人間」:サスペンス・ホラーの新たな古典   #透明人間 #リーワネル »

2020年7月 9日 (木)

「一度も撃ってません」:自由過ぎませんか?   #一度も撃ってません #丸山昇一 #石橋蓮司 #豊川悦司

1_20200709224501 映画『一度も撃ってません』は阪本順治監督が石橋蓮司を主役に据えて撮ったハードボイルド…というよりは、コメディーですね。大江戸にとっては、久々に脚本・丸山昇一ってのが嬉しいところ。松田優作との『処刑遊戯』『野獣死すべし』『ヨコハマBJブルース』といった和製ハードボイルドを手掛けたのも丸山ですし、『すかんぴんウォーク』に始まる大森一樹×吉川晃司3部作の脚本も丸山ですし、大好きな『翔んだカップル』や『友よ、静かに瞑れ』も丸山の脚本ですからねえ。映画は、2010年の『行きずりの町』以来10年ぶりのようです。

で、出来上がった作品は、うーん、微妙。出て来るベテラン俳優たちが楽しそうに和気あいあいとやってるのはいいけど、皆さんあまりに自由過ぎません? 特に桃井さん、自由過ぎて「これでギャラもらっちゃっていいの?」的領域まで行ってるんじゃありませんか。それに比べると大楠道代さんはちょうどいい塩梅で、良かったなあ。岸部一徳さんはかなり『ドクターX』でありました。蓮司さんは、なかなかカッコ良かったですよ(カッコ悪いところも含めて)。

(以降ネタバレあり) 驚いたのは豊川悦司。エンドタイトルで名前を見て、いったいどの役だったか考えてもわからなかったほどです。その後になって気づいた時には、ショーゲキでした!  まさかあんな短髪になっていようとは!

そして、佐藤浩市と寛一郎はさりげなく親子共演を果たしているのでした。

まあ、終始ゆるゆるグダグダで、一杯やりながら観るのが良さそうな作品。でも、作ってる人たちの方が面白かったんじゃないかなあ、これ。あ、でも懐かしの「東映セントラルフィルム(セントラルアーツ)」の匂いは出ておりましたね。

とってもオシャレで印象的だった「y」と「z」の木製看板のデザインが原田芳雄だとエンドタイトルでわかって、「へー、さすがだなあ」と感じ入りました。

 

|

« 2000年代日本映画ベストテン   #2000年代日本映画ベストテン #2000年代邦画ベストテン #大江戸時夫 | トップページ | 「透明人間」:サスペンス・ホラーの新たな古典   #透明人間 #リーワネル »

コメント

コメントを書く



(ウェブ上には掲載しません)




« 2000年代日本映画ベストテン   #2000年代日本映画ベストテン #2000年代邦画ベストテン #大江戸時夫 | トップページ | 「透明人間」:サスペンス・ホラーの新たな古典   #透明人間 #リーワネル »