STARS展@森美術館 #STARS #森美術館 #草間彌生 #村上隆 #奈良美智
が六本木ヒルズの森美術館で開催中の『STARS展:現代美術のスターたち--日本から世界へ』(~2021.1/3)を観ました。草間彌生、李禹煥、宮島達男、村上隆、奈良美智、杉本博司という日本の現代美術界の人気アーティスト6人を揃えた大規模展です。
トップバッターは村上隆(なんでも野球に例えるのはオジサンだそうです。じゃあ、第一走者?)。どでかい屏風絵を両サイドに、広くて天井の高いスペースを有効に使った展示。写真で見ただけだった過去の立体作品の実物が見られて良かったし、原発をテーマにした映像作品もありました。
続いては、リ ウファン。極めてミニマルで思索的な作品です。
その後に、6人のプロフィールや戦後日本の現代美術を世界に紹介してきた展覧会の歴史のコーナーがあり、続いて草間彌生の登場。代表作と言える突起物だらけの船やはしご、椅子をタブロー作品が取り囲んでいます。一人ずつ覗き込む鏡を使った作品も。
続く宮島達男は、いつものように暗闇の中のデジタルカウンター。でも今回のは、東日本大震災をテーマとしたもの。多くの人々が制作に協力していて、その模様をアーティスト自身が紹介する映像も上映されていました。光る数字の一つ一つが、人の命にも見えてきたり、いろんな事を思わされました。
縦長カウンターの作品は、数字の向きが一定ではなく、あっち向いたりこっち向いたりするのが珍しかったですね。整然の中の無秩序。
そして奈良美智の部屋。CDやLPのジャケットに囲まれて、さすがはロック好きの奈良さん。小さめの一部屋が終わった後に、大きな空間もありまして、その中央には家!
家の中はこんな感じ。壁に貼られた少女たちの絵が、極めて魅力的なのでした。
なので、当日のいでたちもお気に入りのこのTシャツなのでありました。ふふふ。
最後は杉本博司。有名なNY自然史博物館の白クマ写真や海景写真に続いて、映像作品(動画)があり、ダンサーが舞っていたりしましたが、(時間の関係で)全部観ることはできませんでした。
この展覧会も当節のご多分に漏れず、入場時間別のネット予約制。おかげで、まったく混まずに快適な鑑賞ができました。もちろん経営的には大変なことなのでしょうが…。
てなわけで、おみやげに奈良美智の缶バッジを買いました。「NO WAR」ガールです。いい顔だ。
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