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2020年9月30日 (水)

「あいつと私」('61):昔の大学生に唖然!   #あいつと私 #芦川いづみ #石原裕次郎 

Aitsu 映画『あいつと私』(1961)をしばらく前にNHK-BSPでやっていたので、録画して鑑賞。随分前に見たことがある作品ですが、芦川いづみを見たかったので。

当時の大学生の現代との違いに、唖然とします。60年近くたっているとはいえ、男と女の地位・立場・役割分担などに関して、クラクラするほど古いんですよねー。それでも女子大学生が出ているだけに、進歩的な発言があったりもするのですが、そんなものも裕次郎の「男らしさ」の前にかき消されてしまうという感じで…。

この作品の石原裕次郎は、大金持ちのボンボンだもんで、もうやりたい放題。普通に考えれば「嫌な奴」なんですけど、裕次郎が演じたからもったようなもの。それでも、いきなり女性にビンタをくらわせるは、芦川いづみを腕力で押さえつけて唇を奪うは、現代の基準だと完全にアウトです。それ以外にも今から見ると、いろいろ問題なシーンや言葉が多いですよ。まあ、そもそもこの石坂洋次郎原作の作品世界が、かなり奇天烈なのですけどね。

でも、当時の学生生活を描いたり、安保闘争の学生デモの様子を再現していたりして、歴史的には貴重な資料になっていたりもします。

石原、芦川をはじめオールスター・キャストです。まだ幼い吉永小百合や、まだ子供の酒井和歌子も出ています。轟夕起子、宮口精二、滝沢修ら大人たちは、それぞれに見事。中原早苗、小沢昭一、吉行和子、渡辺美佐子らもまだ若いですねえ。

でもやっぱり芦川さん! ショートカットで、実に吉岡里穂っぽいです(逆だけど)。可憐だし、怒った顔もかわいいものですし、嵐の庭の場面などは、その純情さが素晴らしいですね。

この作品、主題歌がめちゃくちゃヘンテコなんですけど、谷川俊太郎の作詞なんですね。へー。

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2020年9月29日 (火)

「甘いお酒でうがい」:黒木華がサイコー過ぎる!   #甘いお酒でうがい #大九明子 #松雪泰子 #黒木華

1_20200929231701 新型コロナで春の公開が延期になっていた映画『甘いお酒でうがい』は、予想以上に素敵な作品でした。監督は大九明子。原案と脚本はシソンヌじろうってことなんですけど、お笑い(吉本)系に弱い大江戸は、彼のことも主人公・川嶋佳子のことも、全く知りませんでした。そんなことに関係なく、1本の映画としてステキでした。

40代女性の主人公というのが、特に日本映画では珍しい。しかも、彼女の日常を淡々とスケッチするだけで、そんなに大事件は起きない。ちょっとした事件が起きても、描写が淡々としているので、あっさり流れていく。淡々と1年数か月が流れていく。いいですねー。そういうの好きなんです。

淡々としながらも、クスリクスリと笑わせて、テンポ良く場面(日々)が変わっていくので、飽きません。飽きないどころか、蓄積効果で主人公や周りの人々がどんどん愛おしくなっていくのです。チャーミングな佳作です。

そして、何といっても主人公の会社の同僚であり、年下の友人である「若林ちゃん」役の黒木華がサイコー!です。面白過ぎて、味わい深過ぎて、目が離せません。一家に一台(?)置いときたい感じ。ヘンテコリンで笑っちゃいます。もう大江戸の助演女優賞は決まった!って感じ。佳子(松雪泰子)とのコンビネーションも素晴らしく、この二人の日常の「続き」を見たくなってしまいます。ああ、愛おしい。

白い光に満ちた映像も素敵でした。ラストも素敵。 「憂いを含んで、ほのかに甘く」ってのは、昨年刊行された芦川いづみ本のタイトルであり、その元はアーウィン・ショーの短編小説のタイトルなんですけど、まあ、割とそういう映画でした。

 

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2020年9月28日 (月)

最下位湘南、首位川崎に善戦   #湘南ベルマーレ #ベルマーレ #湘南対川崎 

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昨日、BMWスタジアムで最下位に沈む湘南ベルマーレvs.首位独走の川崎フロンターレを観戦。『半沢直樹』最終回を録画にしてまで(帰ってからすぐ見たけど)、行ってまいりました。

今日は早めに着いたので、並んでケバブサンドを買って腹ごしらえ(相変わらずビールの販売はNG期間なのがうらめしい)。ここのケバブサンド初めて買ったけど、とてもおいしゅうございました。そして、試合前の練習もしっかり見られました。

_20200927_184126_copy_1024x636 ベルマーレは故障者だらけで先発DFが払底。坂も大野も大岩もいません。なので、18歳(高3)の田中と22歳(大卒1年目)の舘を、21歳の石原広教(本来ウイングバック)が真ん中で束ねるという苦心の布陣。広教は身長169㎝ですよ! 3バックの平均身長が171.5cm(笑)!! もう、今日は0-8ぐらいで負ける気しかしませんでした。

_20200927_195448 でも終わってみれば0-1での敗戦。意外と善戦したというか、引き分けにはできた試合だよなーという思いです。フロンターレにあまり怖さを感じませんでした。

_20200927_195721_copy_1280x710 6試合連続で3点以上取っていたフロンターレの記録が途絶えました。その結果、1995年のベルマーレ平塚がもつJリーグ記録(7試合連続の3得点以上)は守られたのでありました。おお、やったね、子孫たち!

_20200927_195612_copy_1280x654 この試合では、石原広教がDFラインを統率して、高いラインを保って、最後の部分では体を張って奮闘していたし、舘もミスはあったけど、悪くはなかったと思います。でも嬉しい驚きは、田中聡の落ち着きと攻撃参加! 山根を思わせるドリブルでの上がりもあり、今後への期待大です。

しばらく離脱していたタリク、鈴木冬一、中川が復帰して後半に投入されました。まずは喜ばしいところです。DFのみならず、前の方もタリク、中川に加えて、山田、梅崎、大橋がずっと離脱中ですからねえ。タリク、やっぱり足元の技術があるし、中川の走りも有効でした。

_20200927_200301 でも、相変わらずヘタで何度も頭を抱えたのが、齋藤未月、茨田、岡本のプレイ。特に茨田と岡本のコンビネーションがまったく合ってなくて、何度ロストしたことか。この3人のいる右サイドはなんともお粗末でした。未月をはじめ、松田天馬も石原直樹も相変わらずの決定力のなさ。そして、天馬にプレイスキッカーやらせるの、そろそろやめてほしいんですけど!精度が悪くて話になりません。梅崎か馬渡帰って来てくれー!

更に申せば、ベルマーレって「スローインをマイボールにできない率」すごく高いような気がするんですけど。ちゃんともらいに行ってやれよ! もったいないんだから、いつも。そういうところをおろそかにしていると、それは勝てませんよ。

と苦言も申し上げましたが、無得点で負けたのに湘南らしさの見える面白い試合でした。山根がいたら、アディショナルタイムに同点にできたんだけどなー(泣)。まあ、今後故障者が戻ってくれば、けっこう期待できると思うんですけどねー。

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2020年9月27日 (日)

「東京の恋人」('52):勝鬨橋の開閉を見よ #東京の恋人 #原節子 #三船敏郎 #勝鬨橋 #勝どき橋

_20200921_180316_copy_768x1170 神保町シアターの原節子特集で先日、映画『東京の恋人』(1952)を観ました。戦後7年たった東京は、既に何事もなかったかのように活気のある「普通の都会」です。銀座界隈を中心にオフィス街もあれば、掘っ立て小屋があるような空き地もあるという、昭和中期の風景です。日本橋高島屋の屋上なんかも出てきました。

で、この作品の見どころと言ったら、何と言っても「勝鬨橋の開閉シーン」。序盤にも後半にも登場しますが、よくぞ映画に残しといてくれました。こうやって車や人を停めて、こうやって開閉していたってことが一目瞭然です。小生は原節子はあまり好きではないので、このシーンを見たくて鑑賞した次第です。

物語自体は、なんだこりゃあ?的に他愛のない、リアリティの薄いものです。でも、三船敏郎の魅力でもたせます。それにしても、この頃の三船はヨーロッパ的でセクシーな二枚目ですねえ。そして、森繁久彌と清川虹子のコメディ部分で笑わせるのですが、一方では人が亡くなる死病ものでもあるので、笑っていいんだかなんだか、どうにもこうにもとっちらかっています。死がそんなに珍しいものじゃなかった時代ってことなんでしょうかね?

 

 

 

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2020年9月26日 (土)

「映像研には手を出すな!」:独特の世界を広い層に向けて   #映像研には手を出すな #乃木坂映画 #英勉 #齋藤飛鳥

1_20200926234901 映画『映像研には手を出すな!』は、まあ乃木坂映画なんですけど、人気の原作マンガ~TV版アニメ~TVドラマを経ての映画版(しかもコロナ禍による公開延期を経ての)公開です。

マンガもアニメもドラマも見ていない大江戸にとっては初めて接する世界であり、しかも乃木坂46についてもほとんど知識がないもんで、語る言葉を持ちません。ヘタに語ると、いろいろ突っ込まれそうだし。でも、まあ面白く観ることができました。英勉監督が、広い層の観客が見やすいようにまとめてます。

正直なところ齋藤飛鳥以外の二人は知らなかったのですが、3人の持ち味の違いを生かしてましたね。齋藤はクセの強いコミュ障のオタク役を、「アイドルがここまでやっていいんですかい?」的な振り切れ肩で演じておりました。あとの二人は高校生には見えないんですけど、ゴリゴリのプロデューサー役の梅澤美波が大仕事を終えたところに、『七人の侍』風劇伴が流れるあたりには、ニヤリとさせていただきました。

ロボットをめぐる映像や、終盤の重要な要素である音響効果(『ようこそ映画音響の世界へ』みたいでした)も良かったです。

この作品、浜辺美波、福本莉子、赤楚衛二と、実写版『思い、思われ、ふり、ふられ』の主演4人のうち北村匠海を除く3人が(そんなに大きな役ではないけど)出てるんですよね(浜辺はこなり変わった役です)。エンドタイトルで見て、ひえ~となりました。たまたまなんでしょうけど、どうせなら北村も出てほしかったなあ。

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2020年9月25日 (金)

「人数の町」:オリジナルの意気や良しですが…   #人数の町 #中村倫也 #荒木伸二

1_20200925225501 映画『人数の町』は、脚本・監督=荒木伸二の映画デビュー作。この人、CMやMVを作ってきた人なのだそうですが、東大卒で卒論はジャック・リヴェットだし、脚本も書けるわけだし、満を持しての映画監督デビューってところかも知れません。

「オリジナル脚本で、有名スターも出ているエンタテインメント」という当世珍しい形でデビューしたものです。てか、今の日本ではそういう映画自体が珍しい。まあ、いわゆるディストピアものというか、少々気の滅入るSFです。そんなに褒めるほどのものでもありませんけど、よく頑張ったと言えるでしょう。心意気や良し。(以降少々ネタバレあり) ただ、終盤とか腰砕けですよねー。結末もかなり期待外れ。皮肉の利かせ方が、うまくいっておりません。

終始受け身で巻き込まれていく中村倫也は悪くないと思います。いつもながらに、独特です。でも、石橋静河はどうなんでしょ。妙に不機嫌で攻撃的だし、共感できません。ま、大江戸の個人的な好き嫌いってこともありますけど。

光と闇の使い方などで、冷え冷えした印象を与えています。もちろん作品の狙いであり、低予算の中でも絵作りがきちんとコントロールできているのです。ただ、仏作って魂入れずと言っては言い過ぎですが、どうにも映画としての土性っ骨がないというか、引き込んで夢中にさせるほどの魅力はないのです。残念ながら。

この監督で、まったく違ったタイプの映画を観てみたいと感じました。

 

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2020年9月24日 (木)

「マーティン・エデン」:骨太だけど、徒労感   #マーティンエデン #ルカマリネッリ #イタリア映画

1_20200924215801 映画『マーティン・エデン』は堂々たるイタリア映画ですが、原作はジャック・ロンドンなので、もともとの舞台はアメリカでした。それをイタリアの物語に変換したのですね。この映画の広告を見た時、「原作:『マーティン・イーデン』ジャック・ロンドン」と書いてあったので、「なんだよ、イーデンとエデンの統一ぐらい、ちゃんとやれよ」と思ったのですが、こんな事情があったのですね。映画の中ではもちろん「エデン」と発音されています。

学のない下層階級の男が、売れっ子小説家に上り詰めるものの…といった物語ですが、ジャック・ロンドンの自伝的作品なんですってね。ま、イタリアが舞台なので、よりヨーロッパの貴族の血を引く上流階級と庶民との階級差が強固にいやらしく描かれます。

主人公を演じたルカ・マリネッリがアラン・ドロンを思わせるとかで注目されているようですが、ドロンの『太陽がいっぱい』も下層階級と上流階級の葛藤が根底にありましたもんね。でも、イタリアンってことで、むしろガタイを良くしたアル・パチーノみたいな感じです。いずれにせよ、「影」があるのが魅力なのでしょう。

大江戸が注目した役者は、物書きになった主人公に影響を与える老人役のカルロ・チェッキ。一癖も二癖もある味わいでした。ジョン・カサヴェテスやジョン・ハートやイアン・マッケランみたいな感じ。

最近は骨太なイタリア映画の公開が続きますね、『シチリアーノ』とか本作とか(しかも冒頭の映画会社のマークが次から次へ延々と出て来る。何であんなに多いの?)。でも本作は徒労感のあるむなしい物語で、大江戸はあまり好きになれませんでした。「だから、何なの?」です。それを言っちゃあおしまいだけど…。

 

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2020年9月23日 (水)

「バンクシー展 天才か反逆者か」@横浜アソビル   #バンクシー #バンクシー展 #アソビル #天才か反逆者か

_20200923_220128_copy_768x1035 横浜のアソビルで開催中の『バンクシー展 天才か反逆者か』(~10/4)に、昨日行って来ました。このご時世なもんで、時間帯別の事前予約制ですが、大江戸は祝日の午後3時半からの入場。

Dsc_4593_copy_800x450 それでも結構混んでました。場所によっては、「密」が心配な感じ。まあ、換気はされててるし、マスクはしてるし(もちろん検温&消毒も)、大丈夫でしょう。

_20200922_221519_copy_800x498 この展覧会、世界5都市での開催ってことですが、アーティスト非公認なんですよね。つまりコレクターが保有している作品を借りてきて展覧会をやっちゃってるわけで、バンクシー本人や代理人にはコンタクトしていないのだとか。そもそも冒頭からして、勝手に再現しちゃった(つまり想像ですね)バンクシーのアトリエだとか、続く映像は「MOCUMENTARY」(ドキュメンタリーっぽいフェイク動画)と表示が入ったバンクシーの版画創作風景。日本語は入っていないので、本気にする人もいるんでしょうねえ。

Dsc_4595_copy_800x450 てなわけで、版画作品と引き延ばした写真が中心。まあ、壁を壊して持ってくるのはかなり大変ですしね。映像なんかも組み合わせて、なんとかかんとか展覧会に仕立てています。

_20200923_215916_copy_800x574 火炎瓶の代わりに花束を投げる男とか、赤いハート風船を手にした少女とか、有名な作品も目にすることができます。

_20200923_220021_copy_800x703 でも大江戸が一番「うーむ」と唸ったのは、ベトナム戦争の有名な写真をモチーフにしたこの作品。ナパーム弾の空爆に遭い泣きながら裸で逃げる少女の両手を取るのは、アメリカの象徴であるミッキーマウスとマクドナルドのドナルド(正しくはRonald)。こういう風刺の強さがバンクシーですねえ。

Dsc_4596_copy_800x450 ミッキーといえば、ディズニーランドならぬDismalandのシリーズもありましたし(dismal=陰鬱な)。とにかく大量消費社会や、アメリカ的な金満主義の欲望を攻撃し続けるバンクシーですから、あの有名なサザビーズ・オークションでの落札作品シュレッダー事件も、実に「らしい」行為なわけです。そういうスキャンダル性や、そもそも正体不明だという謎がバンクシーのアーティスト価値を高めたわけですから、いかにも現代美術らしい物語性ではあります。

 

Dsc_4601_copy_1024x576 で、出口を出ると、世界各地の街角や建物にバンクシーが残した作品の映像が紹介されていました。それを見て感じたのは、こっちの方が展覧会場にある作品よりもいいじゃん、やはり野に置けバンクシー作品じゃん、ってこと。まあ、グラフィティなんだから当然といえば当然なのでありますが…。

 

 

 

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2020年9月22日 (火)

「TENET テネット」:大スクリーンで観よ!   #TENET #テネット #クリストファーノーラン #IMAX #グランドシネマサンシャイン

1_20200922210301 映画『TENET テネット』を観るならここでなきゃあ、と決めていた池袋のグランドシネマサンシャインのIMAXスクリーンでのレーザーGT上映で鑑賞。ここでは座席制限が解除となった19日以降、一席飛ばしの市松模様にしていないので、大人数の客席が満席。久々に観ましたねえ、こういう光景(そのかわりドリンク・オンリーで、食べ物は禁止)。

目玉となるアクションシーンを中心に、ほぼ正方形に見える(天地に画面が大きく伸びたサイズ)アイマックスカメラでの撮影部分がかなりの量あって、巨大映像を堪能できました。隅々までクリアーで、スゴイです。もちろん音響効果もスゴイです。この音楽、『ダンケルク』っぽさがあるのでハンス・ジマーかと思っていたら、『ブラックパンサー』などを手掛けたルドウィグ・ゴランソンなのでしたー。

でも、物語に関しては、大まかな事以外なんだかよくわかりません。誰がどんな人で、何がどうなってるのかを親切に描いてくれてないので、眼前で起きていることは面白いのですが、それがどういうことなのかと問われても説明できないって感じ。ほとんど「Don't think. Feel.」な映画になっております。こりゃあ、リピーターも頻出するかもです。

時間を逆転しての動きが、かなりの部分で俳優たちの体技で成り立っている(映像の逆回しではなく)と知っていたので、なるほど頑張ってるなあと思いました。撮影現場を想像したりすると、ちょっと笑えるといえば笑えますけど。まあ、そういった部分を含めて、あまりCGを使わずにできる限り本物でリアルに撮影してる迫力とかホンモノの力がありますよね。

そして絶対に映画館で、できればIMAXで鑑賞すべき作品の最右翼です。半年後、1年後にこの作品をスマートフォンで見るヤツがいるかと思うと、腹立たしい限りです。

ところで、クリストファー・ノーランってあれだけいろんなこだわりを持っている割に、ポスターなどのアートワークに関しては、普通ですよね。例えばキューブリック作品の素晴らしいアートワークに較べると、どの作品もあまり印象に残りません。なぜなんでしょうねえ?

 

 

 

 

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2020年9月21日 (月)

「ジャズ喫茶ベイシー Swiftyの譚詩 Ballad」:「好き」の力   #ジャズ喫茶ベイシー #映画BASIE #菅原正二 #亀山千広

1_20200921215601 映画『ジャズ喫茶ベイシー Swiftyの譚詩 Ballad』は、岩手県一関市にあるジャズ喫茶とその経営者=菅原正二氏をめぐるドキュメンタリー。公開4日目のアップリンク渋谷では、(一昨日から一席飛ばしの市松模様座席が解除になって)満席でした。久々だなあ、満席状態見たの。

大江戸はジャズは好きなんですが、入口をちょこっと舐めた程度なので、何も語れません。ましてやオーディオには何のこだわりもないので、「JBLのでっかいスピーカー、1947年製造ですかー。すごいなー。」ぐらいのことしか言えません。

ジャズ喫茶というのは、世界中で日本だけの特殊な形態なのだそうですが、なるほど。それを成り立たせているのは、規律を守れて、ジャズを学究的に捉える日本人の国民性なんでしょうね。そして「生き方がジャズ」な、こういう店主たちがいるってこと。本当に上原さんの周辺のいろんな人たちやミュージシャンの言葉を聞いていると、(そんなに深いこと言ってないんですけど)好きなことにこだわって、楽しく生きていていいなーって感じなんです。

この作品、元フジテレビ社長、現BSフジ社長…というよりは、『踊る大捜査線』などのプロデューサーだった亀山千広さんの製作なんですよね。亀山さんもベイシーの客として惚れ込んだのだそうです。やっぱり「好き」から作られる作品って、愛情にあふれた良いものに仕上がりますね。

 

 

 

 

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2020年9月20日 (日)

「思い、思われ、ふり、ふられ」(アニメ版):代々木上原の風景満載   #思い思われふりふられ #代々木上原 #大山町

1_20200920234501 映画『思い、思われ、ふり、ふられ』(アニメ版)は、ひと月ほど前に公開された実写版に次いでの劇場公開。(実写版の記事はこちら↓)

http://oedo-tokio.cocolog-nifty.com/blog/2020/08/post-2f065c.html

同じ題材を同時期に実写とアニメにするとは、岩井俊二が同じ題材を中国と日本で映画化した『ラストレター』『チィファの手紙』にも通じる斬新な試みです。

このアニメ版もよくできた作品だと思います。でも、三木孝浩による実写版の方が、より繊細でより感情に訴えるものでした。また、アニメ版では内気な由奈が朱里と同等に主役を張っています。実写版は(現時点での浜辺美波と福本莉子のポジショニングの差もあって)朱里が中心だったので、多分アニメの方が原作に近いのでしょう。アニメ版の方がより恋愛のキラキラ感は強かったかな。

舞台となっている代々木上原(~大山町)は、大江戸もわけあって最近ちょくちょく訪れているので、「おお!この風景は…」「ここは、あそこではないですか!」がやたらと出てきて、個人的に盛り上がっておりました。これは実写版にはなかったところです。

また、エンドロールを見たら、実写版の4人が声のゲスト出演をしていたのですねー。どこなんだかちっともわかりませんでしたけど…。

_20200920_221921_copy_638x1013 それと、入場時に特典の小冊子(原作マンガの番外編や原作者&声優たちのメッセージ入り)をもらったのでありました。

 

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2020年9月19日 (土)

湘南、裏天王山で清水に手痛い敗戦   #湘南対清水 #湘南ベルマーレ #ベルマーレ 

_20200919_181936_copy_1024x1036 BMWスタジアムで湘南-清水を観戦。スタジアムによっては今日から人数制限が一段階解除されておりますが、ここは相変わらず5000人上限(座席間隔確保のため)でやっております。

でも、今日からは手拍子解禁です。まあ、もともと何で禁止だったかよく分からない規制だったので、まずはめでたい。久々に平塚駅から歩いて(バスではなく)スタジアムへ。歩道にはこの表示があるのです。

_20200919_182013_copy_800x732 前節の勝利で最下位を脱した17位の湘南と、代わりに最下位となった清水の「裏天王山」。スタジアムグルメの「湘南みかんぱん」をおみやげに買いました。オレンジ軍団(清水)をやっつけた記念になるはずだったのですが…

_20200919_204423_copy_1024x680  終わってみれば0-3でベルマーレが完敗。ひでー試合でした。でも前半をスコアレスで折り返した時点では、こんなことになろうとは!でした。ラインを高くしてしっかり守れていましたし、オフサイドも取れていました。攻める方でもチャンスはあったのですが、むしろ押していたのですが、…後半にエスパルス_20200919_195810_copy_1024x697に先制されて以降は、いいとこなしでした。

やっぱり交代選手の質が、先発よりも落ちるんですよねー。特に今は故障欠場選手が多すぎるので。故障から復帰した馬渡には期待したのですが、やはり試合勘がズレちゃってました。しかも途中出場しながら、接触プレイで交代しちゃったので心配です。

_20200919_203707_copy_800x477 交代選手ばかりじゃありません。ここのところ毎試合、岡本と斎藤のドイヒー・プレイには頭を抱えております。正直、二人ともJ1でレギュラー出場できるレベルじゃないと思うのです。その二人がキャプテンと副キャプテンですからねえ(ため息)。

_20200919_203806_copy_595x478 先発全員日本人のベルマーレ(もともと外国人選手はタリク一人ですが)に対して、エスパルスは先発のうち4人がブラジル人。交代でエウシーニョが入ってからは、5人がブラジル人でした。その体の強さや個の技術にやられちまいましたねー。絶対勝ち点1以上を取らねばならない試合だったのですが…。

_20200919_203737_copy_1024x580 せめて1点取らないと、一所懸命手拍子応援してくれてたお客さんに申し訳ないってもんじゃないでしょうか。小生なんか選手入場前に気合の入ったサポーター一丸の手拍子がスタジアムに大きく響いた時には、ちょっと感動してしまったというのに…。嗚呼。

次節は鹿島、その次は川崎。まだまだ苦難が続きそうですねえ。

 

 

 

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2020年9月18日 (金)

セブンプレミアムのドライフルーツチョコ   #セブンプレミアム #パイナップルチョコ #マンゴーチョコ #レーズンチョコ #ダブルクランベリーチョコ

_20200723_130422_copy_600x753_20200918231801 セブンプレミアムのおいしいドライフルーツチョコのご紹介。

 

まずは「パイナップルチョコ」。ゴツゴツしたチョコの塊(ナゲット)の中に、ドライパイナップル。チョコも甘さ、ほろ苦さ、コクなどのバランスが非常に良いスグレものなので、これはもうテッパンのおいしさです。ほっとくと食べ過ぎちゃいそうです。

_20200723_130350_copy_660x914_20200918232401

続いては、「マンゴーチョコ」。こちらはすべすべのチョコボールにドライマンゴーが入っております。こちらもきっちりうまいのですが、やや「チョコはチョコ、マンゴーはマンゴー」って感じがあって、一体感ではパインに軍配が上がるのではないでしょうか。それにしても、パイナップルは「果実の味わい」で、マンゴーは「フルーティーな味わい」って、いったい何なんでしょ?? どう違うんだろ?

 

_20200918_231534_copy_612x668 そしてこちらは『レーズンチョコ カカオ70%』。カカオ70%ってのが、評価の分かれ目でしょうね。大昔からあるレーズンチョコですが、従来のものはもっと甘い普通のチョコレートで、それがレーズンの酸味と絶妙にマッチしておりました。ところがこいつは、甘さの少ない大人の味=カカオ70%でくるんであるもので、レーズンとのマリアージュがうまくいっておりません。ヘルシーフードとしてレーズンチョコを召し上がるのでしたらいいのでしょうけれどね。

 

_20200905_173929_copy_600x883_20200918233901 最後に控えしは、「ダブルクランベリーチョコ」。異色です(って、色が違うってだけですが)。ルビーチョコの中にクランベリーなので、中と外のダブルクランベリーってことのようです。なぜかこいつの袋だけコピーというか補足説明フレーズがついてないんですよね。でも、酸味と甘みのハーモニーが、実においしいんですよ。

 

どうでもいいけど、よくよく見ると、パイナップルとマンゴーのパッケージ写真のテーブルは横の木目。レーズンとクランベリーは縦の木目なのでしたー。←本当にどうでもいいですね。

 

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2020年9月17日 (木)

「クレヨンしんちゃん 激突!ラクガキングダムとほぼ四人の勇者」:クレヨンで描きまくるしんちゃん   #クレヨンしんちゃん #ラクガキングダム #きゃりーぱみゅぱみゅ

1_20200917224801 映画『クレヨンしんちゃん 激突!ラクガキングダムとほぼ四人の勇者』は、「らくがき」がテーマなので、しんちゃんが本当にクレヨンを手に大活躍します。初めて(?)「クレヨンしんちゃん」というタイトルにふさわしい物語展開となっておりました。

前作『新婚旅行ハリケーン~失われたひろし』は、久々の傑作だったのですが、今回も味わいはだいぶ違うけど、よくできた作品です。本作の持ち味は直線的というか、剛球ですね。ストーリーとテーマを力強く描き出します。その分、ゆるさや遊びが少ないし、笑いも少なめ、野原一家の登場も少なめです。でも、終盤などはけっこう感動させる場面がいくつかありました。

お姫様の声をきゃりーぱみゅぱみゅがあてているのですが、その事を忘れていたので、観てる間は全然気がつきませんでした。エンドロールで「あ、そうだったっけ。」と思い出し、振り返ってあまりの自然なお姫様ヴォイスに驚きました。きゃりーちゃん、声優としてとてもとても達者です。

いつもは4月からゴールデンウィークにかけて公開となるしんちゃん映画ですが、今年は新型コロナのために延期となり、ようやく9月11日からの公開となりました。で、エンドロール後に2021年公開の新作も告知されており、まずはめでたいのです。その頃はこの世界が落ち着いていてほしいものですね。

 

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2020年9月16日 (水)

今日の点取占い306   #点取占い #点取り占い

_20200916_224541_copy_732x438_20200916225401  ソフトボールが一番上手だ   6点

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2020年9月15日 (火)

「喜劇 愛妻物語」:ダメダメ夫と心優しい鬼妻   #喜劇愛妻物語 #愛妻物語 #足立紳 #水川あさみ #濱田岳

1_20200915213501 映画『喜劇 愛妻物語』は、脚本家&監督の足立紳が自らの夫婦のあれこれを露悪的なまでに赤裸々に描いたコメディ。昨年の東京国際映画祭で最優秀脚本賞を受賞しています。でも、大江戸は足立紳って(申し訳ないけど)あまり評価してなくて--それは『キネマ旬報』連載の小説『春よ来い、マジで来い』が長いだけで一向に面白くならないことが大きいんだけど--、この作品にもさほど期待はしておりませんでした。

ま、ハードル低くしとくとそれを越えて来るぐらいには面白かったです。何といっても、水川あさみが素晴らしい! 濱田岳のダメダメぶりとウザさは想定通りにはまっていますけど、水川さんの方は主演賞ものです。体重を増やしてこの役に臨んだというだけあって、顔も体もおなかもだいぶふくよかになっております。そこがこの役柄にぴったりなのです。夫への罵詈雑言にも迫力が出るってもんです。それでも、その裏に少しばかりの「愛」を感じさせるあたりの演技バランスも見事でした。だって、ある意味「けなげ」なんです、この人。こんな夫でも別れようとしないし、数千円の宿代を浮かすために、体を張って塀を乗り越えてホテルに侵入するし…。

いや、それにしてもサイテーのダメ男でした。凄まじい夫婦でした。道路で罵り合った末に3人で号泣するクライマックス(?)の珍奇な味わいたるや…。

あと、ごひいきの夏帆は、いかにも夏帆って役柄で、さらりといい感じなのでしたー。

 

 

 

 

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2020年9月14日 (月)

「オフィシャル・シークレット」:葛藤と恐怖と勇気   #オフィシャルシークレット ギャヴィンフッド #キーラナイトレイ #レイフファインズ

1_20200914215701 映画『オフィシャル・シークレット』は、大江戸の2016年洋画ベストワン作品『アイ・イン・ザ・スカイ 世界一安全な戦場』の監督=ギャヴィン・フッドの新作。今回もしっかりした名作に仕上げてくれました。この監督、信頼できます。

英国内で起こった実話をもとにしたイギリス映画です。恥ずかしながら大江戸は知りませんでしたが、なるほどあの時代(2003年)の子ブッシュ政権下のアメリカとブレア政権下のイギリスでならありそうな話ですし、あったのですね。ただ本作ではあくまでも、諜報職員としてのルールを破って告発したキャサリン・ガンの心理と行動を中心に展開していきます。彼女の葛藤、彼女の恐怖、彼女の正義と勇気が、我々一人一人に「あなたならどうする?」と問いかけてきます。重い問いです。そして、多くの人が「彼女の勇気を見習いたい」と思うことでしょう。大江戸もそう思いました。こういう人がもっと多ければ、世の中もっと良くなるはずですもんね。

しかし、ポリティカルで倫理的でありながら、サスペンスフルなエンターテインメントとして良くできているのです。面白くて、骨があって、ある種の格調もある・・・『アイ・イン・ザ・スカイ』もそういう映画でしたね。

主人公が高潔なだけではなく、ごく普通の人間であり、後から自分の行動に恐れおののく(けっこうビビる)あたりも描いているあたりが、リアルですし、作品に奥行きをもたらしてもいます。そんなキャサリンを演じたキーラ・ナイトレイは、よくやりました。彼女のパーソナル・ベストでしょう。

そして、弁護士役のレイフ・ファインズは助演賞ものの見事さ! ほんのちょっとの表情の変化で、多くのことを表現し、滋味まで漂わせて、作品自体の格をも引き上げてくれました。彼がからむラスト・シーンの素晴らしさといったら!! 今年の最優秀ラストシーンかも知れません。気骨を感じさせるし、映画表現としてうまいし、ちょっと小粋でもあるのです。

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2020年9月13日 (日)

「チィファの手紙」:中国版『ラストレター』   #チィファの手紙 #岩井俊二 #ラストレター 

1_20200913230301  映画『チィファの手紙』は、岩井俊二監督が今年公開された『ラストレター』を自分自身で中国でリメイクした作品。と思いきや、さにあらず。こちらの作品は2年前の2018年に中国で公開されていたのでした。こちらの方が先行していたのです。びっくりですね。

確かに同じ物語です。そりゃ細部の変更はありますが、基本的に一緒の話で、一緒のディテールです。それを中国を舞台に、中国人の俳優が中国語をしゃべりながら演じます。確かに岩井ワールドになっています。映像のルックがそうなってます。撮影監督は『リップヴァンウィンクルの花嫁』や『ラストレター』の神戸千木。ここでしっかり岩井ワールドのルックを作ることができたのは大きいですよね(でも、かつて岩井がアメリカで撮った『ヴァンパイア』では、撮影は岩井自身なのにうまくいってたとは思えませんでしたけど)。

大江戸は『ラストレター』をかなり気に入っておりますが、こちらの作品は今一つでした。『ラストレター』は夏の映画なのに、こちらは冬の映画。そしてそれ以上に、こちらは「陰」の映画で『ラストレター』は「陽」の映画なのです。『ラストレター』の主人公(福山雅治、松たか子)や姉妹(広瀬すず、森七菜)の方が、基本的に明るいのです。そこが映画を弾ませているのです。笑えるのです。対する本作は、(暗いわけではありませんが)なんか寂しくて静けさに満ちているのです。

いやいや、それ以上に、単に観てて面白くなかったんです。それは筋立てを知っちゃっているってことだけではなくて、なんか引き込まれないし、作品が私つかんでくれなかったのです。中国の人がこれを観ると、『ラストレター』よりも面白かったりするのかなあ? 映画って不思議です。

 

 

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2020年9月12日 (土)

「ミッドウェイ」:昔ながらのハリウッド流戦争映画   #ミッドウェイ #ローランドエメリッヒ #豊川悦司

1_20200912224901 映画『ミッドウェイ』は、ドイツ人のローランド・エメリッヒ監督作品。微妙な立ち位置である彼が、この日米の戦闘を監督することで、新しい何かが生まれるかもと思いましたが、いやいや、結局はただのハリウッド流物量戦争映画でした。

むしろ、実に「昔ながらの」戦争映画って趣きです。結局は(当然ながら)アメリカ寄りだし、血沸き肉躍る戦闘シーンのスペクタクルで見せていきます。まあ、そういった意味では、エメリッヒ作品らしいとも言えるわけですが…。

ただ、豊川悦司の山本五十六をはじめ、浅野忠信、國村隼らが演じる日本の軍人たちへの(ある程度の)リスペクトが見えるのは、喜ばしいこと。ハリウッド映画にありがちな「変な日本の描写」がないことにも、好感が持てます。

でも、例によって中国資本が入っていることもあり、とってつけたような中国の描写が入っていたり(米中でしっかり握手してたり)します。部分的には、日本を恐ろしい悪役として描きたかったのかと、うがった見方が頭をかすめるほどです。

映画としても、似たような空中戦の場面が延々と続くので、かなり飽きます。エメリッヒだから、VFXの質は高いのですが、でも飽きます。

この映画ほとんど宣伝されずに、いきなり昨日公開されました。世が世なら、夏や冬のハイシーズン用の大作として公開されたんでしょうにね。特に今は、見に来てくれそうな高齢者層がコロナで出てこないですもんねー。そうはいっても、新聞やテレビといったオールドタイプの媒体をもう少し使って、その層にこの映画の存在を告知しないとダメなんじゃないかなあ。

 

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2020年9月11日 (金)

「驟雨」:昔の男って…   #驟雨 #成瀬巳喜男 #原節子 #神保町シアター

_20200911_225552_copy_732x1015 神保町シアターで原節子の特集をやってまして、成瀬巳喜男の『驟雨』(しゅうう)を観ました。これ、10年前にも観てたんですけど、大まかにしか覚えておりませんでした。でも、良い映画だということは忘れておりませんよ。

(10年前の記事はこちら↓)

http://oedo-tokio.cocolog-nifty.com/blog/2010/06/post-4cbc.html

で、やはり成瀬らしい、夫婦の機微を描く繊細なニュアンスが持ち味の映画です。原節子と佐野周二が夫婦なのですが、いやー、この時代の夫婦関係ってすごいですね。まさに、ご主人様と召使。男はなんでこんなにいばっていたのかなあ。今見ると、男性の大江戸でさえ腹が立ってしょうがないような台詞が山ほどあります(いわんや女性をや)。まあ、男は男で当時の社会規範だとか男らしさの呪縛に縛られてた結果なんでしょうけど。そして、だからこそあの奇跡のようなラストが生きたんでしょうけどね。

市井の暮らしの描写がやっぱり圧倒的にうまいんです。隣家との交流、買い物、通勤、来客の光景…。それにしても、梅ヶ丘駅の(そして周囲の)あまりの古さ(想像もつかないような昔感)には、驚きますね。1956年作品ってことは、64年前ですかー。なるほどねえ。

あとは、たくまざるユーモアの数々。そば屋が間違えてうどんを持ってきちゃうことの、そこはかとないおかしさ。原節子が糾弾されるかと思いきや…の町内会におけるオフビートな笑い。その肩すかし感。とにかく、すべてが大人感覚なんですよねー。そして、繰り返しになりますが、あの序破急の「急」みたいなラスト。その鮮やかな手つきには舌を巻きます。やっぱり成瀬巳喜男の味わい、サイコーです。

 

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2020年9月10日 (木)

「れいこいるか」:じわじわとしみる   #れいこいるか #いまおかしんじ

1_20200910224701 映画『れいこいるか』は、25年間(ほとんど)ピンク一筋だった いまおかしんじ監督初の自主製作映画であり、『キネマ旬報』などでも非常に評価の高い一本。大江戸にとっては、初のいまおか作品です。

1995年の阪神大震災からの贖罪の日々、葛藤の日々を送る元夫婦の心の旅路。正直、オープニングから2-30分は、「うーん、評判ほどでもないなあ。この感じ。あまり好きじゃないかも。」と思っていたのですが、物語が進むにつれてじわじわと良くなっていきました。じわじわと心にしみて来るのです。失礼ながら「有象無象」と言っていいような、しょーもない庶民のおっちゃんたち、おばちゃんたちの生が、その人生の機微みたいなものが、じんわ~りとした感銘を与えてくれるのです。

いまおか監督の市井の人々に対する「みんなダメなやつらだけど、愛おしい。人間っていいな。」的な優しい視線が、この作品のすべてです。それをイルカのぬいぐるみやら、巨大な鉄人28号やらに仮託して描く、そこにこそ「映画」が立ち現れるのです。

_20200910_230104_copy_800x483 それにしても今年は、『アルプススタンドのはしのほう』の城定秀夫監督といい、いまおか監督といい、ピンク界の俊英が一般映画に進出して活躍してますねえ。 

今日はアップリンク渋谷で観たのですが、いまおかしんじ監督は公開当初の新宿k's シネマでも(たぶん)毎日毎回トークショーをやっていたし、こっちに移ってからもそれは続いているようです。本日のお相手は、この作品のプロデューサーである川本じゅんき さん。想定よりはだいぶヒットしたみたいで、良かったですね。

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2020年9月 9日 (水)

「ソワレ」:社会問題を通して個を描く   #ソワレ #村上虹郎 #芋生悠

1_20200909230201 映画『ソワレ』は、’70年代の日活(にっかつ)一般映画やATG映画、その流れを汲む’80年代の一部の日本映画が持っていた香りをまとった作品。ロードムービーでもあります。アメリカン・ニューシネマの匂いもありますね。

テーマ的には社会派です。性暴力(それも近親間の)、オレオレ詐欺、介護といった問題を、社会の中のマクロ的視点ではなく、あくまでも個の問題としてミクロの視点で描き出します。今年40歳にして、本作が長編デビュー作となった外山文治監督(脚本も)は、邦洋の映画的遺産を下敷きにして、しっかりした映画を作り上げました。カメラマン(池田直矢)の手柄かも知れないけれど、海辺の二人をロングショットで捉えた絵のサイズ感は、よく見る構図よりも更に引きの絵になっていて、そこにセンスを感じました。

2_20200909232701 村上虹郎は、いかにも彼らしい役柄なのですが、対する芋生悠が新鮮。当世なかなかいないタイプで、その個性やリアリティが輝きます。今後に注目しておきたいと思います。

作品全体としては、今一つ弱いんですけど、もっと圧倒的に心を締めつけてくれたらとも思うんですけど、つまりもっと名作にでき得た可能性を夢想したりするのですが、まあこれはこれで今日び貴重なタイプの映画です。こういう作品が常に作られ続ける日本映画界であってほしいと思います。そういった意味では製作に携わった豊原功補と小泉今日子は、いい仕事をしましたね。

 

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2020年9月 8日 (火)

インターネットのクレイジーケンバンドvol.2   #クレイジーケンバンド #CKB 

_20200908_221607 今夜8時半からライブ配信された『インターネットのクレイジーケンバンドvol.2』、もちろん生(の時間帯)で見ました。無観客ではありますが、待ってました!

12曲+アンコール4曲の1時間24分ほど。剣さんのMCは少なめに、できるだけ曲を入れ込んでました。新旧取り混ぜた選曲で、『Ivory』や10月発売のアルバム『NOW』からの新曲『ヨコスカ慕情』も歌ってくれました。

3曲目は『El Diablo』。CKBの麻薬撲滅ソングですが、これ、伊勢谷友介が大麻で逮捕っていう夜のニュースに即座に反応して入れ込んだりしたんじゃないのかなあ? 今日は時々画面を小さくして、右側に出るリアルタイム・チャットを見たりしていたのですが(これも配信ライブの楽しみの一つ)、ファンの皆様も同じことを思ったようでした。

小野瀬雅生ショー(今日は『フジヤマ・キャラバン』)あり、リクエストアワーあり、剣さんグルグル(今日はマスク姿)あり、「逃げろっ!」ありと、定番の決まり事も見せてくれました。

『せぷてんばぁ』『生きる』『GT』『香港グランプリ』『もう秋になっちゃった』『ガールフレンド』と、好きな曲の数々も堪能させていただきました。ただ、今日の剣さんは歌詞忘れや間違いが多かったですねえ。還暦を過ぎて、ボケが始まったのかしらん?(ま、ライブが久しぶりってことですよね)

メンバーの元気な姿も見られて良かったけれど、相変わらずアイシャちゃんは存在感ないなあ。『GT』の時もまったくウォーキングとかポージングとかしないんだもん(愛子ちゃんの復帰はないのでしょうか??)。

いずれにしても、10月30日の日本武道館がますます待ち遠しくなりましたです。

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2020年9月 7日 (月)

「ファナティック ハリウッドの狂愛者」:怪ルックスのトラボルタが怪演   #ファナティック #ハリウッドの狂愛者 #ジョントラボルタ #ストーカー

1_20200906232701 映画『ファナティック ハリウッドの狂愛者』は、ジョン・トラボルタがハリウッドの映画オタク(しかもおそらく発達障害系の)を怪演した異色作。いや、この主人公の風体がなんともインパクト抜群。頭髪もヒゲもかなりの白髪比率で、パッツン前髪で耳のまわりを剃り上げた謎のヘアスタイル。半ズボンにリュックサックで、よたよた歩きます。第一印象からして、あまり近づきたくないオーラを放っているのです。

で、ストーカーものとしては定番の、実に普通の展開。しかも演出に巧さもアクもないので、かなり退屈(ヘンテコなトラボルタを見てるだけで飽きはしませんが)。監督のフレッド・ダーストはロックバンド「リンプ・ビズキット」のフロントマンなのだそうですが、まあ、本業専念でよろしいんじゃないですかね。

(以降少々ネタバレあり) ラストなんて、「え!?これで終わり??」って感じで、大いに物足りなかったです。なんだろ、この肩すかし感。88分とコンパクトなのはいいけど、この後にもう一山なくっちゃ、今日びの娯楽映画としては落第でしょー。脚本が練られていなかったのが、最大の敗因ってことですね。

 

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2020年9月 6日 (日)

「メグ・ライオン」:福袋で映画主演ゲットの珍作   #メグライオン #河崎実 #福袋映画 #三越伊勢丹 #日本橋三越

15993990182830 映画『メグ・ライオン』は、ただのバカ映画ではありません。日本橋三越の2019年福袋企画「あなたをSFコメディ映画の主役に!バカ映画の巨匠 河崎実監督作品」を450万円+消費税で購入したシロートのおばさんが主役なんです。福袋で映画作って劇場公開なんて、前代未聞です! 52分、都内では2館のみの公開(ちなみに特別料金1,000円均一での公開)。でも超珍品には違いなく、大江戸としては観ないわけいにはいかないってところです。のちのち自慢できるってもんです。

なにしろ、この長谷摩美さんっって人、(言っちゃあ悪いけど)本当に冴えないおばさんなんですが、主役(とはいえ、中盤は出番なしですが)だし、エンドタイトルには「製作」でも名前が出て来るし、トンデモ映画史上に名を残すことになるし、500万近くを投げうった甲斐があったってもんです。まあ考え方次第ですが、少なくともホストに500万貢ぐよりいいじゃないですか。

企画協力は三越伊勢丹。三越の映画というと『燃える秋』(1978年)がありますが、えらい違いですね。

で映画の方は、いやー、しょーもなかったです。今年は『三大怪獣グルメ』も公開された河崎実監督ですが、あの作品に比べると明らかにやっつけ仕事(まあ、あの作品も人によっては「やっつけ仕事」というかも知れませんが)。一応何とか小一時間の映画にしましたって感じで、それでさえ長く感じられるほどでした。予告編でも見て、そのバカバカしさの一端をご確認ください↓

https://youtu.be/E4DpJ_LU5aY

そもそも、ラブコメの女王であるメグ・ライアンをもじった『メグ・ライオン』ってタイトルからして、なんだこりゃー!ですよね。

 

 

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2020年9月 5日 (土)

湘南、神戸とドロー   #ベルマーレ #湘南ベルマーレ #湘南対神戸

15993065486502 久々の生観戦。BMWスタジアムでの湘南-神戸です。8月にはニッパツでの横浜FC戦も、味スタでのFC東京戦もあり、通常の年ならどちらも行ってたのですが、何しろまだアウェイの観客は入れない措置なので、どちらもダゾーン観戦となりました。

で、神戸戦。一昨年も昨年もチケット売り切れだったり、公私の事情だったりで観戦できなかったのです。でも今年こそはイニエスタ見られるぞ!と思ってたら、なんと(故障は治って前節出てたのに)ベンチ外。まあ、活躍されても困るので、良しとしましょう。

15993065251940 神戸は水曜にルヴァン杯を戦って(0-6で川崎に惨敗して)中2日(しかも移動あり)。対する湘南は先週の鳥栖戦が(サガンのクラスター発生の影響で)なくなったので、中2週間。どう考えても勝てる試合だし、勝たなきゃダメです。

15993066934445 只今、クラウドファンディングを絶賛実施中のベルマーレは、入場時に全員がクラファンのリターンアイテムである2000年の復刻ユニフォーム(背番号なし)を身に着けての登場。復刻と言っても衿付きで縦縞という特徴以外は、現代風にアップデートされています。もちろん試合開始前に脱ぎました。

15993067028826 で、試合は惜しくも1-1のドロー。久々の勝ち点1は獲得できましたが、うーん、勝てる試合でしたよねえ。ハードプレス&走力の湘南スタイルが復活しておりました。前半には岩崎のシュートがゴールを揺らしただけに(オフサイドでした)、きわどいチャンスもあっただけに、残念です。

15993067093867 後半早々に先制しながら、その3分後に失点して追いつかれたのも、よくあるパターン。反省しなければならない点です。

でも大岩も石原広教もゴールへ向かう意識が高くて、それが(二人が絡んだ)得点に結実しました。あと、後半に投入されたDF田中、MF平松、FW根本という若手が健闘し、今後を期待したくなりました(平松、根本は現役大学生で、今日がJリーグ・デビュー)。

湘南らしい泥臭さとがむしゃらさが帰ってきました。大丈夫!次こそ勝てますとも!!

15993067483079 今日の座席はバックスタンド側アウェイの6ゲート、コーナーフラッグ寄りの前から2列目。普段なら入れない所(アウェイ席)ですが、今は全席ホーム・サポのみですから、珍しい体験もできるってもんです。ただ、今はまだアルコールが解禁されていないので、夏場のスタジアム・ビールが楽しめなかったのは、実に残念です。

それと、隣に企業の団体動員みたいな方々が陣取っていたのですが、サッカーにあまり興味なさそうで、ろくに試合を見ずに関係ないおしゃべりばかりしていて、かなりイライラしました。「居酒屋でやってくれ」と言いたいところですが、今はそれもしにくいんでしょうからねえ。でも、スタジアムではrespectを持って試合を見ましょうね。

 

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2020年9月 4日 (金)

ヴィヨンのバウムクーヘン「ヴィヨネット」   #ヴィヨン #桜新町ヴィヨン #ヴィヨネット #バウムクーヘン

15971528354681 桜新町にあるバウムクーヘンの名店「ヴィヨン」が、新宿の京王百貨店に期間限定で出店していたので、2回利用させていただきました。大江戸はヴィヨンのバウムクーヘンが大好き。バウムクーヘン界の最高峰だと思っています。

15971528185060  で、今回は変わり種を買ってみました。「ヴィヨネット」という名の壺型バウムクーヘンです。こちらは緑の箱入り、『青りんごのヴィヨネット』。リンゴゼリーが中央に入っているのです。箱の色も青りんごのイメージなのですね。でも、これ8月の暑いさなかに買ったので、リンゴのへたや葉っぱにあたる部分が溶けちゃいましたー(これも良い材料を使えばこそ)。

15972102633520 壺を二つに切ってみれば、ご覧の通り。芯の部分がりんごゼリーってわけです。ここだけ見ると、かなり「シベリア」風ですね。

で、食べてみると・・・ん? こんなはずでは…ってほど、バウムクーヘン自体がパサパサと乾燥していて、お味も今イチ。中のゼリーもさほどうまいわけではありません。しかも、味が強いだけにバウムの方が負けちゃいます。うーん、おかしいなあ。

15971529842642 箱の中には、解説やお墨付きの印刷物が5種類も! 左上から時計回りに、壺(花器)型バウムクーヘン誕生の物語、カルピスの高級発酵バターを使ってますの証書、「しんたまご」を使ってますの証書、3種のヴィヨネットの解説、バウムクーヘンのカタログ です。「しんたまご」ってなんでしょね?「シン・ゴジラ」とか「シン・エヴァンゲリオン」の仲間でしょうか? それにしても、これだけいろいろ入っていると、いかにも由緒ありげでありがたい気がしてまいります。

 

15989649119700 さて、もう一つは『木苺のヴィヨネット』です。こちらは木苺(ラズベリー)イメージの赤い箱です。この箱、リボン付きで、なかなか良いですよ。再利用できます。しかも、赤と緑が揃ったので、ちょっとクリスマスっぽくもあります(緑が淡すぎるけどね)。

15989649208441 外見はやはり、見事に壺。古美術店のようです。そしてこちらも芯には木苺ゼリー。そして、感想は青りんごと同じ。うーん、残念なことです。やはり、こいつは「ネタ」としての楽しさであって、味わいはプレーンのバウムクーヘンに尽きるってことでしょうか。

15989649304242 ヴィヨネットには実はもう一種類、「洋ナシ」があるのですが、そこまで手を出すのはやめときました。洋ナシは用なしになりました。

15989649930764 どうでもいいけど、断面が玉ねぎっぽい気もいたしますね。そして、木苺ゼリーをよく見ると、赤くてキレイじゃありませんか。ま、ドス赤いので、づけまぐろみたいでもありますが…。

 

てなわけで、次回のチャンスには王道バウムクーヘンを買うと、心に決めたのでありました。

 

 

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2020年9月 3日 (木)

CKBの『FLYING SAUCER』を今さら聴く   #CKB #クレイジーケンバンド #FLYINGSAUCER

15991394382830 クレイジーケンバンドの2013年のアルバム『FLYING SAUCER』(初回限定版:CD+DVD)を中古で購入し、聴き込んでおります。これ以降は全部聴いているので、さかのぼっている感じですね。全21曲76分という大作ですが、ま、いつものことであります。昭和歌謡からラテン、アジア、ヨーロピアン、ロック、ファンクなどなど、ジャンルのバリエーションはいつも以上。

ヒット曲、有名曲は入っていないかも知れないけど、これはこれで楽しく堪能できます。大江戸の好みとしては、『地球が一回転する間に』『Hey Que Pasa?』『7月14日』『ま、いいや』あたりですね。『ま、いいや』の哀愁のファンク感とか、その歌詞の「清濁併せ呑んで それでも聖(きよ)くありたくて」とか、いいですねー。やるせない諦念も含めて、『ガールフレンド』的世界の延長線上と言えましょうか…。

で、おまけのDVDは7曲入りのMV集。『ガールフレンド』『1107』『不良倶楽部』『ま、いいや』など2009~2013年の曲。これまたそれぞれ眼福なのでありました(既に見ていたものも多いけど)。

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2020年9月 2日 (水)

のんのオンライン・ライブを見逃し視聴   #のん #のんお家で観るライブ #KAIWARECORD

15990552595640 緊急事態宣言以降毎月のように行っている「のん」の有料オンラインライブ。大江戸も第1弾、第2弾は見たのですが、7月の第3弾は公私の事情により生で見られず&3日間の見逃し配信期間を逃してしまいました。残念。 今回は『のん お家で観るライブ3.5-KAIWA(RE)CORD3周年記念』と題しての公演。8月29日にライブ配信されて、やや長めの1時間50分ほどでした。

で、大江戸は今回も生では見なかったのですが、見逃し配信期間が1週間と延びたので、余裕で(2日に分けて)鑑賞いたしました。

いつもの通り、のんとギタリストのひぐちけいによる演奏とおしゃべり。今回はKAIWA(RE)CORDの3年の歩みを振り返って、時系列で思い出を語りながら、折々の代表曲を披露するという趣向。『タイムマシンにお願い』から『この街は』までを、アコギとエレキを取り混ぜながら、ツインギターで聴かせてくれました。そして、今回はのんのおしゃべりもなめらか。彼女のミュージシャンとしての3年間と、バンドや周りの人々との思い出の数々に、すっかり饒舌になったようです。

まあ、なんかほっこりします。次回もやっぱり見ちゃうんでしょうね。

 

 

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2020年9月 1日 (火)

今日の点取占い305   #点取り占い #点取占い

15989700476840 海中公園を見に行ける   6点

 

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