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2020年9月27日 (日)

「東京の恋人」('52):勝鬨橋の開閉を見よ #東京の恋人 #原節子 #三船敏郎 #勝鬨橋 #勝どき橋

_20200921_180316_copy_768x1170 神保町シアターの原節子特集で先日、映画『東京の恋人』(1952)を観ました。戦後7年たった東京は、既に何事もなかったかのように活気のある「普通の都会」です。銀座界隈を中心にオフィス街もあれば、掘っ立て小屋があるような空き地もあるという、昭和中期の風景です。日本橋高島屋の屋上なんかも出てきました。

で、この作品の見どころと言ったら、何と言っても「勝鬨橋の開閉シーン」。序盤にも後半にも登場しますが、よくぞ映画に残しといてくれました。こうやって車や人を停めて、こうやって開閉していたってことが一目瞭然です。小生は原節子はあまり好きではないので、このシーンを見たくて鑑賞した次第です。

物語自体は、なんだこりゃあ?的に他愛のない、リアリティの薄いものです。でも、三船敏郎の魅力でもたせます。それにしても、この頃の三船はヨーロッパ的でセクシーな二枚目ですねえ。そして、森繁久彌と清川虹子のコメディ部分で笑わせるのですが、一方では人が亡くなる死病ものでもあるので、笑っていいんだかなんだか、どうにもこうにもとっちらかっています。死がそんなに珍しいものじゃなかった時代ってことなんでしょうかね?

 

 

 

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