「映像研には手を出すな!」:独特の世界を広い層に向けて #映像研には手を出すな #乃木坂映画 #英勉 #齋藤飛鳥
映画『映像研には手を出すな!』は、まあ乃木坂映画なんですけど、人気の原作マンガ~TV版アニメ~TVドラマを経ての映画版(しかもコロナ禍による公開延期を経ての)公開です。
マンガもアニメもドラマも見ていない大江戸にとっては初めて接する世界であり、しかも乃木坂46についてもほとんど知識がないもんで、語る言葉を持ちません。ヘタに語ると、いろいろ突っ込まれそうだし。でも、まあ面白く観ることができました。英勉監督が、広い層の観客が見やすいようにまとめてます。
正直なところ齋藤飛鳥以外の二人は知らなかったのですが、3人の持ち味の違いを生かしてましたね。齋藤はクセの強いコミュ障のオタク役を、「アイドルがここまでやっていいんですかい?」的な振り切れ肩で演じておりました。あとの二人は高校生には見えないんですけど、ゴリゴリのプロデューサー役の梅澤美波が大仕事を終えたところに、『七人の侍』風劇伴が流れるあたりには、ニヤリとさせていただきました。
ロボットをめぐる映像や、終盤の重要な要素である音響効果(『ようこそ映画音響の世界へ』みたいでした)も良かったです。
この作品、浜辺美波、福本莉子、赤楚衛二と、実写版『思い、思われ、ふり、ふられ』の主演4人のうち北村匠海を除く3人が(そんなに大きな役ではないけど)出てるんですよね(浜辺はこなり変わった役です)。エンドタイトルで見て、ひえ~となりました。たまたまなんでしょうけど、どうせなら北村も出てほしかったなあ。
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コメント
こんにちは♪
本作は紛れもなく、乃木ヲタとアニヲタの囲い込み作品ですね。
一応はアニメ版もTVドラマ版も観ていて期待していたところで
はあるんすけど、かなりの割合で前者で囲い込まれたクチです。
かなりクセの強い作品を英勉監督は広い層の観客が見やすいよ
うにまとめていたと、言われてみれば確かにと思わされました。
ホントこういう作品はヘタに語ると乃木ヲタとアニヲタの両方
のガチ勢から叩かれることもあるから語らない方がイイのかも
しれませんね♪ (゚▽゚)v
投稿: 風情☭ | 2020年9月28日 (月) 23時19分
風情さん、どうも。
そうなんです、ヘタに語ると・・・ 。「映像研には手を出すな!」には手を出すな!ですね。
投稿: 大江戸時夫 | 2020年9月29日 (火) 12時01分