「ファナティック ハリウッドの狂愛者」:怪ルックスのトラボルタが怪演 #ファナティック #ハリウッドの狂愛者 #ジョントラボルタ #ストーカー
映画『ファナティック ハリウッドの狂愛者』は、ジョン・トラボルタがハリウッドの映画オタク(しかもおそらく発達障害系の)を怪演した異色作。いや、この主人公の風体がなんともインパクト抜群。頭髪もヒゲもかなりの白髪比率で、パッツン前髪で耳のまわりを剃り上げた謎のヘアスタイル。半ズボンにリュックサックで、よたよた歩きます。第一印象からして、あまり近づきたくないオーラを放っているのです。
で、ストーカーものとしては定番の、実に普通の展開。しかも演出に巧さもアクもないので、かなり退屈(ヘンテコなトラボルタを見てるだけで飽きはしませんが)。監督のフレッド・ダーストはロックバンド「リンプ・ビズキット」のフロントマンなのだそうですが、まあ、本業専念でよろしいんじゃないですかね。
(以降少々ネタバレあり) ラストなんて、「え!?これで終わり??」って感じで、大いに物足りなかったです。なんだろ、この肩すかし感。88分とコンパクトなのはいいけど、この後にもう一山なくっちゃ、今日びの娯楽映画としては落第でしょー。脚本が練られていなかったのが、最大の敗因ってことですね。
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