「ライフ・イズ・カラフル! 未来をデザインする男 ピエール・カルダン」:凄い人 #ライフイズカラフル #ピエールカルダン #映画カルダン #高田賢三
映画『ライフ・イズ・カラフル! 未来をデザインする男 ピエール・カルダン』は、今年98歳のカルダンのデザイナー人生を追ったドキュメンタリー。オーソドックスな作りですが、面白くて目が離せません。
カルダンって、大江戸の幼き日からライセンス商品がやたらとあって、ロゴ入りのタオルとかスリッパとかしょーもないものも多かったために、低く見ておりました。大丸なんかでオバチャン服として大きく扱っていた印象もあったので。でも、やっぱり凄い人だったんですね。
広告にも出ている彼の5大業績に驚きます。1.プレタポルテを牽引して、ファッションを大衆のものにした。 2.世界で初めてメンズ・コレクションを打ち立てた。 3.時代に先駆けて、日本人や黒人のモデルを起用。 4.ライセンス契約を導入して、メチャメチャ多くの商品をデザインした。 5.社会主義の中国やソ連でファッションショーを敢行。 ね、凄いんです。こういったことを教えてくれるドキュメンタリーなので、面白くないわけがありません。
その人生を証言するメンバーも豪華。ナオミ・キャンベル、シャロン・ストーン、ジャン=ポール・ゴルチエ、フィリップ・スタルク、アリス・クーパーらに加えて、日本からも高田賢三、森英恵、桂由美が登場してカルダンを語りますし、来日時の様子や文化服装学院の授業なども描かれています。
それはそうと、ケンゾーさん亡くなっちゃいましたね(新型コロナで/享年81)。このインタビューでも元気ですし、数か月前の『ぴったんこカンカン』でもパリの自宅で元気な姿を見せておられたのに…。今年はカンサイさんもケンゾーさんも鬼籍に入られました。なんて年でしょう。
カルダンじいさんは、映画で見る限りまだまだお元気そうです。仕事もしてます。凄いなあ。
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