国立劇場の10月歌舞伎 #国立劇場 #ひらかな盛衰記 #幸希芝居遊 #松本幸四郎
国立劇場で歌舞伎を観ました。コロナ騒動が始まって以来、初の観劇です。ってか観劇自体昨年の11月以来と、ほぼ1年ぶりでした。
第一部を観ましたが、出し物は『ひらかな盛衰記 -源太勘当-』と『幸希芝居遊(さちねがうしばいあそび)』。前者は時代物、後者は新作舞踊劇。 劇場はコロナ対策で、一つおきの着席。第一部も第二部も演目は2つずつで、30分の幕間を入れて2時間30分と、通常よりも短くなっております。また長唄や三味線の方々は、特製の長く垂れた黒マスクを着用しておりました。
『ひらかな盛衰記』は、中村梅玉、中村扇雀、松本幸四郎らによる葛藤も人情味もあふれる作品。衣装がなかなか華やかで、他の段も見たいと思わせる作品。
『幸希芝居遊』は、コロナで劇場が閉まって歌舞伎ができなかった日々を江戸時代に置き換えて、歌舞伎の名場面のパロディーやオマージュとして、芝居の素晴らしさをうたい上げた作品。松本幸四郎が大活躍で、コミカルな楽しさとビューティフルな歌舞伎愛に満ちて、最後の華やかさなどは眼福でした。
いつも通りイアホンガイドをしての鑑賞。2階席ではありましたが、花道もまあまあ見えて、久々の舞台鑑賞を堪能できました。
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