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2020年12月 5日 (土)

「シカゴ7裁判」:極悪裁判長に腹が立って…   #シカゴ7裁判 #アーロンソーキン #裁判映画

1_20201205225101 映画『シカゴ裁判』は、ネットフリックスの配信作品ですが、「配信で見たのなんて映画鑑賞とは言えねえ!」と思ってる大江戸は、アップリンク渋谷で上映しているのを観ました。まあ、もともとパラマウントが作ったのだけど、コロナで公開できずにいて結局ネトフリに売ったってことのようです(何としても大統領選の前に公開したかったという意向もあったようです)。

『ソーシャル・ネットワーク』や『マネーボール』の脚本家にして、『モリーズ・ゲーム』で監督デビューも果たしたアーロン・ソーキン(脚本・監督)の見事なアメリカ映画です。時代は半世紀以上前の1968年、実話に基づく物語です。裁判映画、特にアメリカの裁判映画にハズレなしってのは、大多数の人が認めるところでしょうけれど、本作も裁判をたっぷり描きながら…というか、ほぼ裁判ばかりを描きながら、2時間10分を一気に駆け抜けます。飽きさせません。ところどころに回想場面をはさみながら進行させていく脚本が、やっぱり上出来なんですよね。

あとはエディ・レッドメイン、マーク・ライランス、ジョセフ・ゴードン=レヴィット、サシャ・バロン・コーエン、マイケル・キートンら芸達者を配置したキャスティングも良いのですが、裁判長役のフランク・ランジェラが本当に憎々しくて、近来の悪役ナンバーワンと言っても過言ではありません。権力を盾に、いや自分の意のままに悪用するあまりの不公平さに、腹が立ってしょうがありませんでした。強力な悪役を用意して、主人公たちを散々な目に遭わせておいて、最後にひっくり返す。まあ、常套のドラマツルギーではありますが、やはり心を動かされるものがありますね。こういう娯楽性と社会正義の融合が、アメリカ映画の長所であり、リスペクトすべきところなのです。

 

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コメント

俳優陣、皆ほぼ全員躍動してましたね!


<配信で見たのなんて映画鑑賞とは言えねえ

私もそう思っていたのですが、コロナ禍を境に....

投稿: onscreen | 2020年12月 6日 (日) 08時58分

おお、onscreenさん、どうも。
でも、配信だと「onscreen」じゃなくて「onmonitor」になっちゃいますですよ。

投稿: 大江戸時夫 | 2020年12月 6日 (日) 22時59分

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