「逃げ恥」新春スペシャル #逃げるは恥だが役に立つ #逃げ恥新春スペシャル #恋ダンス
TBS『逃げるは恥だが役に立つ ガンバレ人類! 新春スペシャル!!』(2時間半枠)を見ました。このドラマは、リアルタイムでも見て、昨年の緊急事態宣言下の再放送(ムズキュン特別編)も全話見ましたが、今回のスペシャルにはその輝きが色あせておりましたねえ。
(これまでの当ブログの『逃げ恥』記事はこちら ↓ )
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なんか、シリーズでも終盤にみくりが見せたややこしい「小賢しさ」が、全編を覆っている感じなのです。まあ、この作品はそこが重要ポイントで、原作も野木亜紀子脚本も、そういったオトコ社会への問題提起や告発の部分をとても大切にしているってことはわかりますが、でもねえ…。今回のスペシャルでは、そこらへんの主張がマナな形で次々と出てきて、シリーズ放映時の絶妙のバランス=笑ったりキュンキュンしたりさせておいて、その中に巧妙にフェミニズム的な主張も入れ込んでいく とはだいぶ色合いが違うのです。だからと言ってそれに文句をつけると、「やっぱり男はわかっていない」とか「遅れた差別主義者」だとか思われてしまいそうなのが、辛いところです。実際、本シリーズよりもギャグやお遊びや娯楽性は減少してますからね。その代わりに(日本)社会への問題提起が強くなっているのです。プラス、新型コロナ禍下のあれこれも、ストレートにぶっ込んできました。
みくりも平匡もかなり面倒な方々で、「何もそこまで」と思うぐらい、社会やコミュニティとの折り合いのつけ方が下手くそ。でもまあ、そういう極端なキャラクターでないとマンガやドラマにならないんでしょうね。でも魅力的なキャラクターからは、離れて行っちゃった気がするなあ…。 外見的には、星野源は4年前からほとんど変わっておりませんが、新垣結衣は時の流れを感じさせるというか、30代の顔になっておりました。
そして最後には、待ってました!の「恋ダンス」新撮ロングバージョン! スモーキーグリーンのセーターを着たガッキーをはじめ、キャストの皆さんが新たに踊ってました。これまで無かった部分の振り付けも追加されたバージョンで、最後の方ではキャストたちの苦戦ぶりも披露されてます(笑)。 ま、これが最後にあるおかげで、すべてオッケーになってしまいました。おそるべしですね。
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