「AWAKE」:また出た!吉沢亮の陰キャ #AWAKE #将棋映画 #吉沢亮
映画『AWAKE』は、第1回木下グループ新人監督賞グランプリ受賞作の映画化。将棋の棋士とコンピューターの将棋プログラムをめぐる実話にインスパイアされた物語です。
藤井聡太くんの活躍などによる将棋ブームの中で、近年やけに将棋映画が増えてますが、この作品も(タイトルやポスターのイメージとは違って)かなりガチに将棋映画です。むしろちゃんと将棋の手を見せていくことにおいては、トップクラスではないでしょうか?(と言っても、大江戸の場合どんな手を見せられても、さぱりわからないのですが…)
その上、コンピューターを絡ませているのでかなりの変化球。さらに主人公の吉沢亮がかなりの変人を演じるあたりも変化球です。吉沢亮も今年は『青くて痛くて脆い』『さくら』に本作と、全部陰のある暗いキャラ。キレイな顔が邪魔なんですかね、抗ってます。実際この作品のために、かなり体重を増やしたそうですから。
対する若葉竜也って、いつも地味め暗めで、なんかもやもやした人なんですけど、割といろんな監督に使われてますよね。でも、どうにもインパクトに欠ける人です。
作品自体はまずまず面白いのですが、傑作とかの領域ではないですよね。でも、オリジナル作品ってところは評価してあげましょう。女性の扱いとかはいかにも「添え物」なんですけど、落合モトキ演じるコンピューター・プログラムの師匠(部の先輩)とか、主人公と父親の関係なんかは良く描けていました。
試合で将棋ロボットくんが礼をする様が、なかなかかわいかったです。そしてラストもチャーミングでした。
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