「石岡瑛子 グラフィックデザインはサバイブできるか?」展<後期> #石岡瑛子 #石岡瑛子展 #ggg #コヤニスカッティ
銀座グラフィックギャラリー(ggg)で展覧会『石岡瑛子 グラフィックデザインはサバイブできるか?』の後期(~3/19)を観ました。後期は「グラフィック・アート編」ってことですが、前期・後期とも出ていた作品もありますし、1Fの展示(真っ赤な空間に石岡の言葉)は全く同じ。湾曲スクリーンに映っていた映像は一応違っていたかなあ。
(前期の記事はこちら ↓ )
http://oedo-tokio.cocolog-nifty.com/blog/2020/12/post-d838ce.html
後期になってからずっと仕事が忙しくて来られず、ここ2週間ぐらい毎日「今日こそは仕事を早めに終わらせて駆けつけねば」と思いつつ、結局果たせずにおりました(gggは午後7時閉館)。しょうがないので、仕事が休みの土曜日に馳せ参じた次第(実は2週ほど前の日曜に来たら、休館だったってこともありまして)。
そしたら、何ということでしょう。入口前にガードマンが立って、入場制限を行ってました! こんなggg、見たことない! しょうがないから10人ぐらいの列について、10分ぐらい待って中に入り、少し待ってから検温・消毒を行い整理券をもらいました。1Fの展示を見ながら15分ぐらい待って、番号順にB1の展示場に通してもらいました。
地下の展示場は前期と共通する作品もありましたが、コッポラと組んだ映画の仕事(ポスター)とか、丸い耳のネズミを使った「HIROSHIMA APPEALS」のポスターとかも紹介されておりました。そもそも、東京都現代美術館の石岡展も観たものですから、ここの前期にどれを観てどれを観てないんだかわからなくなりかけてます。
(都現美の石岡展はこちらの記事 ↓ )
http://oedo-tokio.cocolog-nifty.com/blog/2020/12/post-64682a.html
でも嬉しかったのは映画『コヤニスカッティ』のポスターと久々にご対面したこと。これは都現美にもなかったと思います。この映画好きだったんですよー。フィリップ・グラスの音楽、サイコー! シネヴィヴァン六本木で観た後、レーザーディスクで繰り返し追体験したものです。
そして、フランシス・コッポラの『ドラキュラ』のポスター。何種類か作ってますが、中でも闇に光る血走った眼球ビジュアルの連作が圧巻です。コワ過ぎスゴ過ぎ! この映画、コッポラとしては失敗作だというか、いわば「石岡さんの勝ち」ですね。
やっぱり今度も石岡さんのパワー、迫力に圧倒された感じです。テレビ『日曜美術館』や『美の巨人たち』放映の影響もあるのでしょうが、むしろ石岡さんの凄さを受け止めた若い人たちがSNSで広げた人気のような気がしました。本物は時を超えて伝わりますからね。
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