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2021年4月 9日 (金)

「たのしめてるか。湘南ベルマーレ2020フロントの戦い 問われる真価」   #湘南ベルマーレ #たのしめてるか #ベルマーレ

Dsc_01845_copy_600x819 『たのしめてるか。湘南ベルマーレ2020フロントの戦い 問われる真価』(水谷尚人、池田タツ・産業能率大学出版部)は、2016、2018と続いてきたシリーズの第3弾。規則正しく2年ごとに発行されていますね。サポーターとしては、興味深くもちゃちゃっと読めちゃう本です。

今回は2019シーズン後半のパワハラ問題~コロナ禍というドラマチック要素があったため、そこを中心に2019、2020シーズンのベルマーレの戦いを主に裏側、つまりチーム関係者の側から描いていきます。浮嶋敏監督、真壁潔会長、高橋修(サポーターのコールリーダー)、島村毅、坂本紘司スポーツダイレクター、水谷尚人社長らの目から見た苦難の日々を、インタビューを多用しながら構成してあります。

だいたいは「ああ、そうだったよねえ」で、たまに「へー、そうだったのか」が入る感じ。昨年の連敗はやはり従来の湘南の「とにかく縦に早いカウンター・サッカー」から、「従来にプラス、遅攻も織り交ぜたサッカー」への変更において選手間の考え方に差があり、なかなかうなくいかなかったってあたり、「ああ、やっぱり」って感じでなるほどなるほどでした。

監督はじめフロントの方々、負けが込んでくるといつもネットの掲示板なんかでボロクソ言われてますが、これを読むと、かなり擁護した書き方になっているので、両者を合わせるとバランスの良いものの見方ができるような気がします(てか、大江戸はもともと擁護派ですけど)。

毎回思いますが、なかなか勝てないし、毎年良い選手から引き抜かれるし、お金はないし、それゆえに技術の高い優秀な選手は(日本人、外国時共に)なかなか取れないし…。それでも経営、裏方、選手、スタッフ、サポーター、関係者一同が一体となって奮闘しているし、だからこそ応援してあげたくなる魅力を持った特殊なクラブ、それがベルマーレなんですよね。そういった苦労も含めて、「たのしめてるか。」ってことでしょうね。

 

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