ベルマーレ本「縦の美学Ⅱ」 #縦の美学 #湘南ベルマーレ #湘南スタイル
4月に『たのしめてるか。2020』を紹介(↓)したばかりですが、またも出ましたベルマーレ本。
http://oedo-tokio.cocolog-nifty.com/blog/2021/04/post-52e18d.html
その名も『湘南ベルマーレ 縦の美学Ⅱ』。そう、2013年に出た『縦の美学』(↓)の第2弾です。
http://oedo-tokio.cocolog-nifty.com/blog/2013/12/post-f17e.html
第1弾は96ページとかなり薄い本でしたが、今回は倍近い184ページとそこそこあります。でも(書店ルートに流通させるための)バーコードはついておらず、価格も入ってません。きっと関係者やメディアに配ったり、営業用に使ったりするのでしょうね(小生はベルマーレの通販サイトで買いましたが、あとは地元やスタジアムで売ってるようです)。
ベルマーレの歴史やサッカー哲学=縦の美学に関する章に加え、浮嶋敏監督をはじめ、アカデミーダイレクター、育成統括部長、U-12統括、坂本紘司スポーツダイレクターらがベルマーレのサッカーを語る章、齋藤未月・石原広教・田中聡らアカデミー出身選手のインタビュー、水谷社長、眞壁会長の言葉といった内容です。
浮嶋監督の就任以来、従来の「球際で負けずにボール奪取したら走力を生かしてゴールに迫る、縦に早いサッカー」から、次のステップへの進化を目指していますが、今期はそれが形になって来ました。ベルマーレのサッカーの定義が従来より複雑になっていますので、それを解き明かして共有するためにも必要な本なのです。明文化して共通認識にするということは、ブランドを守るうえで最も大切なことなのです。
「湘南スタイル」は、もともとは運営予算が小さく、タレントの少ないクラブが、何とかして勝つための工夫から生まれて来たものだと思います。でもそれはこのクラブの個性(ブランド)として、チームとサポーターと地元を結びつける哲学として、形を少しずつ変えながら進化しています。これからも末永く継承され続けていくことでしょう。
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