「SNS 少女たちの10日間」:不快なネットの闇 #エスエヌエス少女たちの10日間 #映画エスエヌエス
映画『SNS 少女たちの10日間』は、チェコの衝撃的なドキュメンタリー。観ていて、思ったよりもダメージを食らいます。なんか、ずーっと不快で、醜いものと恐ろしいものを見せつけられている感じで、なんか犯罪現場に立ち会っているような不安な気分になるのです。
まさに「ネットの闇」であり、こういう世界は当然想像していましたが、でも現実の映像として見ると、かなりショッキングですし、キツイです。画面越しの男たちの顔にボカシがかかり、目と口だけが見えるという映像(顔)がとても不気味なので、それを見続けることに非常な緊張感が伴うのです。
(以降少々ネタバレあり) それだけに「心の清らかな正しいイケメン君」の登場には、女優さんや現場のスタッフと同じように感動してしまうのですが、一方であまりにも「白馬の王子」的なので、ちょっとシャクですね。
クライマックスの直撃シーンは、緊張するとともに変態おじさんの逆ギレに口あんぐり。うーむ、凄い開き直りです。 いずれにせよ、これはチェコだけの話ではなく、世界中で同じように存在する問題のはずですから、それぞれの国で同様の手法で作られてもいい作品だと感じました。きっとお国柄が出るんでしょうねえ。
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