松原のお富士さん #松原のお冨士さん #富士塚 #冨士塚 #全国オートバイ総本社 #お百度
ゆるジョグをしている時にたまたま見つけたのですが、京王線の代田橋と明大前のぐらいに、「松原のお冨士さん」なる神社がありました。
住宅地の中に突然現れるし、駅と駅の間の地味な場所なので、驚きました。有名でもないので、タウン情報としてお目にかかった記憶もないし…。神道扶桑教というところの神社のようです。
立て看板によると、神道扶桑教の起源は元亀3(1572)年にまで遡るそうで、冨士山や冨士講とは深い関わりがあるようです。
もともとは明治時代に芝神明町(浜松町)に建立されて、この地に移転したのは大正8(1919)年だそうです。その頃は今よりも高い10mほどの立派なお冨士さんだったようです。現在は推定4m程度でしょうか。
先ほどから「お冨士さん」とか「冨士山」とか書いてますけど、この看板などでは点のある「富士」ではなく「冨士」という表記を使っているので、それに倣いました。
本殿の右手前、枯山水の奥に冨士山があります。品川神社や千駄ヶ谷の鳩の森神社や中央区湊の鉄砲洲稲荷神社同様、火山岩を積み上げた築山です。
看板の写真を見ると、昔は信者が登ったりしていたようですが、今は登れない(入れない)ようになっています。
麓に穴が開いていて、奥に何かあるのが見えますが、何なのかはよく見えませんでした。
そして、向かって右側の頂上手前には神様の祠があるのでした。いやー、ありがたいありがたい。
この境内には、入口のすぐ右側に「道開社(みちびらきしゃ)」なるものがあって、なんと「全国オートバイ総本社」という札が立っておりました。そうかー、全国のバイカーたちが安全を祈願しに来たりするのでしょうかねえ。
反対側、入口の左手には「百度」と刻まれた岩の碑が立ってました。中国の検索エンジン「百度(バイドゥ)」のことではありません。「お百度を踏む」ってやつですね。本殿でお参りして、この石まで戻って来て、ってのを百回繰り返して願いを叶えようとするわけですね。でも、夜中とかにそういう人を見ちゃったら、・・・気まずいというか、むしろコワイですよね。
そして後ろに立ってる木も、いかにも年代物で、ゴツゴツ&ひねりが入っていて、いい感じに苔むしてました。
いやー、なかなかではないですか。なんで皆さん、ネタにしないんだろう? かなり興味深い名所でした。
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