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2021年6月29日 (火)

「キャラクター」:上出来のサイコキラーもの   #キャラクター #映画キャラクター #菅田将暉 #小栗旬 #Fukase #高畑充希 #松田洋治

1_20210629135901 『キャラクター』は、珍しやマンガも小説も原作ではない映画オリジナル作品。東宝×フジテレビというメジャーな座組なのに、血糊多めですし、かなりハードなゴア描写もあります。でも娯楽映画としての出来は、かなり良いと思います。設定や展開には少々強引なところや、それは警察が黙っていないでしょう的なところもありますが、テンポ良く駆け抜けていくので、気になりません。

ミステリーとして、サスペンス・スリラーとして、観る者を飽きさせない筋立てですし、描写力も確かなものがあります。菅田将暉や小栗旬のキャラクターや芝居も、なかなか見ごたえがあります。それにしても、あの小栗がらみの意外性のあるシーンにはビックリしました。

(以降少々ネタバレあり)でもサイコキラー役のFukaseの演技は、(きっと褒める人もいるんでしょうけど)やっぱり素人でした。ありがちな芝居になっていて、狂気の凄みが伝わって来ないのです。やはりそこは残念でした。最近この手の役が多い成田凌だったら、あるいは染谷将太だったらどう演じたろう?と思いました。

それと、紅一点の高畑充希の設定があまりにも「か弱き女性」のステレオタイプで、大変な状況でただただオロオロしたり泣き叫んだりするだけで、ちょっと古いよなあと感じちゃいました。

さらに、TV版『家族ゲーム』などに出ていたあの松田洋治が、もの凄く貧相・悪相な容疑者役になっていて、ビックリしてしまいました(エンドロールで気になって調べて、彼と分かりました)。いやー、現在53歳ですか。変われば変わるものです。

美術(杉本亮)もいい仕事していたことを、付記しておきたいと思います。

 

 

 

 

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