「アメイジング・グレイス アレサ・フランクリン」:聖なるオバチャン #アメイジンググレイス #アレサフランクリン #映画アメイジンググレイス
映画『アメイジング・グレイス アレサ・フランクリン』は、1972年1月に2夜連続で行われたアレサ・フランクリンの教会でのゴスペル・ライブの模様を今に伝えるドキュメンタリー。先日のデイヴィッド・バーンの『アメリカン・ユートピア』に続いて、またもアメリカの音楽ライブ・ドキュメンタリーです。
しかも両作品とも、有名監督が手掛けています。かたやスパイク・リー、こなたシドニー・ポラックです(なお、スパイク・リーは本作の製作にも一枚嚙んでおります)。でも、なんでポラック? イメージが合いません。しかもポラックさん、最初の方と最後の方で画面に写っちゃってますし。
しかしまあ、公式サイトに書いてあったこの作品が半世紀近く日の目を見なかった理由ってのが、「カットのはじめと終わりのカチンコがなかったために、音と映像をシンクロさせることができなかった」って、なんだそりゃー?! どうしてそうなっちゃうの?? 何とか工夫して作りましょうよ。仕上げますよね、普通?
「ソウルの女王」アレサの歌声は、やっぱり圧倒的なのですが、ニッコリ笑ってシャウトする顔は「大阪のオバチャン」です。でも、観衆や聖歌隊を巻き込んで、神の恩寵を感じさせるようなゴスペルなのです。思えば『ブルース・ブラザース』やその続編の彼女も、圧巻の歌唱力で場をさらっておりましたよねえ。
第2夜の観客席(というか、最後方で立ち見だったりしてましたが)には、ミック・ジャガーとチャーリー・ワッツの姿も捉えられておりました。 映像の画質は悪いし、音もそんなに良いとは言えないのですが、逆にそれが時代の雰囲気や一期一会のライブ感を表現しています。ポラックが撮った意味は、最後までわかりませんでしたけどね。
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