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2021年7月27日 (火)

「17歳の瞳に映る世界」:感情移入必至の辛さと友情   #17歳の瞳に映る世界 #エリザヒットマン

1_20210727143201 映画『17歳の瞳に映る世界』の原題は、“Never Rarely Sometimes Always”(一度もない めったにない 時々 いつも)。この不思議なタイトルが何なのかは映画を観ればわかるのですが、確かに邦題には向かないので苦心したことでしょう。とはいえ、『17歳の瞳に映る世界』ってのもどうなんでしょうねえ? なんか違う…。

アメリカの17歳の少女の予期せぬ妊娠と中絶にまつわる物語です。社会派ロードムービーであり、ガールズフッドムービーでもあります。ニューヨークの撮影なんか、素晴らしいものがあります。全体的にちょっとドキュメンタリー・タッチも採り入れて、よりリアルな空気で迫ります。

とにかく全編ハラハラドキドキ。サスペンス映画ではないのに、主人公女子の心情にシンクロしてしまうのです。そうなるともう、辛くて息苦しくてたまりません。更には、この子らの親になったような気持ちで、心配してしまいます。社会という大きな壁、男という敵、お金がないという現実の厳しさ、頼れる者のいない辛さ、それらが立ちはだかって、次々と押しつぶされそうになる主人公。でもその苦しさを救ってくれる存在が、いとこで友人の女子。この17歳二人のつながりが救いであり、美しいのです。優れた映画です。多くの問題について考えさせてくれます。

女の子二人を演じたシドニー・フラニガンとタリア・ライダーが素晴らしいですし、長編3本目のエリザ・ヒットマン(殺し屋=HITMANではなくて、HITTMAN)監督も見事な腕前。観た人の心に必ず爪痕を残すであろう作品になっています。今年の収穫の1本でしょう。

 

 

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