「愛が世界を救います(ただし屁が出ます)」@PARCO劇場 #愛が世界を救います #ただし屁が出ます #のん #宮藤官九郎 #クドカン #大江三千里
渋谷のPARCO劇場で、大パルコ人④マジロックオペラ『愛が世界を救います(ただし屁が出ます)』を観ました。宮藤官九郎作・演出・出演によるロック・ミュージカルです(タイトルには「ロックオペラ」と入ってますが、台詞部分も多いので、これは「ロック・ミュージカル」と呼ぶべきでしょう。『トミー』と『ファントム・オブ・パラダイス』の違いみたいなもんですね)。大江戸にとって、渋谷PARCOの建て替えで新しい劇場になってからは初の来場となりました。最後列の座席でしたが、オペラグラスも持参して、のんさんたちの表情もしっかりチェックしました。
そう、当然のんさん目当てです! パンクな彼女が、パンクなクドカンと、パンクなミュージカル!しかも『あまちゃん』以来のタッグ復活ってことで、期待はオーバーヒート気味。しかも、共演が村上虹郎、藤井隆、三宅弘城、荒川良々と伊勢志摩(これまた『あまちゃん』以来ですね)などなど。映像も活用しながら、今のネタを多数取り入れながら、20分の休憩込み2時間45分を駆け抜ける疾走エンタテインメントでした。
のんさんはやっぱり歌って踊って演奏できるので、適任でした。華がありますし、ギター弾くとカッコイイのです。そして、寄り目+しゃくれアゴの変顔!! 物語上これを多用するのですが(って、どんな物語だ!)、さすがでした。キュートでヘンテコリンで様になってました。
でもやっぱり三宅、伊勢、荒川、宮藤という大人計画の面々は、きっちり笑いを取ってくれますねー。これまた、さすがです。
そして藤井隆が演じる大江三千里!これも笑えました。大根仁が『モテキ!』で大江千里の曲を使ったり、クドカンがこんな形で使ったり、往年の千ちゃんファンとしては嬉しいですね。休憩時間には大江千里の曲がずっと流れてましたもん。
開演前にすべての座席に謎の物体(「これ」)が置いてありました・・・って、ブーブークッションやないかーい!! 終盤に観客全員を巻き込んで、これを使用する場面があります(笑)。くだらねーなー。
カーテンコールのご挨拶はシンプルに1回だけ。PARCO劇場の外階段を下りる帰り道にも、頭の中ではあのくだらないテーマ曲がリフレインしているのでした。こんな時代に、このくだらなさ。さすがはクドカンさんなのでありましたー。
| 固定リンク
« 「すべてが変わった日」:悪魔と正義と勇気 #すべてが変わった日 #スリラー西部劇 #レスリーマンヴィル #ダイアンレイン #ケヴィンコスナー | トップページ | 「キネマの神様」:北川景子がザ・昭和の美人女優! #キネマの神様 #山田洋次 #北川景子 #沢田研二 »
コメント