「ココ・シャネル 時代と闘った女」:ドイヒーなシャネルを描く #映画ココシャネル #ココシャネル時代と闘った女
映画『ココ・シャネル 時代と闘った女』は、「こんな辛口でいいんですかい?」て感じのドキュメンタリー。「時代と闘った」と言うよりは、「時代とうまくやった(男ともね)」女って感じ。彼女のしたたかな人生をシビアに見つめているので、こんな映画を観たらシャネル好きの方々も、洋服や香水を買う気がなくなってしまうのではないかしらん?と心配してしまうほどです。
だって、やけにずる賢いし、ナチスにも協力していたし、晩年にはすっごく性格の悪そうな意地悪頑固ばあさんになっちゃったし、フランソワーズ・サガンからは「ひどい人だった」って暴露されちゃってるし…。まあ、これまでの読み物や映画で知っているシャネル像の数倍もドイヒーな人だったということを描く55分のドキュメンタリーなのです。晩年の顔や口調もやけに攻撃的で意地悪だってのが、映像でわかっちゃいますし。
ファッションについてはさほど深く描かれず、ちょっと残念。まあ原題が「ココ・シャネルの戦争」だから、しょうがないところなんでしょうね。Bunkamuraル・シネマでの単館公開ですが、終映後の場内がなんか微妙な空気でした。わかります、わかります。
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