「スザンヌ、16歳」:ご当人は満足でしょうが… #スザンヌ16歳 #スザンヌランドン #フランス映画
映画『スザンヌ、16歳』は、2000年生まれのスザンヌ・ランドンが脚本・監督・主演を務めたフランス映画。撮影時19歳の彼女が16歳の主人公を演じています。でもねえ、やっぱり16歳と19歳は違うと思うんですよねー、フランス人のこととは言え。そこらの違和感が、どうしてもありました。
さらにはこのスザンヌさん、大して不自由のない自分を中心に世界が回ってる感じ。迫力のあるアゴや男顔が示す通り、「控えめなジャイアン(ジャイ子?)」って感じです。でも、この年頃のソフィー・マルソーやシャルロット・ゲンズブールに較べると可憐さがないなんて書くと、「男目線過ぎる指摘」なんて言われてしまうんでしょうね、今は。
それはともかく、16歳の彼女が恋してしまう35歳の男(舞台俳優)っての、こっちはアリなんですね? ごく自然で、誰もそれを非難する者などいない。恋愛には寛大なフランスらしい物語です。恋愛という名のもとには、大抵の事は許されるわけです。
(以降多少ネタバレあり)もっとも本作は「恋のはじめの日々」を描いただけの映画で、この二人はこれからどうなるのだろう?って所で終わってしまいます。正直「え?ここで終わりなの??」って感じです。そういったあたりも含めて、「私ってセンスあるでしょ。感性優れてるでしょ。」って感じの自惚れが鼻についてしまいます。ご当人は満足なのでしょうが、観る人のことを考えない自主映画と申しましょうか…。
77分で終わってくれたのが、観る側としては不幸中の幸いでした。
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