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2021年10月31日 (日)

ベレーザ、アルビに完勝&北村さん好調!    #日テレベレーザ #ベレーザ #北村菜々美 #beleza #WEリーグ

Dsc_04855_copy_818x571 緊急事態宣言解除後もなんだか試合開催日と公私のスケジュールが合わず、平塚にも西が丘にも全然行けなかったのですが、ようやくWEリーグの日テレ 東京ヴェルディ ベレーザ 対 アルビレックス新潟 レディース を観戦に、味の素フィールド西が丘へ行きました。

Dsc_04862_copy_1024x571 試合開始前からずっと、小雨がパラパラと降ったりやんだりの状況。ビニール合羽での観戦です。

Dsc00055 小生のお目当ての北村菜々美選手は、前節にWEリーグ初ゴールを含む2ゴールを挙げていて、ああ、その試合にこそ行きたかった! でも今日も、最近定着した左ウイングで先発です。そうしたら、なんとまた前節の2点目と同じようなペナルティエリア侵入からの右足シュートで、見事に先制ゴールを奪いました! と思ったら、ハーフタイムに「オウンゴール」に記録が変更されました。ダゾーンで見ると、まあ確かにオウンゴールですね。でもかなりの割合で北村の得点と言っても良いでしょう。

Dsc00060 北村はこの2試合を見てると、脚の故障もほぼ癒えて(アップの時には、まだ右脚に何か巻いてましたけど)、とうとう本領発揮のようです。実際、最初の数試合はなかなか彼女にパスが出なくて、「ああ、日本人選手がヨーロッパのチームに入っても、信頼を勝ち取るまではなかなかパスを出してもらえないってのはこういうことだな」と思っていたのですが、ようやくしっかりパスを出してもらえるようになりました(彼女のポジショニングも改善されたのでしょう)。

Dsc00064 今日も見事なパスやクロスを連発しておりました。あとは相変わらず奥ゆかしくて、自分でゴールをもっと狙った方が相手としても怖いだろうに、ペナ内をドリブルで切り裂いてもフィニッシュを譲っちゃうんですよねー。そこは課題です。

Dsc00068 それにしても、プレイする姿が優雅です。スライディングするところや倒れるところは見たことがありません(良くも悪くも)。常にチームで唯ひとり長袖です。ストッキングも膝上まであります。異彩を放っておりますね。

試合はその後、小林里歌子選手が見事な個人技でストライカーらしいシュートを決め、2-0でベレーザの勝利。出遅れていたベレーザは、神戸に次ぐ2位に浮上しました。クリーンシートってことで、ウーマン・オブ・ザ・マッチはGKの田中桃子選手でした。

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今日はハロウィンということで、マスコットのリヴェルンも微妙にハロウィン仕様になっておりました。試合終了後に、北村選手はずっとリヴェルンと一緒で、仲良くしていらしゃいました。いいなー、リヴェルン

それにしても、入場者数1200人台ってのは寂しいですね。もっと入らんもんですかねえ。

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2021年10月30日 (土)

「そして、バトンは渡された」:もっとドライに!    #そしてバトンは渡された #映画と原作

1_20211030205201 映画化された『そして、バトンは渡された』ですが、小生は珍しく原作小説を読んでいて、その感想と夢想キャスティングを記しました(キャスティングでは、岡田健史だけが今回の映画と一致していたんですよね)。↓

http://oedo-tokio.cocolog-nifty.com/blog/2020/11/post-decb6a.html

うーん、永野芽郁、田中圭というキャスティングで監督が普通の娯楽職人=前田哲だと聞いた時点で、あまり期待するのはやめてしまいましたが、まあ、それで良かったって感じの出来でした。いや、別に悪くはないんです。でも期待を上回ることはなかったというか、「やっぱり原作の方が上」を覆せなかったというか…(原作と映画とは別物だということは、理解しておりますが)。この原作なら、もっと名作にできたのかも知れないのになあと思ってしまいました。

脚本が(腕を見せようと張り切ったのか?)ずいぶん大胆に時制を原作から改変したり、妙にトリッキーな構成にしたり、あれやこれやをいじってます。全体的に原作のカラッとしたドライな味が、かなりウェットなものになってしまいました。あのあっけらかんとしたドライさが原作の良さだったし、新しさだった思うのですが、映画でもTVでも昔からメインストリームであり続けている「感動の物語」になっております。まあ、確かにけっこう泣かされはしましたが(涙腺弱いもんで)、それって「感動ポルノ」とまでは言わないけど、昔ながらの「お涙頂戴」劇ですよねえ。そこがちょっと…。 それはそうと大江戸は、はじめに『そして、バトンは渡された』というタイトルが画面に出ただけで、その言葉に感動して泣きそうになってしまいましたもん(笑)。

でも映画を最後まで観ても、「やっぱり森七菜のが良かったんじゃね?」「やっぱり田中圭じゃなかったんじゃね?」という思いは、変わりませんでした。あ、それと子役の稲垣来泉(くるみ)ちゃんが、かわいいしウマイったらありませんでしたよ。

 

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2021年10月29日 (金)

新宿の喫茶店「らんぶる」    #喫茶店らんぶる #新宿らんぶる #らんぶる

Dsc_04774_copy_826x768 新宿東口と言うより、新宿三丁目に近いあたり。今ならBEAMS JAPANにほど近いディスクユニオンの隣あたりに昔からある喫茶店「らんぶる」に初めて入りました。

Wikipediaによれば、1955年にこの地に移転して、今見られる姿になったのは1974年のことだそうですから、そこからもう半世紀近くもたつわけです。

Horizon_0002_burst20211028133751684_copy 平日の昼だったのですが、1階席は営業しておらず、階段を下りて地下へ。そこには天井の高い異世界がありました。階段の上にも客席がありますが、大江戸は階下の席へ。見上げると、なんか日活アクションのセットみたいです。ここで殴り合いの一騒動が起きるわけですね。

Dsc_04775_copy_768x1107 ま、昔ながらの王道的喫茶店です。店内にはクラシックが流れております。コーヒーも昔っぽいカップに入って、昔っぽい味わいですし(おいしかった)、入口のマガジンラックには新聞も置いてあったし。ピラフやスパゲティーのランチセットもコーヒー付きで1,100円。コーヒー700円の店ですから、リーズナブルですよね。小生はスパゲティー・ミートソースを食べてみたのですが、昔っぽい味。実に普通でした。

  Horizon_0002_burst202110281345365762_cop 「らんぶる」という店名は、“L’AMBRE”=英語だと“THE AMBER”ですから、「琥珀」ってこと。映画『ランブル・フィッシュ』の“rumble”(ゴロゴロ鳴る/だらだら続く/ケンカする)とは違うんですよん。

ほとんど文化遺産に近づいてますねえ、こういう喫茶店。こうなったら、渋谷の名曲喫茶「ライオン」に行ってみなきゃです!

 

 

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2021年10月28日 (木)

「燃えよ剣」:質は高いが、総集編のようで…    #燃えよ剣 #原田眞人 #新選組

1_20211028220701 映画『燃えよ剣』はクレイジーケンバンドの横山剣さんがステージでヒートアップする映画ではなくってですね、土方歳三を中心に据えて描いた新選組とその時代の物語です。これもコロナのせいで1年半近く公開が延期になってしまった作品です。

148分あるとはいえ、とにかく土方の波乱万丈な35年の人生を描くので、なんか連続ドラマの総集編みたいです。一つ一つのシーンが事柄を描くので精一杯で、味わいや奥行きまでを描いている余裕はないという感じです。まあ、早口で情報をたっぷり詰め込んで、短いカットやシーンを積み重ねていくのは、原田眞人監督の持ち味ですが、物語のコクとか情感という部分はあまり堪能できませんでした。

それに、「観る人が新選組の物語をだいたい理解している」前提で作られているようなところがあります。何も知らない人や外国の人がいきなり観ても、何が起きているのかを理解するのが結構難しいでしょうね。

それでも、原田映画らしい国宝級の歴史的建造物を使っての撮影とか、あまり見たことのな役者が重要な役でいい芝居を見せるとか(本作では、源さん役の「たかお鷹」とか、山南敬助役の安井順平とか、山崎烝役の村本大輔あたりがそうです)、ぶった切るような痛そうな殺陣とか、結構ゴロツキだった新選組の非情さとかは、スタッフ各パートの質の高さとかは堪能できました。改めて、血なまぐさい時代だったねえと感じることもできました(芹沢鴨の最期とかね)。

奇は衒わないものの、衣装も良く出来ておりましたよ。 でも司馬遼太郎の原作のタイトルだからしょうがないけど、「燃えよ剣」って感じの作品じゃないですよね。なんか違うと思います。

 

 

 

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2021年10月27日 (水)

仲條正義さんのご逝去   #仲條正義 #グラフィックデザイナー #資生堂パーラー #松屋銀座 

Shiseidou_p グラフィックデザイナーの仲條正義さんが亡くなりました。享年88歳。

「花椿」、資生堂パーラー、松屋銀座、東京都現代美術館などなどの見事なデザインワークが思い出されます。

https://mainichi.jp/articles/20211027/k00/00m/040/286000c

ガチンとした構築的なデザイン、硬質で隙のない男性的モダンデザインの人でありながら、時としてあえてやわらかで女性的な有機性を持ち込む唯一無二の個性(ジェンダーPC的には男性的とか女性的とかを固定させる物言いは良くないと知っておりますが、あえて使いました)。ソリッドでありながら、ゆるさ、優しさをも感じさせるという芸当。

Matsuya_20211027234301 東京人ならではの粋と洗練を知りながら、あえてそこを外すことも多くあり、そこが仲條氏の含羞なんだろうなと感じておりました。ただ、思いっきり都会的なソフィスティケーションを表現した松屋銀座みたいな例もありますし、そこでも仲條さんは男性的/女性的の両立という芸当を達成しておりました。そして、「洒脱」なんです。

大江戸としては、葛西薫さんの次に好きなグラフィックデザイナーかも知れません。十数年前にとあるパーティーでお会いした時に、氏が手掛けたある企業のCIに関する謎を質問して、あっさりと回答していただいたことも忘れられません。

お疲れさまでした。安らかにお眠りください。

 

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2021年10月26日 (火)

おめでたいことです(愛は勝つ)   #眞子さんご結婚 #眞子さん小室さん #愛は勝つ

大江戸は終始一貫して、眞子さんと小室圭さんの結婚を擁護しております。なんで多くの方々が、あそこまで反対し否定し非難するのでしょうか? 百歩譲って、何らかの問題があるとしても、「それで(二人が結婚することで)あなたにどんな不利益があるのですか?」と問いたいところです。若い二人が愛し合って、結婚して、二人で共に生きていこうとしているのだから、ただ祝福してあげればいいじゃないですか? 大江戸は青臭いほどに「愛は勝つ」派です。

「皇族は我々の税金で暮らしているのだから」的な事をおっしゃる方もいますが、そんな事言ったら公務員の結婚にみんないいだ悪いだ言わなきゃいけなくなっちゃうじゃないですか。それに、皇族なんて本当に辛い役回りだと思いますよ。どんなに金積まれたってなりたくないです。例えば、マクドナルドや吉野家にだって行けなくなっちゃうし、街をブラブラすることもできないし、飲みに行くなんてこともあり得ません。四六時中周りに人がいて窮屈だし、あまりだらしないこともできません。ぞっとしますよね。ある意味、人としての自由を剥奪されて一生を過ごすのですから。

あれだけメディアやネット民から攻撃されれば「誹謗中傷」と捉えて、心を傷めてしまうのも当然です。自分の家族があんな風に言われたら悲し過ぎるし、許せませんよね。皇族や芸能人はパブリックな存在だから、何を言ってもいいってもんではないと思うのです。ネットやSNSの負の部分がそれです。書いてる人たちは皆さんそんなに立派なんですか?と思ってしまいます。キリストの「あなたたちの中で、罪を犯したことのない者が、まずこの女に石を投げなさい。」みたいなもんです。海外の報道は概して二人に同情的だったり、日本メディアの過剰さにに批判的だったりするようですが、そりゃそうですよね、ニュートラルに見れば。

まあ、お二人のことは祝福しつつ、「これからの人生で、今批判してる人たちを見返してやりなさい」とエールを送ってあげたい大江戸なのであります。

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2021年10月25日 (月)

Kanro 金のミルク 濃い贅沢   #カンロ金のミルク #金のミルク #金のミルク濃い贅沢

Dsc_04773_copy_600x8572 これ、存在は知っていたのですが去年まで食べたことなかったんです。カンロの『金のミルク 濃い贅沢』。ただのミルク・キャンディーですけど、いやー、初めて食べた時は衝撃を受けました。

Dsc_04774_copy_618x600 濃いんです! とにかくミルク感がハンパないんです。乳脂肪分は14.6%。北海道産生クリームを使用しているそうで、香料や着色料は使用しておりません。コピーによれば「ミルクそのままのおいしさ」ってことですが、いえいえ、ミルクそのものだったら、ここまでおいしくはなりません。濃くて、深くて、王道で、うっとりするようなミルク味。まさに「小さな王者」です。

 

Dsc_04412_copy_515x7192_20211025224601 そんな「金のミルク」シリーズにもう一つありました。『金のミルク 濃い贅沢 カフェラテ』。こいつもなかなかです。

Dsc_04422_copy_515x5212 ご覧のように、ミルクとコーヒーがくっきり分かれたビジュアル。でも口の中では溶けて融合して、濃厚なカフェラテになるって寸法なんでさあ。本格的なコーヒー感と、やさしいミルクの味わいが一体となって、これまた素敵な味わいです。

でも、やっぱり王者はストレートの『金のミルク』の方です。既にして「定番」と呼ぶにふさわしい実力の持ち主なのです。まさに「甘露」なのであります。

 

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2021年10月24日 (日)

村田屋の「結バウムクーヘン」(ハード)   #バウムクーヘン #村田屋 #結バウムクーヘン

Dsc_0439_copy_800x450 川口市にある村田屋というお菓子屋さんが、小生の地元にイベント的に出店していたので、バウムクーヘンを買いました。見るからに本格的だったので。ゴツゴツしたハードタイプだったので。

小生はハードな男なので、バウムクーヘンといえば本場ドイツ的なハードタイプだと思っております。近年日本人の間では、ソフトタイプのものばかりが受け入れられており、この店でもソフトの方が売れ筋になっているようですが、あんなバウムクーヘンだかカステラだかわからないようなもんはイカンですね。日本人の口が軟らかいものばかり受け入れるようになっているんですかね? それも遺憾であります。

Dsc_0440_copy_800x450 で、村田屋の「結’ゆい)バウムクーヘン」(ハードタイプ)ですが、良いですよー。地元の素材にこだわっているってことで、埼玉県産の「愛たまご」などを使っているそうです。また、「人と人との心をつなぐ」って意味で、この名前なのだそうです。 いかにも正統的なバウムクーヘンです。バターの香りが強く、タマゴ感もしっかり感じられます。外側の適度な硬さやゴツゴツ感も良いのです。

このお店、(パンではなく)バウムクーヘンをスライスしてその間にクリームだのフルーツだのをはさむ「バウムサンド」で最近は有名なのだそうです。うーん、クリームはいいけど、フルーツまでねえ…。食べてみたいような、そうでもないような・・・。

 

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2021年10月23日 (土)

「アミューズメント・パーク」:遊園地で老人が罵られ、大変な目にあう   #アミューズメントパーク #ロメロ #老人は大切に 

1_20211023224101 映画『アミューズメント・パーク』は、あのジョージ・A・ロメロが16㎜フィルムで撮った53分の異色作。公式サイトによると、「もともと年齢差別や高齢者虐待について世間の認識を高めるために、ルーテル教会がロメロに依頼した企画だったが、出来上がった作品は老人の悲惨な状況が容赦なく映され、そのあまりにもストレートに当時のアメリカ社会を描いた内容に依頼者は慄き、危険なため封印されていた」のだそうです。まさにそういう映画です。

しかも公式サイトの「あらすじ」には「遊園地で老人が罵られ、大変な目にあう。」とだけ(!)あります。そういう映画です。それはまるで悪夢のようで、次から次へと嫌な事が起きて、心の中にどんどん黒いモヤモヤがたまっていきます。誰もがこの老人と同化して、社会への義憤に駆られることでしょう。そういった意味では、教会の啓蒙映画としては大変良く出来ているわけです。

でもそれ以前に、生き続けて年を取ることが嫌になったり怖くなったりする作品になっています。あまりにも悲惨です。人はそれを「やり過ぎ」と呼ぶのでしょう。でもこのやり過ぎ感、結構好きだったりします。1973年の製作から半世紀近くたってからのリストア、公開を祝いたいと思います。ちなみに、日本版の広告コピーは「老人は大切に。」です。

終盤のよたよた歩く老人たちの姿は、まさにゾンビそのもの。やっぱりロメロなんですねー。

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2021年10月22日 (金)

セブンイレブンのおにぎり(の・ようなもの)   #おにぎり #セブンのおにぎり #こんぶわさびめし #舞茸天おにぎり #ライスバーガー炭火焼牛カルビ

Dsc_0461_copy_450x800 セブンイレブンのおにぎり及びおにぎりの・ようなものは定評がありますが、そこから近作3つをご紹介。

まずは『こんぶわさびめし』。「一本釣り鰹節を真昆布の一番だしで炊き上げた」そうでございます。のりはかかっておりません。そりゃそうです。海藻的にはこんぶが入ってますし、香り的にはわさびがありますからね。

Dsc_0462_copy_800x450 いやー、だしがきいていてこの淡い色付きごはんがうまいっす。で、中心部にはたっぷりと昆布の佃煮。こいつがかなりしっかりとわさびの効いた味わいなのです。鼻の奥にツーンと来るぐらいです。でもいいですぜ。大人っぽい、和の味わいです。

 

Dsc_04222_copy_505x450  続いては、じゃーん、『舞茸天』です。「舞」「茸」「天」という三文字が潔い感じです。あるいは、多聞天とか韋駄天とか帝釈天とか、そっち方面って気もします(そっちって、どっちだ?)。

これまた大人っぽい味わいです。舞茸の天ぷらが、あまり強くは主張せずに、控えめな個性の味わいです。悪くないです。

 

Dsc_00072_copy_800x622 で、最後に変化球。こいつが「の・ようなもの」なんですけど、『ライスバーガー 炭火焼牛カルビ』。「肉屋のライスバーガーさん」って人がいそうな感じですよね。そのせいか(?)お値段も298(にくや)円です(税込321円)。

Dsc_00102_copy_800x571 これだけ払えば、まずいわけはありません。この秋はマック、ロッテリア、モスバーガーでごはんバーガーの戦いが繰り広げられているそうですが、やっぱりおいしいですもんね、ごはん系バーガー。お米って偉大ですねえ(お肉もね)。

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2021年10月21日 (木)

3DCG BAKABON   #天才バカボン #バカボンのパチンコ台 

Dsc_04612_copy_768x1054 パチンコ屋の店先で見かけた看板。

いやー、リアル3DCG版バカボンとバカボンのパパ。すごいですねー。

Bakabon それでもバカボンのきものはぐるぐる模様(ほっぺにもぐるぐる)、パパの歯はこんな具合なのでありました。

パチンコには縁のない人生ですが、AKB48とかエヴァンゲリオンとかバカボンとか、すごいですねー。なんでもありですねー。

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2021年10月20日 (水)

寒いけど、コンビニアイス×3種   #アイスクリーム #濃密アーモンド #爽生チョコ #アップルパイバー

Diagonal_0001_burst20211011212257006_cov 寒くなってきましたね。それでもなおアイスクリーム類の特集なのです。

まずはローソンUchiカフェの『贅沢チョコレートバー 濃密アーモンド』。「フランス産発酵バター&ロレーヌ産岩塩使用」ってのが、いかにも高級そうじゃありませんか。

Dsc_0452_copy_1024x576 ちゃんとおいしいです。でも何かおとなしいというか上品過ぎて、普通においしい域を出てはおりません。もっとガツンとくる衝撃が欲しかったですねえ、個人的には。

 

Center_0001_burst20211004205332049_cover 続いての登場は、そうです、「爽」です。なんて使い古されただじゃれでご紹介するのは、ロッテの『爽 生チョコinバニラ』。秋冬限定で、「淡雪のようなふわシャリ新食感」だそうです。

Dsc_04333_copy_813x576 で、確かにそうでした。ジェラートっぽくて、ふわシャリでした。ただ、大江戸はその方面にあまり惹かれないので、ま、普通においしいね、悪くないねって程度の感想でした。

 

Dsc_04263_copy_907x576 そして3つ目は、井村屋の『ごろろん果肉アップルパイバー』です。その名の通り、りんごのブツ切りがざくざくごろろんと入っているのです。しかもシナモンの香りがたっぷり効いています。だからこそ「アップルバー」じゃなくて、「アップルパイバー」なのですね。

Dsc_04273_copy_1024x523 シナモン好きでアップルパイ好きの大江戸としては、断固支持します。赤と緑が印象的なパッケージも、通常のアイスキャンディにはないパターンで(クリスマスっぽくもあり)、いいじゃあーりませんか(チャーリー浜、今年亡くなりましたね)。

 

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2021年10月19日 (火)

「護られなかった者たちへ」:暗くて重いが意義深い   #護られなかった者たちへ #瀬々敬久 #佐藤健 #阿部寛 #清原果耶

1_20211019222601 映画『護られなかった者たちへ』は、暗くて重い作品を作らせたら第一人者となってしまった瀬々敬久監督の新作。今年上半期に公開された『明日の食卓』もそうでしたが、やっぱり暗くて重くて現代社会の問題点をえぐってきます。ある意味「見たくないものを突き付けてくる」監督とも言えるでしょう。

それでも佐藤健や阿部寛らを使って、松竹がエンタテインメントとして広く公開しているのは意義深いと思うのです。エンタテインメントを見に来たり、佐藤健を見に来た人たちに、(逃げ場のない映画館で)この作品の突きつける問題を見て、考えてほしいと、作品に携わった人たちは思っているのでしょうね。そういう気概は感じられました。だからこそ、やはり観てて辛いですね。重い引っ掛かりが心に残ります。デートで観るのはやめておいた方がいい作品です。

阿部寛や林遣都はいつも通り。佐藤健はいつもと違って、目つきの悪い(鋭い)、世の中への怨嗟を全身にまとったような役作り。そして清原果耶は宮城県つながりでモネっぽくもあり、さらに芸域を広げた感もあり、でした。

(以降ネタバレあり) そういえば、終盤の清原果耶がらみの場面で「おかえり」というメッセージがあり、「これ2時間以上もかけて、『おかえり、モネ』のパロディってオチですかい?」なんて思っちゃいました(あの朝ドラの清原果耶も暗くて重いんですよねー)。

(追記) よく考えると、ツッコミ所は結構多いんです。あの人が餓死しちゃう前に、食べ物の差し入れとかしてやれよ! とかね。

 

 

 

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2021年10月18日 (月)

「スターダスト」:なんで無理して作っちゃったんだろう?   #スターダスト #映画スターダスト #デイヴィッドボウイ #マークマロン

1_20211018221201 映画『スターダスト』は、1971年のデイヴィッド・ボウイ(主にアメリカでの売込みの日々)を描く作品。でもボウイ遺族からの了解が得られず、ボウイの音源は一切使われておりません。そこがどうしても弱みなんですよねー。なんで無理して作っちゃったんだろう?と身も蓋もないことを思った次第。

更には、何と言ってもかんと言ってもボウイ役のジョニー・フリンが「違うんだよなあ」って感じ。髪型、メイク、話し方などで似せようと努力してるのはわかるけど、らしかったのは衣装だけ。そもそもボウイを演じられる人なんていないわけですけど、せめて何らかの「美しさ」は欲しかったですねえ。ベクトルは違っていてもいいから。洗練やシャープさやカリスマ性がなくて、髭剃り跡は濃いという、がっかりな配役でした。なんで無理して作っちゃったんだろう?

冒頭は『2001年宇宙の旅』のスターゲイト・シークェンスのカバー・バージョンです。まあ、今はCGで楽に作れちゃうんですけど、これが作品内容にはほとんど関わりがなくて、まったく困ったもんです。 ラストはライブ。でもジョニー・フリンの歌ですから、なんだかなあですよね。虚しさが募ります。なんで無理して作っちゃったんだろう?

唯一良かったのは、レコード会社のパブリシスト役のマーク・マロン。この酸いも甘いも嚙み分けた感じが見事。全身で悲哀を表現しており、ほとんど助演男優賞ものだってぐらい良い味を出しておりました。

 

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2021年10月17日 (日)

「DUNE デューン 砂の惑星」:真面目さと格調   #DUNE #デューン砂の惑星 #ティモシーシャラメ #ドゥニヴィルヌーブ

1_20211017230201
映画『DUNE デューン 砂の惑星』は、1984年のデイヴィッド・リンチ版以来37年ぶりの映画化。スケール感も風格も、リンチ版以上です。2部作以上になるのは確実なようで、メインタイトルの“DUNE”の下には“PART ONE”と出ておりました。

監督のドゥニ・ヴィルヌーヴが長年の原作ファンだそうで、そういった敬愛が感じられる出来になっています。一点一画を揺るがせにしないというか、神話の格調みたいなものが漂っているのですね。他のヴィルヌーブ作品もそうですが、ビジュアルに隙が無いのです。真面目なのです。 まあ、その分エンタテインメントとしては幾分物足りないのですが、それはPART2以降に期待すれば良いのでしょうか? というよりは、そういう性質の作品じゃないんでしょうね、これは(原作未読ですが)。

主人公ポールにティモシー・シャラメが合っています。他がみんなパワフルなマッチョたちの中で、中性的で美形のシャラメの存在が際立っています。 一方で、ステラン・スカルスガルド演じる悪役ハルコンネン(リンチ版では「ハルコネン」だったけどねえ)も強烈な印象を残しますが、こちらはほとんど『地獄の黙示録』のカーツ大佐(マーロン・ブランド)。スキンヘッドで巨体で、ぶつぶつしゃべって、異様なオーラを発しています。水戸のゆるキャラ「ねば~るくん」みたいに、縦に長く伸びたので笑っちゃいました(天井にもへばりついてたし)。

あとはサンドワームですね。CGIによるVFXで何でも描ける時代だからこその圧倒的迫力です。そして砂と砂漠がしっかり描かれているのも、本作の良い所。砂と砂漠といえば、『アラビアのロレンス』を撮ったデイヴィッド・リーン(リンチじゃないよ)が、『DUNE』映画化の監督候補になっていたことがあるらしいのですが、結構なるほど納得しちゃいますね。

本当はこの作品の特別フォーマットを一番生かす池袋グランドシネマサンシャインのアイマックスで観たかったのですが、もろもろのスケジュールとの調整が不可能で、普通のシネコンの中ぐらいのスクリーンで観ました。ちょっと残念。 さて、続編の公開はいつになるのでしょうね。

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2021年10月16日 (土)

「草の響き」:東出昌大が役者として成長   #草の響き #佐藤泰志 #東出昌大 #奈緒 

1_20211016223401 映画『草の響き』は、作られれば即ベストテン級の秀作になってきた佐藤泰志の小説の映画化第5弾。これまで、『海炭市叙景』(キネ旬9位)、『そこのみにて光り輝く』(キネ旬1位)、『オーバーフェンス』(キネ旬9位)、『きみの鳥はうたえる』(キネ旬3位)と必ずテンに入っていたのですが、今回の作品はちょっと無理かもしれませんねえ。まあ悪くはないんですが、これまでの作品ほどには優れてないというか、今年はほかにも秀作目白押しというか、東出昌大が主演だというだけで拒否する女性評論家もいるのでは?とか、いろいろ思うわけです。

でも東出昌大、良かったです。序盤に医者から「最近物忘れは多いですか?」なんて訊かれて、「え?『BLUE ブルー』からつながってんの?」と思ってしまいましたよ。『スパイの妻』、『BLUE ブルー』、本作と、世間を騒がせてから役者としては、急にうまくなりました(それまでは棒読み大根野郎だったのに)。昔の言葉でいう「芸のこやし」ってやつですかね? それはともかく、走っている姿が絵になります。いい走り方です。

一方、ここのところ出ずっぱりの奈緒ですが、今回は静かに抑制した役づくり。でも『先生、私の隣に座っていただけませんか?』、そして『君は永遠にそいつらより若い』の方が奈緒らしくて良かったですねえ。今回の役は、他の女優さんと入れ替え可能ですもん。

でも奈緒演じる妻の役って、原作にはないんですってね。それを入れ込んだことで、3人の少年少女の話との関係性がどうもうまくいってないような気がしました。これだったら、少年少女いらないじゃん。でもそうしたら、佐藤泰志原作の映画化にならないし。難しいところですね。

オープンなラストも、あまり評価できないです。あまりにも観客に委ね過ぎではないかなあ…。

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2021年10月15日 (金)

ヤマザキ『薄皮つぶあんぱん』   #薄皮つぶあんぱん #ヤマザキ薄皮つぶあんぱん

Dsc_04413_copy_1024x515 基本的にショートニングとマーガリンが成分表に載っているパンは買わない大江戸なので、ヤマザキのパンを買うことはまずないのですが、これだけは時々買っちゃいます。『薄皮つぶあんぱん』。パッケージに20周年と書いてあるように、長い間愛されている一品です。

発酵種ルヴァン使用って書いてあるのも特別な感じがしますね、このカタカナ4文字を見るだけで、湘南ベルマーレの2018年のルヴァンカップ優勝を思い出してしまうのが、ベルサポってもんでさあ。

Dsc_04423_copy_666x515 皆さんもご存じでしょうけれど、小粒でずっしりしてるんです。それはあんこの量が多いから。あんこが多いのは薄皮だから。薄皮まんじゅうからの発想なんでしょうね。あんこは粒あん。粒あん派の大江戸としては「そう来なくっちゃ」って感じです(多少こしあん寄りのつぶあんですけどね)。で、あんこが「甘さ控えめ」なんてつまらねえもんじゃなくって、しっかり甘くて、でも甘過ぎなくて、深みも感じられて、サイコーです。甘さは控えちゃいけないんです。ちゃんとした甘さの物を少し食べるのが、大人のたしなみってもんでさあ。

普通サイズのあんぱんだとどうしてもパンの量が多くて、「もっとあんこ入れておくれよ」と思うのですが、これはその不満を解消した偉大な商品です。しっぽまでたっぷりあんこが入っているたい焼きみたい。いや、やっぱり薄皮まんじゅうの方ですね。しかも安い。あんパン1個の値段で、ミニサイズとはいえ5個入りが買えます。正直、安過ぎると思います。

小さくて確かな幸せ。村上春樹言うところの「小確幸」そのものみたいな定番商品です。

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2021年10月14日 (木)

「JUNK HEAD」:執念の個人映画   #JUNKHEAD #ジャンクヘッド #堀貴秀 

1_202110141708013月26日公開の映画『JUNK HEAD』を、ようやく今頃(映画館で)観ました。堀貴秀さんという本職は内装業の方が、ほとんど一人で映画作りの全てを行い(エンドクレジットを見ると、何人か手伝っていますが)、7年かけて完成に至ったというストップモーション・アニメーションです。14万コマ、99分あります。映画作りに関しては、ほとんど独学だったそうです。驚愕しちゃいますね。

独特の個性が全編を覆っています。ヤン・シュヴァンクマイエルとかブラザーズ・クェイとか、ストップモーション・アニメーションの先達に近いものもありながら、こちらはクリーチャーの跋扈するアクション娯楽作。そして「かわいい」ニュアンスがあるのが特色です。更には、目の無いクリーチャーの造形や虫みたいなヤツらに、デイヴィッド・リンチ好みのものがありますね。悪夢的です。この作品、リンチに見せたいなー。

なんとこれ、3部作の第1作という位置づけだそうです。すげー! 壮大です。次の作品は7年もかけずにできるんでしょうかね? ただ、結局は暗いディストピアの物語だったりするのでしょうから、大江戸はあまり好きではないんですよねー。99分でも、ちょっと飽きちゃいました。続きができても、観ないかも知れないなー。

 

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2021年10月13日 (水)

湖池屋の「Theのり塩」うまし!   #湖池屋 #ポテトチップス #湖池屋ザのり塩

Dsc_04502_copy_768x1012 湖池屋の60周年記念商品だというこの『KOIKEYA Theのり塩』。堂々たるパッケージデザインです。バーンと巨大なポテチが1枚。もしかしてこういうのが1枚入ってるだけなのかと一瞬錯覚してしまいそうな圧倒的ビジュアルです(そこまでデカイじゃがいもはないですよね。遺伝子組み換えならあるか?)。

ただの「のり塩」じゃなくて、「The」がついてます。「粗挽き焙煎唐辛子を添えて」だそうです。ちなみに国産ジャガイモ100%だと書いてあります。王者の自身が感じられますね。

Dsc_04512_copy_1012x698 で、やっぱりさすがでした。しみじみおいしかったです。これって、世の中にいくつかある「本当にうまいもの」の一つだと思っちゃいました(特にビールを合わせると最強です)。ジャンクだろうと、たかがポテチだろうと、うまいものはうまい! じゃがいも感もあるし、揚がり方や薄さ、硬さもちょうどいいし、海苔の風味とピリッと効く唐辛子が絶妙な配合量で良い仕事をしております。

大江戸はカルビー派ではなく、絶対に湖池屋派です。しかもほぼ「のり塩」一本。この記念商品はもう一種、『The塩麹』ってのもあるんですが、そちらには興味がわきませんでした。まったく日本の誇りですね、のり塩! ちなみに「おしりののりしお」って回文になってます。意味わかりませんが…。

 

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2021年10月12日 (火)

土俵際の日本、豪州に勝利   #サッカー日本代表 #日本対オーストラリア #快足スリートップ

FIFAワールドカップ2022・アジア最終予選の日本対オーストラリア@埼スタをテレビ観戦。3試合で1勝2敗と、なんでこれで森保監督が解任されないんだ?!って状況の土俵際ジャパンが、ようやく本気出して2-1の勝利。勝ったのは嬉しいけど、森保延命となったのは残念な大江戸です。

とにかく今日の日本は、これまでの3試合とは別のチームになっていました。「やりゃあできるじゃん」って感じ。ちゃんと前線からプレスかけて全員が守備をさぼらないし、ちゃんと精一杯走るし、選手間の距離感がいいし、だから複数名で囲んでボール奪えるし、1対1のデュエルもちゃんとできてるし、ゴールへの積極性もあったし。これでいいんですよ。何で今までできなかったんでしょうねえ(監督の指導が悪かったから?)。そして小生がいつも言うように、日本って男子も女子も余裕持ってうまいサッカーしようなんて思ったら、絶対うまくいかないんだから。精一杯走り回って、球際強くやり合って、数的優位を作ってーーそうするとやっと機能するようにできているんだから。

遠藤航をアンカーにして、その前に守田、田中碧を置くというシステムがハマりました。最近イマイチだった遠藤が完全復調したのも大きいですね。A代表初キャップの田中ものびのび躍動しておりましたし、戻って来た伊東純也もいつも通りの快足! 大迫、南野も調子が戻っていたし、今日はほぼ全員良かったです。やっぱりコンディションって大事なんだから、森保さんもメンバーを固定せずにもっとコンディション見て使ってほしいですね。

それはそうと、終盤に誕生した伊東、古橋、浅野という快足スリートップはなかなかでした。今回はメンバー外でしたが前田大然もいるわけですから、今後の日本はゼロトップの超速前線で戦うっていう方針もアリなんじゃないでしょうか。

オーストラリアよりもサウジアラビアの方が良いサッカーをしていたと思います。とにかく守備の崩しやすさが段違いでした。てか、あれだけ攻めといてなかなか2点目が取れなかったってのは、やっぱり反省点ですよね。そこを詰めて、改善していってほしいものです。まあ、いずれにせよ残る6試合を全勝で追い上げるしかないのですから!

 

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2021年10月11日 (月)

「由宇子の天秤」:世界に通用するハードな作品   #由宇子の天秤 #瀧内公美 #春本雄二郎

1_20211011172801 映画『由宇子の天秤』は、いやー、重かった、辛かった。いろんな登場人物に感情移入して、観続けるのが苦しかった作品です(なのに2時間33分もある)。

TVのドキュメンタリー・ディレクターの由宇子(瀧内公美)が、ハードボイルドです。日本映画で、恋愛など持ち込まずに女性が仕事してる様をひたすら描く映画って、なかなかないですよ。彼女がいろんな人やいろんな事態と繰り広げる「戦い」の苦しさ、辛さが、ボディブロー的にどんどん蓄積していきます。それを観る者も、無傷ではいられません。黒い澱(おり)のようなものが胸の中にたまっていって、苦しいのです。

でも、これは世界に通用する映画です。いくつもの映画祭で評価されているというのも、わかります。アスガー・ファハルディとかダルデンヌ兄弟のような手ざわりがありますもん。こういう作品がアカデミー賞の日本代表になってくれた方が、期待できるってもんです。

瀧内はもちろん、川瀬陽太も、光石健も、メイ役の河合優実もメイの父親役の梅田誠弘も、キャストはみな素晴らしい芝居を見せています。リハーサルをしっかり行うという春本雄二郎監督の成果なのでしょうか。俳優たちの見事なリアリティが、胸苦しいほどの不安感や緊迫感を生んでいます。

(以降少々ネタバレあり) ただ、ラストがどうなのでしょうか?  少々まとめ損ねたような印象を持ったのですが…。まあ、あれはあれで…ですけど。

上映前に15分ほどの舞台挨拶(春本監督、河合優実、梅田誠弘)があったのですが、春本監督が(マスクでヒゲが隠れているためか)妙に若くて貫禄なく見えて、しかも淀みなく進行・回しを行い、軽快で腰の低いMCぶりだったので、「なんなんだ、この人は?!」と笑っちゃいました。重くハードな作品とギャップありすぎー!

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2021年10月10日 (日)

「ONODA 一万夜を越えて」:不可思議な秀作   #ONODA #一万夜を越えて #小野田寛郎 

1_20211010231301 映画『ONODA 一万夜を越えて』は、フランス人監督(アルチュール・アラリ)&スタッフによる5か国合作映画。あのルバング島の生き残り兵士=小野田寛郎さんを描くという驚くべき企画ですが、真剣な秀作に仕上がっておりました。

2時間54分もあるのですが、決して長いとは感じませんでした。もっと観ていたいぐらいでした。小野田さんがジャングルで過ごした長い長い時間を、少しだけでも映画的に体感させるためには、このゆったりとした時間の流れが必要だったのだと思います。

遠藤雄弥と津田寛治が(年代別に)二人で演じる小野田さんはそれぞれ名演であり、フィクションに血を通わせ、説得力を持たせていました。津田さんなんかやせ細って、凄い恐ろしさを身にまとって、鬼気迫るものがありました。仲野太賀もイッセー尾形もその他の俳優たちも素晴らしかったです。

なんか戦争映画とも言えないし、サバイバルのドラマって言うのも違うし、日本人論でもないし、もっと普遍的な、何か不可思議なものを描いているような気がします。一方では、こういう人(横井さんも含めて)を生んだのが世界で唯一日本だったということに対し、当時の教育に対して思いを馳せないわけにはまいりません。教育というのは、恐ろしいものでもありますから。

(以降ネタバレあり) 映画の中でも小野田さんらによる放火や殺人が描かれていますが、実際にそういうことも数多くあったようです。ということで、小野田さんを巌窟王的ヒーローとして描くなどということはなく、そのあたりも一般的な娯楽映画とは異なるテイストの作品となっています。

でも、とにかく「力のある」映画でした。これ、日本で作るべき作品だったんじゃないかなあ。『MINAMATA ミナマタ』といい本作といい、外国人の方が真摯に作ってくれたことには感謝ですが…。

 

 

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2021年10月 9日 (土)

「プリズナーズ・オブ・ゴーストランド」:ドイヒー&サイテー   #プリズナーズオブゴーストランド #園子温 #ニコラスケイジ

01_20211009220601 映画『プリズナーズ・オブ・ゴーストランド』は、園子温のハリウッド・デビュー作。とは言っても、準備中に心筋梗塞で入院した園を気遣って、全編日本国内での撮影になったのだそうです。

いやー、思った以上にドイヒーでした。やりたい放題というか、ノー・コントロールというか、いくら低予算のB級映画とはいえ、よくもまあ自由にやったもんです。園子温らしいカラフルでクレイジーな映像世界に『マッドマックス 怒りのデスロード』的な世界を絡ませ、場所も時代もミックスアップしたトンデモ世界を作り上げています。

ただ、その効果や切れ味がイマイチ。いや、むしろサイテーです。テンポが悪く、間が悪く、寒い風が吹いていきます。ハチャメチャで面白かったらいいんですけど、とにかくどの場面もつまらないんです。園子温の関心がビジュアルの方にだけ向かって、物語を転がす方はどうでもよくなっちゃったとしか思えません。アクションも、ニコラス・ケイジの動きが鈍重で、全然スカッとしません。チャンバラだって、『るろうに剣心 最終章』の2作品の後にこれを見ると、なんて地味で遅いんだと思えちゃいますしね。

そもそもニコラス・ケイジがカッコ悪くて地味。いくら「作品を選ばない男」でも、これはちょっとねえ…。まあ、監督と題材の相性が悪かったとしか思えませんね。ほとんど今年のワーストです。

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2021年10月 8日 (金)

日本(サムライブルー)かなりヤバイ2敗目   #サッカー日本代表 #サウジアラビア対日本 #森保ジャパン

Horizon_0001_burst20211008183808210_cove 本日未明にFIFAワールドカップ・アジア最終予選、アウェイの地でのサウジアラビア対日本が行われました。帰ってから、ダゾーンで見ました(何しろ最終予選のアウェイ戦は、ダゾーン独占で地上波放映がありませんから)。結果は朝のうちに知っっちゃってましたが、0-1の敗戦。これで日本は1勝2敗。Bグループ6チーム中3位ではありますが、1位オーストラリア、2位サウジアラビアは共に勝ち点9、日本は勝ち点3ですからねえ。ひどいもんです。

明らかにサウジの方が日本より上でした。インテンシティ、フィジカル、技術、戦術、どれをとっても日本が劣っていました。その上でちゃんと日本の良さを消す対策(徹底した前からのプレッシャーとか)をサウジが取って来たもんですから、日本は負けるべくして負けた感じ。柴崎のバックパスばかりではなく(彼はそれ以前からボールを奪われまくってましたが)、吉田も大迫も南野も鎌田も…パッとしませんでした。出来の悪いプレーでした。

ま、そうさせちゃったのは人選や先発メンバーを含めて森保一監督の能力の問題だと思います。代表監督として大切なこと--選手の組み合わせ最適解の発見も、選手たちのモチベーションの上げ方も、対戦相手を研究しての作戦・戦術も、効果的な選手を効果的なタイミングで入れる交代も、試合中の軌道修正もーーが、何一つできてないじゃありませんか!!

最終的にB組の2位以内に入れなかった場合にも、最後の手=「大陸間プレーオフ」があるのですが、いやー、1998年のフランス大会でW杯初出場して以来最大のピンチになってしまいましたー。頼むから早くやめてください、森保監督!!

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2021年10月 7日 (木)

下谷神社と大鳥居  #下谷神社 #サントリー

Horizon_0001_burst20211005180559349_cove 東上野にある下谷神社。駅でいえば、銀座線の稲荷町駅から徒歩1~2分。これまでもその大きな赤鳥居が気にはなっていたのですが、その近所にヤボ用があったので、ついでにおまいりして来ました。

Dsc_04442_copy_1024x598 稲荷町のこのあたり(浅草通り沿い)は、なぜか仏壇屋が並ぶエリア。そこに立つ低~中層ビルの間に突如現れる、道をまたいだこの大鳥居は、とにかく目立ちます。人間と比べても、かなりのデカさです。しかも道路またぎなので、この下を自動車が通ることもできます。

しかもその先には神社の石の鳥居。それは当然なのですが、左手のお店の前にも、なんか貼りつけたような感じで小さな赤い鳥居。3つの鳥居が一堂に会しています。サントリーです。

ま、正しいサントリーの由来はウィキペディアによれば、「英語のsun + 創業者の姓(鳥居)ってのがメインの説で、他にも諸説あるようですけどね(↓)。

https://ja.wikipedia.org/wiki/%E3%82%B5%E3%83%B3%E3%83%88%E3%83%AA%E3%83%BC

Horizon_0001_burst20211005180434188_cove 下谷神社自体は、かなり小じんまりとしています。でもその起源は西暦730年にまで遡り、なんと「都内で最も古いお稲荷様」なのだそうです!

コロナ禍ということで、手水舎のひしゃくは取り払われ、センサー感知で竹樋から水が流れて来るようになっておりました。時代ですねえ。

Dsc_04452_copy_617x598 帰りに大鳥居の足元を見ると、昭和8年建立で昭和28年補修となっておりました。それ以来68年かあ。なかなかですね。建立からだと米寿なのでありました。

 

 

 

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2021年10月 6日 (水)

「謎ときサリンジャー 「自殺」したのは誰なのか」:驚愕の名探偵的文学評論   #謎ときサリンジャー #竹内康浩 #サリンジャー

Center_0001_burst20211006222502962_cover 新潮選書の『謎ときサリンジャー 「自殺」したのは誰なのか』(竹内康浩 朴舜起)は、なかなか刺激的な文学評論でした。帯に書かれた文章を見ても、興奮すべき一冊だということがわかりますよね。

著者二人はアメリカ文学者にして北海道大学大学院助教授の竹内氏と、北海道大学大学院生である朴氏。そして果敢にチャレンジしたのは、J.D.サリンジャーの短編集『ナイン・ストーリーズ』冒頭の『バナナフィッシュにうってつけの日』のラストで拳銃自殺したと思われていたシーモアの死への疑問提起。果たしてそれは自殺だったのか? そもそも死んだのはシーモアだったのか? そして、その現場にはもう一人の男がいたはずだと言うのです。

ほとんど「たわごと」です。でも、読者はすぐにそれがたわごとではないことに気づかされます。そして、そこからは多くの「証拠」と大胆な推論に驚きあきれながら、ページを繰っていくことになるのです。作品も『ナイン・ストーリーズ』の最後の作品『テディー』をはじめ、サリンジャー最後の発表作『ハプワース16,1924年』などにも飛び、最後には『キャッチャー・イン・ザ・ライ』につながっていきます。その魔術的展開は、スリリングそのものです。評論ってもんは、実の作者ですら気づいてないことに気づいたり、作者が意識していなかったことをきちんと形にしてあげる作業なんですねえ。

その中で重要な位置を占めるのは「禅」の要素。英文学科出身で、卒論が『J.D.サリンジャーの作品におけるイノセンス』だった大江戸としても、これには唸りました。目からウロコでした。竹内氏のあとがきにある「やはりサリンジャーは禅なのだ」と言う言葉に、大いに納得しました。 一方ではこれだけ死を扱いながら、サリンジャーの戦争体験の方には目もくれてないあたりにも驚きました。うーん、やはり小生なんぞとはレベルが違います。おそれいりました。

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2021年10月 5日 (火)

「サウンド・オブ・メタル ~聞こえるということ~」:映画館の良い音響で聴こう!   #サウンドオブメタル #聞こえるということ #オデッサ

1_20211005222101 映画『サウンド・オブ・メタル ~聞こえるということ~』は、今年のアカデミー賞で編集賞と音響賞を獲得したアメリカ映画。Amazon Prime Videoで配信されていたのですが、10月1日から劇場公開となりました(めでたい!)。何がめでたいって、まさに映画館で鑑賞するべき作品だからなのです。

聴覚をほぼ失ったヘビメタバンドのドラマーがたどる葛藤の日々を描く作品です。そのためここで施されているサウンドデザインの緻密さ、繊細さは賞賛すべきレベルであり、音響が素晴らしい映画館で観ないと(聴かないと)魅力半減なのです。「音の演出」が見事なのです。小生が観たヒューマントラストシネマ渋谷では、1年ぐらい前にサウンドスピーカーシステム「odessa」(オデッサ)が導入されており、今回は大音響や音圧や音の分離やシャープさや有音と無音の差などに、その威力を発揮しておりました。

よく聞こえない状態を実感させるような音響設計もありましたし、映画としていろいろと新しいことにチャレンジしておりました。音響のみならず、撮影も良い仕事をしております。 そして役者たちも。主役のリズ・アーメッドは本作でオスカー・ノミニーとなりましたし、恋人役のオリヴィア・クックも、その父親役のマチュー・アマルリックも、聴覚障害者の自助グループのリーダーさんも良かったですよ。

喪失と再生の物語です。ラストの美しさは、まさに映画、上質の映画ですね。ただ世の中で絶賛されているほどには、好きになれなかったことも事実なんですけどね。

 

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2021年10月 4日 (月)

「マスカレード・ナイト」:前作の方が面白い   #マスカレードナイト #マスカレードホテル #ホテルマン

1_20211004215901映画『マスカレード・ナイト』は、2019年の『マスカレード・ホテル』の続編。前作は、期待していなかった分意外なほど面白かったのですが(↓)、本作はその7ガケ程度で終わっちゃいました。

http://oedo-tokio.cocolog-nifty.com/blog/2019/01/post-6e0c.html

前作以上に豪華キャスト集結の、文字通り「グランドホテル形式」の作品です。だけど、娯楽映画としてのうまさ、巧みさは前作の方が全然上でした。今回は物語的にもかなり無理してる感じ。まあ、そう言うと「ホテルマンは決して『無理です』と言ってはならないのです。」と長澤まさみに説教されてしまいそうですけど…。

もう、冒頭からホテルでの場面にカットを刻んで木村拓哉と中村アンがタンゴを踊る映像を挿入していくのですが、そのブツ切れ感がとても不快で、映画の呼吸ってもんがわかってないねえと感じました。その調子で最後まで進みます。

長澤まさみは、前作以上に太ったし、老けたし、彼女のみならず麻生久美子も、木村佳乃も、女優さんをきれいに撮らない(むしろ老けて見せる)この撮影にやられました(かわいそうに)。今の映画でしばしば感じるのは、女優の撮り方がわかっていない(撮影所が培ってきたその技術が途絶えてしまった)ことへの不満です。

前作からのことですが、作品内で女性をさして「ホテルマン」と言うケースがやたらとあります。それって、現代的なポリティカリー・コレクトネスとしてはどうなのよ?と思ったのですが、調べてみたら最近は(男女ともに)「ホテリエ」という言葉に移っている途中のようですね。

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2021年10月 3日 (日)

「君は永遠にそいつらより若い」:奈緒を見る映画   #君は永遠にそいつらより若い #佐久間由衣 #奈緒

1_20211004001401 映画『君は永遠にそいつらより若い』は、佐久間由衣演じる大学4年生の主人公が児童福祉士の職に就くまでのモラトリアム期間のあれこれを描く映画。大学生の日常を描く割には、自殺あり、ネグレクトあり、レイプあり、などと淡々としてる割に波乱万丈。でもこの主人公、大江戸的にはどうにも共感できない人なのでした。

でも彼女よりも、彼女の周りの大学生たち、とくに男どもがドイヒーなやつらばかりで、そんな連中を見ているだけでこの映画が嫌になりました。そもそも今日び、企業では絶対アウトな言動も、いまだ大学と言う特殊社会の中ではアリなんですかね?

そんな中、準主役ともいえる奈緒の存在が、この映画を救っていました。小さくておとなしくて、ちょっと不思議で。オーバーサイズの服を重ね着して、頭にはニット帽という完全防備。ふにゃっとした笑顔と、表情の変化と、微かな陰(かげ)。そして圧倒的なピュアネス。佐久間由衣を食っちゃっていて(と大江戸は感じました)、本作は「奈緒を見る映画」になっておりました。この子が愛おしくなるのです。

彼女たちの友人のパッとしないメガネ男子が、小日向星一。文世さんの息子さんだったのですね。『翔んだカップル』の時の尾美としのりみたいに、ネガティブ・オーラのある個性なのでした。

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2021年10月 2日 (土)

「007 ノー・タイム・トゥ・ダイ」:風格と長さと泣ける007   #007 #ノータイムトゥダイ #ジェームズボンド #ダニエルクレイグ

1_20211002233901 映画『007 ノー・タイム・トゥ・ダイ』は、10月1日にようやく待望の公開となりました。当初予定の2020年2月14日全世界公開から、コロナのせいで4度ぐらい延期になったんじゃないでしょうか? まさに「ようやく」。もう一本の延期延期作『トップガン マーヴェリック』も早く公開してもらいたいものです。

待たせた御礼ってわけでもないのでしょうが、上映時間はシリーズ最長の2時間43分! いや、さすがに長かったです。ここまで長くした意味があるとは思えませんでした。そこはちょっと不満ですが、あとは概ね満足のいく出来でした。スーパー・アクション映画老舗としての風格があります。ダニエル・クレイグのボンドとしては、これが最終作。有終の美ってやつですね。でもエンドロールの一番最後には、いつも通り“JAMES BOND WILL RETURN”と出ておりました。

ダニエル・クレイグって、まだ今年53歳なんですね。60近いのかと思ってました(ちなみに前任のピアース・ブロスナンの最後のボンドは49歳、ロジャー・ムーアの最後のボンドは58歳の時でした)。2006年に『007 カジノ・ロワイヤル』で、クレイグがジェームズ・ボンドとしてデビューした時にはまだ38歳だったわけですね。お疲れさまでした。本作では、硬質&家庭的な当世風ボンドの総まとめって感じでしたし、ファッション的には『LEON』誌そのものみたいなチョイ悪オヤジなビジュアルを次々とキメていました。

今回印象的だったキャラクターは、昔ながらのボンドガール的ニュアンスを放っていたアナ・デ・アルマスと、出番多めだったQ役のベン・ウィショー。 一方、敵役のラミ・マレックや、「007」役のラシャーナ・リンチの役はもう少し膨らませてほしかったなあと思いました。あとレア・セドゥはそんなに魅力を感じないので、こんなに重要な役ってどうよ?と思ってしまいました。まあ、個人の感想です。

(以降少々ネタバレあり)それにしても、あの結末には結構びっくり。『007』なのに、そうしちゃうんだーって感じでした。そして、『007』で泣かされるとは思っておりませんでした。いやー、泣けました。

 

 

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