「リスペクト」:王道のミュージシャン伝記もの #リスペクト #アレサフランクリン #映画リスペクト
映画『リスペクト』は、“ソウルの女王”アレサ・フランクリンの伝記映画。この夏公開された『アメイジング・グレイス・アレサ・フランクリン』の教会コンサートが、この映画のラストになっているという寸法。衣装もヘアメイクも完コピしてます。
(『アメイジング・グレイス/アレサ・フランクリン』の感想はこちら ↓ )
http://oedo-tokio.cocolog-nifty.com/blog/2021/06/post-9a8b2b.html
ハリウッドの作ったミュージシャンの伝記ものの王道といった感じで、146分を飽きさせず突っ走るパワフルな作品です。でも既視感たっぷり。どうして、この手のアーティストは悪い男(DV夫)にさんざん傷つけられ振り回されるのでしょうか? そして自身も心を病んで、狂気に蝕まれていくのでしょうか? 音楽に限った話ではないのかもしれませんが、美しいものを生み出す苦しみは、悪魔と取引したかのようにその人の魂を奪っていくのですね。 (以降少々ネタバレあり) おまけに彼女の場合は、幼き日に受けた性的虐待のトラウマも抱えておりましたし。
生前のアレサ本人が推薦したというジェニファー・ハドソンが見事です。圧倒的な歌唱力と説得力のある演技で、アレサのデビュー前から女王となった1972年までの変化を演じ切ります。その変化には、ヘアメイクや衣装をはじめ、各パートの質の高い仕事も貢献しています。
あとプロデューサーを演じたマーク・マロンは、『スターダスト』に続いて才能の原石を売り出そうと宇する業界人役です。こちらもまた達者な演技でありながら、『スターダスト』とは違う役作りをしていて、あっぱれです。
エンドクレジットにかぶせて流れる晩年のアレサ本人の映像がまた圧巻。二の腕の太さに気絶しそうになりました。
| 固定リンク
« 「モーリタニアン 黒塗りの記録」:ジョディの風格とカッコ良さ #モーリタニアン #モーリタニアン黒塗りの記録 #ジョディフォスター | トップページ | 「スウィート・シング」:子供はつらいよ #スウィートシング #アレクサンダーロックウェル #毒親映画 »


コメント