「ARASHI Anniversary Tour 5×20 FILM “Record of Memories”」:ショービズの頂点 #嵐 #堤幸彦 #嵐東京ドームライブ映画
映画『ARASHI Annivesary Tour 5×20 FILM “Record of Memories” 』は、コロナ前の2019年12月23日に東京ドームで行われた嵐のライブを記録した2時間28分。それにしても長いタイトルですね(全部横文字だし)。数週前からドルビーシネマのみで先行上映していたのですが、昨日から一般のシネコンに拡大公開となったので、観に行きました。時間が長めとはいえ、大学生以上3,300円均一という強気の価格設定です。それはちょっと…と思いますけどね。
大江戸は特に嵐のファンではないのですが、予告編を見てそのライブ映像の質の高さに「おお」と思ったのと、堤幸彦が監督だってことで、鑑賞いたしました(初期の堤幸彦が裕木奈江のコンサートビデオを監督していたことを思い出します)。
いやー、確かに日本のコンサート史上に残る大型ライブです。52,000人の観客と125台のキャメラという規模も、只事ではありません(エンドクレジットではキャメラ担当112名とドローンキャメラの担当2名が出ていましたが…)。べらぼうです。
コンサート映画にありがちな、本番までの準備とか裏方の苦労とか当日のバックステージとかは一切ありません。楽しかったであろうMCもありません。とにかく最初から最後まで嵐がステージ上で曲を歌って踊ってお客さんが盛り上がる、それだけです。シンプルで潔い作りです(1か所だけ、モノクロ映像によるヴィデオクリップ風なものがありましたが)。
ファンでないので、ライブ自体は正直3-4曲で飽きました。だいたい似たようなことの繰り返しですから。それでもずーっと驚きあきれていたのは、お金のかけ方。分割されてかなり長い距離を移動していくガラス(アクリル?)貼りのステージとか、多種多様でハイクォリティなライブ用映像とか、オーケストラ登場させちゃうとか、凝った衣装の数々(ジュニアの分も含めて)とか。ここまでお金かけてるステージって、ローリングストーンズのドーム・ツアー以上ではないでしょうか? 火柱もバシバシ上がるし。 大江戸は移動ステージ上のカメラマンさんが、撮影に集中するあまり落っこちてしまわないかと心配でたまりませんでした。
櫻井翔くんってピアノが上手に弾けるんですね。知らなかったので、感心しました。あとエンドクレジットの最後の方に「Directed by jun Matsumoto」って出て来たので「あれ?」と思いましたが、マツジュンはコンサート・ディレクターっていうことのようですね。
活動休止前の集大成的なライブだったわけですが、コロナ禍で客席数削減ライブが続く今見ると、隔世の感があります。早く「本来の日常」が戻って来ていただきたいものです。でも、これだけの人を興奮させ感動させるエンタテインメントを作り上げた嵐とその周辺のスタッフたち---いやあ、やっぱり「ショウほど素敵な商売はない」ですね。
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