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2021年11月22日 (月)

「ミュジコフィリア」:舞台挨拶で久々のナマ松本    #ミュジコフィリア #松本穂香 #ミュジコフィリア舞台挨拶

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去る19日に公開された映画『ミュジコフィリア』の舞台挨拶付き上映をTOHOシネマズ日比谷で鑑賞。登壇したのは、井之脇海、松本穂香の2人だけという珍しいパターン。で、途中から山崎育三郎さんが映像メッセージで“Happy Birthday”を歌ったり(井之脇さんがあさって26歳の誕生日ってことで)、若手人気ピアニストのCateenこと角野隼斗さんが登場してピアノで5分ぐらいあるアレンジ版“Happy Birthday”を演奏したりしました。で、最近の試写会や舞台挨拶の常で、メディア向けフォトセッションの後に短時間ながら観客向けの撮影許可タイムもあり、SNSなどにも上げていいということでしたので、ここにも貼っときます。距離が遠いけど。Dsc_05373_copy_1501x802_20211123003301

当然、松本穂香さん目当てだったわけですが、ナマ松本も久しぶりです。シネマカリテやユーロスペースといった小さな劇場で目の前にご尊顔を拝していた頃に比べると、大スクリーンで遠くなっちゃいましたね(だから写真もちっちゃい)。ビッグになったもんだとしみじみ…。でも松本さんはやっぱり変わらずほんわかしてました。

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で、映画の方ですが、うーん、大江戸が大林版よりもずっと好きな実写版『時をかける少女』(2010年・仲里依紗主演)の谷口正晃監督作品で、序盤は映像の構図の良さもキマっていてなかなか良かったのですが、残念ながら中盤以降失速してしまいました。

現代音楽という領域をテーマにしたマンガが原作なのですが、実際には音を使えないマンガと違って具体的に音を鳴らさなきゃいけない映画ですから、そこはハードルが凄く高いのです。勇気あるチャレンジとはいえ、果敢過ぎるのです。で、砕け散りました。

いや、現代音楽入門的な部分は健闘しているのです。(原作通りかも知れませんが)言葉による解説と実際のサウンドと映像とで、かなり説得力を持たせて表現できていました。一方で、確執のある異母兄弟が音楽を通して和解するとか、あまりにも安直で説得力がありません。また、松本穂香がMV風に歌うシーンが2度あるんですけど、はっきり言って彼女がかわいそう。緊張感漂うピアノの高度な演奏とか聴かされた後で、地声で勝負させられのは(歌手でもないのに)辛いものがあります。これをやるのだったら、音楽界で活躍しているヴォーカリストを配役しないと成り立ちませんよ。

松本さんの役はかなり変わった子なので、寝ぐせ頭で猫背でぼんやりしてるのに気分屋で、ちょっと「のだめ」っぽくもありました。ただ、申し訳ないけど、今回はあまり成功してなかったですねえ。歌とか、奇異な振り付けとか、相当頑張ってはいるのですが…。

逆に目を見張ったのは、阿部進之介! この人、これまでノーマークでしたが、いやあ面白い。個性的でユニークだし、キャラ的、ポジション的に必要とされるんじゃないでしょうか? 今後ブレイクしそうに思ったのですが…(82年生まれなので、もう四十近いわけですが)。

京都を舞台にした名手・上野彰吾の撮影は上質で、気持ち良かったですよ。

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