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2021年12月30日 (木)

「ダーク・ウォーターズ 巨大企業が恐れた男」:正義の告発もの    #ダークウォーターズ #巨大企業が恐れた男 #デュポン #マークラファロ #トッドヘインズ

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映画『ダーク・ウォーターズ 巨大企業が恐れた男』は、アメリカ映画伝統の告発もの。テフロン加工のフライパンで有名なアメリカのデュポン社を名指しで告発しております。現在も存続する大企業(アメリカ三大財閥の一つ)をこれだけ堂々と悪者にして映画が作れるってのが、今も昔もハリウッドの凄い所。『MINAMATA』でもチッソを完全な悪者として描いておりましたし。まあ、そうされて当然だとは思っていますが、日本映画だと絶対にそうはできませんもんねえ。どうしてなんでしょうか?

本作は主演のマーク・ラファロ(『アベンジャーズ』のハルク)がプロデュースしています。ここもアメリカと日本が大いに違う点です。日本だと、俳優がちょっと政治的な事を言うと、なぜか非難されてしまいますからね。困ったものです。 そういえば、マーク・ラファロは、デュポン社のダークサイドにまつわる映画『フォックスキャッチャー』(2014年)にも出演しておりましたっけ。

大江戸は正義の告発ものが好きなんですけど、本作にも色々と心揺さぶられました。損得を超えた勇気の大切さを教えてくれるってことにおいて、今も昔もアメリカ映画の一流作品はきちんと筋が通っております。

ただ、最上の作品かと言われると、そこまでは届いてませんね。事実を基にしているが故の限界もありますし、エンディングが微妙な気もいたします。それでも、こういう映画を作り続けることは、人々に大切なことを忘れさせない“啓蒙”のためにも必要だと思うのです。企業城下町で、大企業を相手取って裁判を起こす被害者に対する住民たちの「村八分」的な白い目なども、さりげなく描写されてました。これは日本もアメリカも一緒なんですねえ。

ティム・ロビンスもビル・プルマンも久々に見たけど、老けましたねえ。でも一番驚いたのは、あのトッド・ヘインズがこんな作品を撮ったということ。映像も暗くて渋くて、いつもと全然違います。最上ではないけれど、いい仕事でしたよ。

 

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2021年12月29日 (水)

「私はいったい、何と闘っているのか」:心内語多用の手法が失敗    #私はいったい何と闘っているのか #安田顕 #ファーストサマーウイカ

1-1_20211229230901 映画『私はいったい、何と闘っているのか』は、安田顕がスーパーマーケット従業員を演じるホーム・コメディー。…なのでしょうが、どうにもこうにもとっ散らかっていて、映画としてかなりダメダメなのでした。

つぶやきシローの小説が原作らしいのですが、それはともかくとして、映画として成り立たせる技や工夫がないのです。お仕事の話としても、家庭の話としても、説得力がなく薄っぺらいのです。あまりにも古典的なクリシェやステレオタイプばかりで、非常に退屈なのです。従業員仲間の「内引き」行為のエピソードにしても、カレー食堂のエピソードにしても、沖縄のエピソードにしても、あまり掘り下げられることはなく、効力を発揮できておりません。

何が一番悪いって、安田演じるる主人公の心情をすべて観客に(心内語として)聞かせるってこと。それを全編にわたって延々とやっているので、まあ確信的な「手法」なんでしょうけど、この手法がほとんど効果を発揮していないんですよねー。と言うより、むしろ進行のテンポを邪魔するブレーキになっています。そんなのナシでも語れる物語なのに。ぜんぶご丁寧に説明してくれるので、映画の意味がないというか、バカにされてるというような気分にすらなってきます。観終わって、「私はいったい、何と闘っていたのか」と思ってしまうような作品でした。

安田顕もいつもより冴えないし、小池栄子も彼女がCMに出る時の演技みたいだし、パッとしません。唯一ファーストサマーウイカだけが、不思議な個性の役を好演しておりました(でも彼女だと気がつかなかった)。

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2021年12月28日 (火)

「ヴェノム レット・ゼア・ビー・カーネイジ」:短いのが取り柄    #ヴェノム #レットゼアビーカーネイジ #ミシェルウィリアムズ

1-1 映画『ヴェノム レット・ゼア・ビー・カーネイジ』は、シリーズ第2作。

(1作目のレビューはこちら↓)

http://oedo-tokio.cocolog-nifty.com/blog/2018/11/post-be55.html

前作同様(もしかしたら前作以上に)面白くない、どうでもいいような映画でした。完全にコメディーになっていますが、そう笑えるわけでもないしねえ。アンディ・サーキス監督の演出が平板で、眠いぐらいですし、まったく盛り上がりません。ま、それ以前に脚本の問題なのでしょうが…。

2作目も、ミシェル・ウィリアムズが出てることになんか違和感あり。でもまあ、ジョン・カサヴェテスが自分の映画を撮るために、娯楽作に出演して金を稼いでいたみたいなもんですかね。ミシェルもこういうので儲けて、ケリー・ライカートの映画にはタダ同然で出演したりするんでしょうねえ。悪いことではありません。

美点は、97分と短いってこと(前作は112分)。他のマーヴェル映画やDC映画も、これぐらいでいいんですけどねえ。 それにしても、このカタカナタイトル、ひどいですねー。「レット・ゼア・ビー・カーネイジ(Let there be carnage.)」なんて聞いて(読んで)意味を理解できる日本人がどれだけいるというのでしょう? 米本社の支持かも知れませんが、困ったものです(ちなみに大江戸は理解できてしまいます。えっへん)。

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2021年12月27日 (月)

「奇跡」:わたしまけましたわ    #奇跡 #カールテオドアドライヤー #ドライヤーの奇跡 #映画奇跡

Ordet シアター・イメージフォーラムで始まった特集上映「奇跡の映画 カール・テオドア・ドライヤー セレクション」で、まずは『奇跡』(1955年)を観ました。モノクロ・スタンダードサイズです。実は小生がドライヤー作品を観るのは、初めてのことです。昔はミドルネーム抜きで、カール・ドライヤー(またはドライエル)って言われてましたよね。カールとドライヤー…美容師さんみたいです。

映画史に残る名作とは知っております。こういうのを高く評価できると、カッコイイだろうなあとも思います。でも、ダメでした。久しぶりに「手に負えない」無力感を抱きました。決して「難解」だとは思わないのですが、どうにもこうにも良さがわからないって感じ。その昔映画を観始めた頃にはそういうこともしばしばありましたが、こういうのって長いこと忘れていた感覚です。自分が進歩したから、そう思うことがなくなったのかと思っていましたが、そうじゃなくってそういう映画がほぼなくなったのでしょうね。

地味な家族の物語。ゆったりとしたテンポ。ある意味バカみたいなクライマックス。これらが舞台劇みたいなトーンで描かれます。うーん、面白くないなあ。宗教的過ぎて、うまく受け止められないのかもとも思いました。理解しようと努めたんですけどねえ。クライマックスもちょっと真剣に受け止められないというか、ギャグに見えてしまう不信心者です。 でも大江戸が何と言おうと、映画史に残る名作なのです、きっと。 負けました(たぶん)。わたしまけましたわ(回文)。

(以降ネタバレあり) それにしても、昔の出産ってまさに命がけだったんですねえ。そして、母体を守るために赤子を4つに切り分けたりしちゃうわけです。もちろん台詞でわかる事柄なんですけど、いやー、怖い台詞でした。

 

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2021年12月26日 (日)

「偶然と想像」:知的で奇跡のような3篇   #偶然と想像 #濱口竜介 #世界に誇れる日本映画

1_20211226222701 映画『偶然と想像』は、濱口竜介監督による3話からなる「短編集」。実はこの後にまだ4話分の構想があるのだそうです。濱口監督と言えば、5時間17分の『ハッピーアワー』とか2時間59分の『ドライブ・マイ・カー』があるので、長い映画の人って印象なのですが、今回は40分ほどの作品を3つつなげた2時間1分の作品です。

いやー、凄かった。見事です。ベルリン映画祭銀熊賞は伊達じゃありませんでしたね。大江戸的には『ドライブ・マイ・カー』よりも断然上です。「凄かった」という言葉が全く似つかわしくないほど、軽々と飄々とした作風。でも、よくぞこんなアイディアを思いつくというぐらい、脚本(もちろん濱口竜介)が天才的なのです。大胆かつ繊細。ほとんど奇跡のような展開で、これはこれまで日本映画のみならず世界の映画界においても、誰も成し得なかったレベルの達成なのではないでしょうか。いやー、濱口竜介おそるべしです。しかも笑えるし。

エリック・ロメールを意識したと監督自身が言っていますが、小生はロメールを全然観たことがないので、よくわかりません。3篇とも、とにかく言葉の力を信じた会話劇です。それと同時に役者の演技の力を信じてもいます。考えてみれば、3篇とも「演じる」ことが重要な要素となっています。そのあたりも、いかにも濱口監督なのです。どの役者もピタリとハマっているように見えますし、古川琴音も渋川清彦も「あ、こんなに巧かったんだ」って感じでした。渋川さんにこんなインテリの役ができるなんて、(失礼ながら)びっくりでした。

あえて台詞の棒読みをさせて、言葉をはっきりわからせるようにしていたりもするのですが、棒読み度は役者によって差があります。それに加えて真正面からのバストショットが出てきたりすると、どうしても小津安二郎を連想してしまいます。 一方ではホン・サンスのような「バカズーム」があったりもするのですが、まあ、ホン・サンスの使い方とはちょっと違いますね。

3篇とも素晴らしく、世界に誇れるレベルとなっていました。世界の人々に「日本にはこういう映画を作れる監督がいる」と自慢したい気分です。日本映画界に、ここまで「知的」な監督はかつていなかったと思います。残る4篇(+α?)を観ることのできる日が楽しみです。

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2021年12月24日 (金)

「パワー・オブ・ザ・ドッグ」:繊細で上等な映画の味わい    #パワーオブザドッグ #ジェーンカンピオン #ベネディクトカンバーバッチ

1_20211224222801 映画『パワー・オブ・ザ・ドッグ』は、ネットフリックス作品の小規模劇場公開。まあ、スクリーンで観ることができるだけありがたいって言わないといけないのでしょうかねえ。嫌な時代です。

でも、一方では今のご時世においてこんな(地味な)企画が通るってのもネトフリならでは。決して派手さはないけれど、繊細で実に上質な「映画そのもの」なんです。演出力ってまさにこういう事を言うんだなあってのが、よくわかる作品。ジェーン・カンピオン監督の名前を久々に聞きましたが、いやー、熟練の境に達しておりました。どうやら12年ぶりの映画なんだそうです。

映像も圧倒的です。西部の風景(実際にはニュージーランドで撮影されたそうです)も雄大で美しいのですが、家や建物の撮り方、その中での人物の配置なども見事。光と影も素晴らしいものがあります。その中で俳優たちが繊細なニュアンスの演技を披露するものですから、これを上等な映画と言わずして何と言いましょうや。

ベネディクト・カンバーバッチの演技が凄いです。悪役なんだけど、進むにつれて揺らぎや弱さが出て来て、そういう複雑な全体像を見事に表現しています。 キルスティン・ダンストはしばらく見てない間に「年輪を重ねた」って印象。39歳という実年齢(撮影時にはもっと若かったはず)以上に、しんどいことになっておりました。

そしてジョニー・グリーンウッドの音楽が、これまた見事に複雑で不穏な作品世界を表現しています。映像との相乗効果が出ています。独特です。

終盤にはミステリー的な展開もあり、それでも色々と含みを持たせながら、作品の奥行きを感じさせてくれます。何とも味わい深いのでありました。巷で「本年屈指の傑作」と評されていたのにも納得です。

 

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2021年12月23日 (木)

チョコレートのバブカ    #チョコレートのバブカ #バブカ #ブブカ #ぶぶか #チョコクロ

Dsc_0016_copy_600x10672 セブンイレブンの棚を見て、「おやっ?」と思ったのです。チョコレートのバカ・・・いや、よく見ると『チョコレートのバブカ』でした。「チョコレートのバカ」なんて、『イワンの馬鹿』みたいですね。でも、「イワンの馬鹿」ってのも「イワシのバカ」みたいです。まあ、イワシはたぶんバカなんでしょう。とは言え、大きな魚に食べられないように群れを作って大きな塊に見せかけてるあたり、まんざらバカでもないのかも知れません。

Dsc_0018_copy_1067x6002 バブカって、ブブカにも似てますよね。ブブカというのは、昔のウクライナの棒高跳び選手。世界記録を更新すると国から報奨金が出るんで、1㎝ずつ更新するのがちょっとセコかったような記憶があります。「ぶぶか」っていう油そばのチェーン店もありますよね。店名の由来を今調べて驚いたのですが、なんとブブカ選手が1㎝ずつ記録を伸ばしていったように、一歩一歩成長していきたいという思いを込めたのだそうです。こりゃーびっくりだ。

Center_0001_burst20211220143310126_cover 何の話でしたっけ? あー、そうそう、バブカです。バターが濃厚なユダヤ系のパンだそうで、チョコレートバブカとしてニューヨークでヒットして、日本に入って来たようです。パッケージの上部がクリスマスっぽくなっていますが、あちらではクリスマスに赤や緑のドライフルーツを使ったバブカをたべる風習なんかもあるそうですよ。

こちらをごらんください。ジンベエザメを正面から見たところみたいですね。中に入ってるのが、少し柔らかくなった板チョコみたいな感じ。そう、かなりチョコクロに近いですよ、こいつは。

Dsc_0017_copy_1067x6002 チョコの味や感覚が実にチョコクロで、つまり濃厚でおいしいし、クロワッサン的なパンにも合っているのです。セブンイレブンのサイトを見ると、「デニッシュ生地にシナモン入りのチョコフィリングとチョコチップを加えて焼き上げた菓子パン」なのだそうです。チョコフィリングとチョコチップだったんですね、なるほど。税込149円はオトクだと思いました。

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2021年12月22日 (水)

トトロのシュークリーム    #白髭のシュークリーム #トトロのシュークリーム #となりのトトロ

Center_0001_burst20211216232716110_cover 『となりのトトロ』のトトロを模したシュークリームがあるんです。世田谷代田と吉祥寺にお店がある「白髭のシュークリーム工房」で出しています。そんなもん勝手に作っちゃまずいでしょ、と思っても、いえいえ大丈夫。ちゃんとジブリのお許しを得て作っているのだそうです。WEBサイトで確認したら、代表取締役が宮崎陽介って人。宮崎?…やっぱり関係あるんすかね?

Dsc_00064_copy_600x841 で、シュークリームはとにかくトトロ。いやー、実にトトロですね。さすが公認商品です。 一応「大トトロ」だと思うのですが、「中トトロ」っぽくもあるんですよね。

頭に葉っぱがついていますが、ここに何がついてるかで中身の違いが判るのです。葉っぱは「カスタード&生クリーム」。カスタードが濃厚&芳醇で、これは良いです。ウマイです。プラス生クリームという二重奏。皮もいい感じです。

Dsc_00073_copy_600x827 そして青リボンの帽子がついてるのが、「チョコレートクリーム」。2種類のチョコレートを使っているそうですが、これもウマイ。大江戸はガチのカスタード派なので、チョコクリームのシュークリームはふだん相手にしないのですが、これはさすがです。深く豊かな味わいです。

どちらも420円ですが、値段に恥じないおいしさとカワイさです。

Dsc_00083_copy_994x394 はい、断面。空気も入りますが、基本的にはクリームがたっぷり。大ぶりです。繰り返しますが、間違いのないシュークリーム本来のおいしさです。そのうち期間限定のフルーツクリーム各種も試してみたいものです。

 

 

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2021年12月21日 (火)

今日の点取占い316    #点取り占い #点取占い #犬の背中

Dsc_00203_copy_531x311_20211221232701 犬の背中にのってはしりたい   6点

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2021年12月20日 (月)

「水俣曼荼羅」:6時間12分のドキュメンタリー    #水俣曼荼羅 #原一男 #水俣病

1_20211220225601 映画『水俣曼荼羅』は、原一男が20年をかけて水俣病に挑んだドキュメンタリー。なんと6時間12分。でもちっとも長く感じないし、まったく飽きることはありませんでした。渋谷のシアター・イメージフォーラムでは、間に20分の休憩を2度入れての上映でした。例によって、ちょっとした「修行」だとの思いで、覚悟を決めて鑑賞しました。でも腰もお尻も特に痛くはならなかったですし、疲れも思ったほどではありませんでした。料金は3,900円均一の各種割引なし。

というわけで、3部制になっています。3本立てを観たようなもんですね。第1部=「病像論」を糾す、第2部=時の堆積、第3部=悶え神。でも登場人物は3つの部に共通していますし、徐々に15年が流れていき、登場人物たちが歳を取っていくことの不思議(あたりまえなんですけど)。時間をかけてゆったりと、繰り返し何人かの人たちが出て来て、観ている我々の中にはなんとなく映画内の人々との間に、「知り合い感」「身内感」が生まれて来るのです。そして、人間ってやっぱり面白いですね。

穏やかに優しいまなざしで撮影している原監督ですが、被害者団と役人たちの戦いの場では、対象に肉迫しながら、「怒り」を描きます。ああ、やっぱり原さんはこういうのが好きなんだなあと、こういう感情むき出しの激怒や罵倒や詰問に耐えられない大江戸なんかは思うわけです。役人はたまたま人事で何年かここにいるんだし、立場の中でしか物を言えないし、権限だってないんだから、50年前からの全てを謝れ!みたいなことを言うってのもどうかと思うのですが、一方では患者・被害者の方々がフェアに取り扱われなかった歴史、そして今もなおアンフェアなふるまいを続ける行政という怪物を見るにつけ、怒るのももっともだという思いもあり、それは映画館で高みの見物をしている自分たちと当事者たちとの差でもあるわけです。

この秋公開されたアメリカ映画『MINAMATA』は、意義深い優れた映画だと思っています。エンタテインメントの枠の中で、いい仕事をしています。その一方で、『水俣曼荼羅』の突きつける「水俣病はまだ終わったわけではない」という痛烈なメッセージも、他人事ではなく感じられます。それにしても、行政ってやつは、裁判ってやつは…。

患者・被害者の方々が、みんなそれぞれに「いい顔」をしていました。その一方で、役人たちの顔がことごとく「いい顔」ではなかった。それはあまりにも明白な差でした。これは、なぜなんでしょうかねえ?

 

 

 

 

 

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2021年12月19日 (日)

劇的だったサッカー天皇杯決勝    #サッカー天皇杯 #天皇杯決勝 #浦和対大分 #片野坂監督

サッカー天皇杯の決勝=浦和レッズ対大分トリニータが、国立競技場で行われました。小生はTV録画で観戦。観客数の上限なしを認める東京都の許可も出て、57,785人の大観衆が詰めかけておりました。一部不安視する向きもあるようですが、大江戸は全然気にしておりません。みんなマスクしてて、多少声が漏れたってどうってことないし、そもそも屋外ですから。久々に見る素晴らしい風景だなあと思って、見ておりました。

いろんな意味でドラマチックな試合でした。そもそも準決勝で川崎を破って大分が勝ちあがるとは、まったく予想しておりませんでしたから。川崎の雨あられのシュートを120分守り倒して終了間際に追いつき、PK戦で勝つという劇的なリアリティ。そもそも大分はJ2の群馬や磐田に勝ったものの川崎とは引き分けだったわけで、J1クラブに一つも勝たずに決勝進出という珍しいパターンでした。

判官びいきの大江戸としては、当然大分を応援しておりました。試合は前半6分にレッズが先制したものの、その後は時間を追うごとにトリニータのペースになっていき、後半45分に大分が追いつくという「またしても」の劇的展開。しかし、アディショナルタイムにレッズ槙野に決められて勝負あり。レッズが天皇杯を掲げ、来年のACL出場権を手にしました。今期限りで浦和を去る宇賀神、槙野が準決勝、決勝で劇的な決勝弾を放つという、こちらも劇的な展開。いやー、ドラマチックな天皇杯でした。引退する阿部勇樹(大江戸にとっては、今もなおJEFの人です)がカップを掲げることができたのも、良かったですね。

しかしまあ、トリニータはJ2降格が決まっていたわけで、そんなチームが決勝に進出したこと自体奇跡ですけど、レッズに勝るとも劣らないサッカーをしていたことが素晴らしかったです。試合の中での修正もうまくできていましたし、今期限りでチームを去る片野坂監督、本当に優秀でした。ベルマーレ出身の下田北斗や三竿雄斗や梅崎司がいるチームでもありますし、クラブの予算規模もたしかベルマーレよりも小さかったはずです。あのメンバーでほんと、よくやってるよなあといつも思ってました(てか、湘南、普通に負けてました)。繰り返しますが、片野坂監督は優秀な策士でした。人望も厚かったようですし。これでJ2に落ちるクラブが優勝していたら、消滅する横浜フリューゲルスが優勝した時のような伝説になったのですけどねえ(カップ戦というのは、そういう所が面白い)。

一方の浦和ロドリゲス監督も優秀かつ剛腕ですよね。あのレッズを(ベテランに容赦なく)劇的に若返らせ、結果も出しました。森保に代えて日本代表監督になって、世代交代をやってほしいぐらいです。

これまで天皇杯決勝といえば、元日の風物詩。大江戸も必ずお屠蘇気分でTV観戦しておりました。それが年末に移ったのは、選手たちのオフ期間を確保するためなんだそうですが、ちょっと寂しい気もいたします。元日が元日でなくなってしまう…。

選手たちにはその分しっかり休んでいただいて、2022シーズンをより一層エキサイティングに盛り立てていただきたいものです。そして日本代表には、きちんとワールドカップに進んでいただきたいと切に願っております。

 

 

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2021年12月18日 (土)

「ラストナイト・イン・ソーホー」:見事なビジュアルと旬の女優2名の競演    #ラストナイトインソーホー #エドガーライト #トーマシンマッケンジー #アニャテイラージョイ

1_20211218233201映画『ラストナイト・イン・ソーホー』は、『ベイビー・ドライバー』で俄然評価の上がったエドガー・ライト監督の更なるステップアップ。いやー、このビジュアルには予告編を見た段階ですっかりやられましたから。あの『ネオン・デーモン』にも共通するような華麗な悪夢のビジュアル。

前半は実に見事。ビジュアルは時にキューブリック(『シャイニング』や『アイズ・ワイド・シャット』)を思わせもしました。夢か現かの不思議世界。そして1960年代スウィンギング・ロンドンの香りとファッション。60年代ロンドン・ポップスの数々も、この作品の魅力と個性を高めておりました。パク・チャヌク監督作の撮影監督であるチョン・ジョンフンによる撮影が、大江戸の大好きなルックなんですよねー。タイトルのグラフィックからプロダクションデザインから、映画全体のデザイン・センスが優れておりますねえ。

そして、トーマシン・マッケンジーとアニャ・テイラー=ジョイという旬の若手女優の競演が大成功しております。二人とも「旬」ならではの輝きがあります。この二人の魅力、さらに実際の60年代ロンドンを駆け抜けた俳優たち(テレンス・スタンプ、リタ・トゥシンハム、ダイアナ・リグ)が脇を固めて、それが効いているのです。

(以降少々ネタバレあり) と、良い所だらけなんですけど…、でも後半徐々に失速して行って、終盤には割と「まあまあ」のホラー&スリラーになってしまいました。もっと高い次元で勝負していた作品だと思ったら、割と下世話なレベルに着地したとでも言いましょうか…。いや、悪くはないんですけど、途中まで「今年のマイ・ベストテン上位に入るかな」という期待を持って観ていたのが、だんだんしぼんでしまったもので…。

でも#MeToo運動の時代の作品という刻印は、強い意志で押してありますね。そのあたりは、むしろ『プロミシング・ヤング・ウーマン』との共通性を感じたのでありました。

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2021年12月17日 (金)

すぐ役に立つ人間は、すぐ役に立たなくなる    #座右の銘 #名言 #金言 #小泉信三

すぐ役に立つ人間は、すぐ役に立たなくなる 

                    小泉信三

 

小泉信三は、大正から昭和期の経済学者/教育者で、平成天皇の教育の責任者も務めた方です。この言葉も、ある程度世の中を見て経験を積んでいくと、類例に思い当たったり、「ああ、なるほど」と納得できるものではないでしょうか? 若い頃に出世頭だった人が、ある時点で冴えなくなってしまうとか。「大器晩成」って言葉があるのも、これと表裏一体ですね。

池上彰さんの本によると、米国のMIT(マサチューセッツ工科大学)では「すぐ役に立つことは教えない」ポリシーなんだそうです。そういうのは後からでも覚えられるし、そもそもすぐ廃れてしまうからという理由なのですが、なるほど学問というものは、そういう一時の流行ではなく、もっと本質的で時の流れに左右されないどっしりした幹の部分を教えるってことなのでしょうね。小泉信三の言葉と相通じるところがあると思います。

 

 

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2021年12月15日 (水)

「恋する寄生虫」:内容が伴わないビジュアル    #恋する寄生虫 #小松菜奈 #林遣都

1_20211215220501 映画『恋する寄生虫』は、写真、広告、MV、映像作品などで世界的に評価されているという柿本ケンサクの監督作品。とはいえ、大江戸はこの人を知りませんでしたー。

前半はかなり良かったのです。物語の導入から展開にかけてを、映像派としての凝ったビジュアルあれこれで表現してくれて、結構惹き込まれました。しかし、後半になると息切れしたのか、あるいは凡庸かつ重めのドラマの比重が高まったからなのか、奇抜な設定がどんどん破綻していった印象。やはりストーリー・テリングがヘタですよね。てか、そもそもの物語もなっちゃいないというか…。

まだ女子高生役がギリセーフな小松菜奈(25歳)でしたが、いつものニヒル顔と絶叫芝居にもそろそろ飽きてきたかなあ。本作では彼女の良さは感じられませんでした。林遣都は割といつも通りでしたが、マスクしてても目ヂカラ強いですねえ。(以降少々ネタバレあり)小松さんがマスクの上から林くんにキスするシーンは、ちょっとした名場面。ここだけは良かったです。

潔癖症と視線恐怖症の二人のラブストーリーなんて、そもそもが斬新な設定なんだから普通のラブストーリーにした方がいいものができたろうにと思うのですが、かなりひねったお話にして失敗しちゃいましたねー。やっぱり「ひねり」×「ひねり」は無理ですよねー。

ラストもビジュアル的にはキレイなんですけど、本当に虚しかったです。映画って、やっぱり描いている内容で引っぱって行かないと。いくら絵が美しくても迫って来ないんだってことを、改めて確認させていただきました。

 

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2021年12月14日 (火)

紫色の食パン    #孫太郎むらさき #紫色の食パン 

Dsc_05742_copy_600x815 近年の高級食パン専門店の増え方には驚くばかりですが、こんな珍品もありました。たまたま知人を介して手に入った群馬県高崎市の「孫太郎むらさき」という店の看板商品『孫太郎むらさき』。この店、高級「健康」食パン専門店ってことでして、「健康」にフォーカスしてるところが新しいですね。

Dsc_05712_copy_600x677 で、このチラシを見ただけで「おお!」とのけぞってしまうのが、色! バイオレットというかラベンダーというか、淡い紫なのです。なんでも黒クコの実を使っているそうで、もとは普通のパンの色なのですが、焼くと紫になるってことなのです。

Dsc_05714_copy_600x636 で、トーストしてみますと、確かに紫に変わりました。でもチラシの写真ほどには鮮やかな紫とはいきませんでしたね。ほのかに紫っぽくなりました。

Dsc_05732_copy_600x637 「温度差がある方が鮮やかになる」という話もあったので、冷凍してからトーストしてもみたのですが、うーん、冷凍しないのと似たようなもんでした。

まあ、ここに載せてる写真自体、カメラを通した上、こちらのPCとそちらの端末との差もあるので、正確な色のはずもありませんが、大体の感じはそんなところです。チラシの写真、ちょっと盛ってる?疑惑…。でも、あそこまで紫だと、「新種のカビ?」と思いかねませんから、こんなもんでいいのかな。

お味の方は、別にクコの味(ってどんなんだ?)がするわけでもなく、普通においしい高級食パンなのでした。ちなみに黒クコはブラックゴジベリー(ゴジラっぽくて、いいですね)とも呼ばれ、アントシアニンをブルーベリーの20倍も含んでいるのだそうです。びっくりですね。

 

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2021年12月13日 (月)

「ジョン・コルトレーン チェイシング・トレーン」:人となりが見えて来ない    #ジョンコルトレーン #チェイシングトレーン #映画ジョンコルトレーン

1_20211213224601 映画『ジョン・コルトレーン チェイシング・トレーン』は、大江戸が一番好きなジャズのプレイヤーであるジョン・コルトレーンのライフ・ドキュメンタリー。それにしても、今年の11-12月はやけにドキュメンタリーの公開が多いですね。

極めてオーソドックスな作りです。残された多くの映像(演奏場面を含む)や写真などと、多くの有名人によるインタビューで、対象となる人物を描いていくスタイル。珍しいのは、ジョン・コルトレーンが語っているようなナレーションをつけて、その声をデンゼル・ワシントンが担当しているってこと。

インタビュイーの面々が豪華です。ビル・クリントン(!)、カルロス・サンタナ、ドアーズのドラマーさん、ソニー・ロリンズ、マッコイ・タイナーなど。ただ、みんなコルトレーンのことをスゴイ!素晴らしい!と声を揃えて褒めてますけど、あまり面白い証言、驚くべき証言はありませんでしたね。

それは映画全体に関しても言えることで、過不足なくきちんと作られていますが、小生が知っているコルトレーン像を超えるとか裏切るとかするものは、何も出て来ませんでした。いわゆる普通の、教科書的なドキュメンタリーなのです。これなら映画にしなくても、NHK-BSあたりでやってくれればいいやって感じでした。一通り描いてますが、コルトレーンって人に迫っていかないのです。その人間の実態が見えて来ないのです。

終盤に日本人が二人登場して来て、びっくり。彼の最後のツアーである日本公演、特に被爆地・長崎での公演を世話した人と、コルトレーンの大マニアで収集物を収蔵するビルを持っている人。でも、やっぱり「だから何なんだ?」って感じでした。残念なことです。

 

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2021年12月12日 (日)

「ディア・エヴァン・ハンセン」:スッキリしません    #ディアエヴァンハンセン #ミュージカル映画 

1_20211212232801 『ディア・エヴァン・ハンセン』は、トニー賞6部門受賞のブロードウェイ・ミュージカルの映画化。ブロードウェイで初めてSNSを題材にした作品でもあるそうです。

それにしても、随分とモヤモヤしたミュージカルです。悩み多きハイスクール生が主人公だからってことがありますけど、それにしてもカラッと晴れることのない、うじうじといろいろ考え過ぎなミュージカルになっちゃってます。やれやれ。

リアルな世界の中で、台詞の延長として歌に入っていくので、逆に不自然さが際立ちます。アンリアルに振り切っちゃうからミュージカルの表現が成り立つのであって、リアルだと「え?何で歌うの??」ってなっちゃうんです。てか、これ歌わす意味があるのでしょうか?

でも全編この調子で歌なしだったら、暗すぎて誰も観たくないような作品になってしまいますよね。だからこれでいいってことなのかなあ? うーん、どうもそのへんがクリアになりませんね。ラストのスッキリしなさ加減なんて、アメリカのミュージカル映画とも思えぬものでありました(教訓はありますけど)。

見どころはジュリアン・ムーアとエイミー・アダムスによる母親対決(?)。どっちも「さすが」な芝居を見せておりますが、二人の顔合わせの場面はあたかも『キングコング対ゴジラ』というか、『サンダ対ガイラ』というか、「片岡千恵蔵対市川歌右衛門」(昨日の投稿参照)というか、コワイような迫力を発散させているのでありました。

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2021年12月11日 (土)

「赤穂浪士 天の巻・地の巻」:千恵蔵と歌右衛門の名場面    #赤穂浪士 #忠臣蔵 #市川歌右衛門 #片岡千恵蔵 #新藤兼人 #東映

2_20211211232801 丸の内TOEIで開催中の「東映創立70周年 エンターテインメント・アーカイブ 特集上映・2021冬」で、『赤穂浪士 天の巻・地の巻』(1956年・カラー/スタンダードサイズ)をやるというので、近年『忠臣蔵』ファンの大江戸としては「待ってました」とばかり、見参しました。討ち入りの12月14日も間近ですしね。

冒頭に「東映5周年記念作品」と出るので、おお!と思ってしまいますね。東映もそんなに若い会社だった頃の作品。監督は職人・松田定次、原作は大佛次郎、そして脚本は新藤兼人という盤石の布陣。大石内蔵助は市川歌右衛門、吉良上野介は月形龍之介、浅野内匠頭は東千代之介という配役。みなさんピッタリはまってます。

そしてこの頃の東映のトップスター=片岡千恵蔵がちょっとした役で出演。しかしながらこの千恵蔵と歌右衛門の場面が。ポスター等のビジュアルになるぐらい本作を代表する名場面となっているのです。ちょっと『勧進帳』の弁慶と富樫を思わせるような、「知っていながら察して見逃す」名場面となっているのです。見交わす目と目の演技。言葉に出さずに、お互いに察し合い、敬意を示す男と男、武士と武士の心情。いやー、日本人の琴線に触れるものがありますねえ。

浪人・堀田隼人(大友柳太郎)が狂言回し的な役でクロースアップされていることが特徴的ですが、それ以外はだいたいオーソドックスな「忠臣蔵」と言えるでしょう。終盤に義士たちの討ち入りを「ご公儀への反抗」と定義するあたりが、新藤兼人っぽくも東映っぽくもあるのではないでしょうか。

天の巻」「地の巻」それぞれが、80分と70分ぐらい。休憩は入らずに続けての上映。公開当時は休憩があったのではないかと思っております。

 

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2021年12月 9日 (木)

「しましまうまうまバー」と「花菜なな実」    #コンビニアイス #しましまうまうまバー #花菜なな実 #北村菜々美

Dsc_05312_copy_800x620以前、セブンイレブン限定販売の森永『とらとらうまうまバー』がうまうまウーという話を書きました↓

http://oedo-tokio.cocolog-nifty.com/blog/2021/05/post-2665be.html

Dsc_05323_copy_800x368 で、先日セブン店頭で『しましまうまうまバー』を発見。そもそもこちらが先輩だってことで、迷わず購入。

おお、少なくとも2種類以上のパッケージデザインがあるのですね。そして裏側には、やっぱりバーコードのシマウマさんが! このアイデア、好きだなあ。

Dsc_05332_copy_800x499 さてお味の方ですが、うーん、パリパリ感が心地良くて、チョコもいい味してるけど、やっぱり「とらとらうまうまバー」の方がおいしいですね。あちらはテッパンのバナナ×チョコですから。 そしてビジュアル的には、写真のように縞柄と虎柄の中間ぐらいですかねえ。フランク・シマトラ…なんちって。

 

 

Dsc_05712_copy_800x633 さて、気を取り直して、もう一つご紹介します。やはりセブン限定の赤城乳業『花菜なな実(はなな ななみ)』です。小生としては、北村菜々美選手(日テレ 東京ヴェルディ ベレーザ)を連想せずにはいられないネーミングです。それだけで「買い」でした。

Dsc_05732_copy_800x595 こちらも複数のパッケージデザインが楽しめるようですね。ただ、この物語?を呼んでも、何のことやらわからず、面白くもなんともありませんでしたが…(ちょっと詰めが甘いですね)。

Dsc_05742_copy_800x557 商品はその名の示す通りバナナ味。バナナ果汁+果肉15%使用ってことです。そしてバナナ味のアイスの中に、小さなバナナ果肉とパリパリのホワイトチョコチップが入ってるって寸法。ただねえ、基本のバナナアイスの味がイマイチなんですよ。その上、チョコチップがホワイトですから。普通のチョコレートの方が、バナナとの相性がいいはずなのにねえ。

Dsc_05723_copy_800x499てなわけで、ちょっと残念なお品なのでありました。北村さんは食べたのかなあ?(…と、遠い目をする)

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2021年12月 8日 (水)

教育は世界を変えるための武器    #座右の銘 #金言 #格言 #ネルソンマンデラ

Education is the most powerful weapon which you can use to change the world.

                         Nelson Mandela

 

教育は世界を変えるために使うことのできる最もパワフルな武器だ。

                        ネルソン・マンデラ

 

はい、さすがはマンデラさん。いいことおっしゃいます。そうですよね。教育は人を変えることができますし、人が変われば社会が、世界が変わります。大きなお金がなくても、軍隊がなくても、変わるのです。そうやって人間はここまでたどり着いたとも言えるわけです。

でも逆もまた真であって、為政者に都合の良い教育を施して人も社会もおかしなことになってしまった例がいくつもあることは、歴史が証明しています。教育のダークサイド。そりゃそうですよね、教育を恣意的に歪めて用いれば「洗脳」ですから。 だからこそ、「教育の善用」が正しく行われることこそが、国家の、いや我々の世界の最重要テーマと言っても過言ではないと思うのです。そういった教育にあたっては、「出自や身分や階級を越えて」ってところと「とにかく長所を伸ばす」ってところがキモだと感じています。それもまた歴史が証明しているのではないでしょうか。

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2021年12月 7日 (火)

のっさんカレー    #のっさんカレー #小野瀬雅生 #のっさん #クレイジーケンバンド #ウマウマウー #ウマウマ王

Dsc_05713_copy_657x913 小生が敬愛するクレイジーケンバンドのギタリスト=小野瀬雅生さんが監修したレトルトカレーが12月1日に発売され(ネット通販のみ)、早速買ってみました。その名も『のっさんカレー』。

どうです、この堂々たる似顔絵パッケージ! まあ似顔絵は、小野瀬雅生ショウの2016年のアルバム『カモンレッツゴー』のジャケットの使い回しなんですけどね。よく見ると、のっさんが「ウマウマウー!」と言ってます。

このカレーは釧路市の食肉工房よしやす×らーめん虎×小野瀬雅生のコラボってことで、下の方には「Yoshiyasu Curry」という表記も。コンセプトとしては、出来るだけ広い層の人に食べてもらえるように「からさひかえめ」なのだそうです。

Dsc_05712_copy_1024x657 で、5分間湯煎して実食。豚バラ肉を使用しております。マッシュルームも入っております。色は「そば屋のカレー」のように黄色っぽい感じですね。

お味はですね、・・・うーん、普通です。普通に「ウマウマウー!」です。確かに全然辛くはないので、大江戸的には物足りなかったですねえ。辛みパウダー的なものを足した方が良さそうです。もしも第2弾があるのなら、今度はガツンと辛口のストロングタイプを希望いたします。

それにしても、のっさんはすっかり「焼きそばの人」になってしまったかと思えば、カレーを出したり、B級グルメ方面の人として有名になってしまいましたねー。でも、そうは言っても一番ウマウマ王なのはやはりギターなのであります。

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2021年12月 6日 (月)

「土竜の唄 FINAL」:くだらないすっよー    #土竜の唄ファイナル #生田斗真 #三池崇史

1_20211206223101 映画『土竜の唄 FINAL』は、シリーズ第3弾にして完結編(のはず)。今回もますますもってくだらないっすよー。

回を追うごとにくだらなさもパワーアップしていく気がいたしますが、今回の終盤は極限まで行っちゃいましたね。ありえねー!(いや、ありえーるでしょ。)

でも、それによって潜入捜査の緊迫感とかはほぼなくなっちゃいました。映画としては、どんどんつまらなくなりましたよねー。生田斗真のハダカにももう飽きたし(ジャスティス・トリオの悪ふざけにも飽きたし)。

(以降ネタバレあり) クライマックスの巨大マンタには驚きあきれながら、「あー、三池崇史だなあ。このデタラメさ!」と、ニヤニヤしてしまいました。宮藤官九郎のデタラメさなのかも知れませんけど…。くだらないっすよー。

てなわけで今回の見どころは、鈴木亮平のスケールの大きな極悪さ(でも、『孤狼の血 LEVEL2』が先行しちゃいましたからねー)と、仲里依紗の「キレ芸」なのでしたー。仲さんの方がコワかったけどねー。

 

 

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2021年12月 5日 (日)

「ボストン市庁舎」:行政と民主主義の理想形    #ボストン市庁舎 #マーティンウォルシュ #フレデリックワイズマン

1_20211205225601 映画『ボストン市庁舎』は、フレデリック・ワイズマンによる4時間34分(途中に10分間の休憩あり)のドキュメンタリー。タイトルに「市庁舎」とありますが(原題は“City Hall”)、別に建築をめぐるドキュメンタリーではなく、ボストン市役所に努める人々を追った作品です。

中でもマーティン・ウォルシュ市長の出番が多く、ある意味市長のプロモーション・フィルムのようになっているのですが、それでも全然OKと思うぐらいこの人が素晴らしいのです。今どきこんな立派な政治家がいるんですね。アメリカの正義、政治の正義を堂々と正面から体現しています。今年の春から政府の仕事に就いているようですが、将来この人が大統領になればいいのにと思わずにはいられません。

彼の影響か、市の職員たちもみな立派な人ばかりです(少なくともこの映画の中では)。ワイズマン監督の「ボストン市庁舎は(ドナルド・)トランプが体現するものの対極にあります。」って言葉がすべてを表しております。多民族を、多様性を認めているってことが大きいですね。

同性婚の式を挙げたり、ゴミを収集したり、レッドソックスのイベントに出たり、渋滞をコントロールしたり、道路のすべり止め舗装をしたり、食料を配ったり、住宅のネズミ対策を行ったり、出店に関する住民説明会を行ったり、まあ多種多様な公務員たちの仕事を、その市民との対話ぶりを、時間をかけてしっかり見せてくれます。 それにしても驚いたのは、ゴミ収集車にベッドのマットレスとか事務用キャビネットなんかをそのままブチこんじゃうこと(日本では粗大ゴミなのに)。いかにもアメリカだと感じました。また、ベトナム系住民による大麻ショップ開店をめぐる住民説明会ってのにも度肝を抜かれました。大麻ショップが地下に潜らずに営業できるんですねえ。

ほんとに市職員と住民との対話が多いんです。職員間での対話も多いのですが、とにかく住民の声を聞く姿勢があたりまえのように根付いているのです。正直面倒くさいと思います。でもやってるんですねー。えらいなあ。ここに民主主義の理想的な形があると思いました。すがすがしいです。すげーな、ボストン。

この映画は、行政というものを考えるのみならず、仕事というものを考えるきっかけにもなるはずです。日本でも、中学生や高校生に学校で見せたい作品です。そして、すべての公務員にも(それ以外の人々にも)見てもらいたいと思います。そもそも4時間半、ぜんぜん飽きないほど面白いですから。

 

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2021年12月 4日 (土)

湘南、ギリギリでJ1残留    #湘南ベルマーレ #ベルマーレ #湘南残留

Dsc_05722_copy_1024x598 今日がJリーグの最終節。20チーム中4チームが降格するという今シーズンのレギュレーションの中、ギリギリの16位でなんとか残留しました、湘南ベルマーレ。とりあえず来シーズンもJ1です。毎年最後まで楽しませてくれますねえ。まあ(なぜか)落ちる気はぜんぜんしなかったのですが、とりあえずホッとしました。

これだけ毎年落ちそうで落ちないとなると、クラブで受験生用の「絶対落ちない」お守りとか作って売りに出せばいいんじゃないかと思うんですけど…。

それにしても、毎年いろんな事が起きるドラマチックなクラブです。特に今年は、コロナ禍でいろんな制限があった中で、他クラブ以上にいろんな事が起きました。明るいニュースとしては、谷くんの東京オリンピックでの活躍がありましたけど、それ以外には外国人選手がなかなか入国できなかった事に始まり、監督交代から、石原広教泣き崩れ事件、そしてオリベイラの急逝からの降格ギリギリでの残留まで、数多くの試練がありました。

大手スポンサーのついていない経営基盤の弱いクラブなので、毎年有能な主力選手が何人も(良い選手から先に)引き抜かれます。なので、選手間のコンビネーションが取れて来るのはシーズン中盤以降になってしまうんですねえ。そして(これも資金の問題が大きいのですが)移籍選手、特に外国人選手にハズレが多くて、それを十代の若手選手の台頭でカバーしているというのが、ここ数年の傾向です。典型的な育成型クラブです。でも田中聡、畑大雅、平岡太陽ら十代の選手がレギュラーとして躍動しているのを見るのは、気持ちの良いものです。

Horizon_0001_burst20211204160129042_cove 今年は7月11日のFC東京戦を最後に、後半はぜんぜんスタジアムに行けませんでした。夏以降9月いっぱいは緊急事態宣言が続いたので、県境をまたぐ移動はしちゃダメってことを忠実に守って、東京から神奈川には行きませんでした。10月から緊急事態宣言は解除されたけど、公私のスケジュールが妙に試合日と重なってしまって、行けなかったのです。ホーム最終の徳島戦は行ける状況になったのに、チケットが瞬殺で入手できませんでした(定員の50%しか入れなかったし)。こんな事って、これまでは当然ありませんでした。ホーム最終戦に行けなかったのも、十何年ぶりかでしょう。コロナってやつは、いろんな事をもたらしてくれます。いつもは行く都内や近県のアウェイ戦も、アウェイ席が設けられなかったので行けなかったという事もありました。

まあ、その代わりに9月以降はWEリーグのベレーザの試合に(っていうか、北村さんを見に)行ってましたけどね。てへっ。

来シーズンの降格枠はまた「2」に戻りますけど、昇格組の磐田・京都が強そうだから、またもハラハラのシーズンが続くのでしょうねえ。そしてこれからのオフシーズンは、選手の補強と流出に一喜一憂する日々が続くのであります。はぁ、気が休まりませんねえ。 ただ、言っておきたいのは、今日の対戦相手のガンバ大阪(13位)はシーズンの得点33、失点49、得失点差-16。一方湘南は得点36、失点41、得失点差-5だってこと。ぜんぜん勝ってるじゃん。今日の試合内容もぜんぜん勝ってたし。だから、勝負の勘所、試合の進め方がわかったら、君たちはもっとできる! そう言ってあげたいです。 来シーズンはできる!

 

 

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2021年12月 3日 (金)

今日の点取占い315    #点取り占い #点取占い

Center_0001_burst20211203233537281_cover 腹を立ててもかまわない   3点

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2021年12月 2日 (木)

「MONOS 猿と呼ばれし者たち」:異様な世界    #MONOS #猿と呼ばれし者たち #モノス猿と呼ばれし者たち

02_20211202224001 映画『MONOS 猿と呼ばれし者たち』は、コロンビアの俊英(ブラジル生まれ、父はエクアドル人、母はコロンビア人)アレハンドロ・ランデス監督による独特な世界観の作品。世界中の映画祭で高評価のようです。

いつの時代のどこのジャングルとも明示されない山奥で繰り広げられる、十代少年少女による戦争ごっこにも似た訓練や監視。謎の多い行動を、謎のまま提示します。そこに徐々に立ち昇ってくるのは、衝突、従順、愛憎、心変わり、裏切りなどといった人間社会の根源的な本質みたいなものです。

なんだかよくわからないけど、不穏で不気味な世界です。暴力的で嫌な感じが充満しています。ミカ・レヴィによる電子音楽も、この世界の異様さを更に異様に増幅しています。

ただ、大江戸は好きじゃないですね。あまりにも曖昧に観客に投げっぱなしって気がします。まあ、この異様な世界をヴィジュアル化(+サウンド)して提示することだけが目標だったのかも知れませんが…。映像の方も、評判ほどには凄いと思いませんでした。

ラスト近くの激流でのチェイスは、ヤバイっす。あれは、死人が出てもおかしくない撮影ですよね(激流の中を浮いたり沈んだりしながら二人がずーっと流れていく)。あー、こわい。

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2021年12月 1日 (水)

45周年記念「U.F.O.」と、ペヤングのせんべい   #日清焼そばユーフォー #45周年記念ユーフォー #史上最極どろっと特濃ソース #ペヤングやきそば超大丸せんべい

Dsc_0538_copy_1024x576_20211201225701 小生はカップ焼きそばの好みで言うと、人気の高いペヤングではなくて日清の『U.F.O.』が好き。太めの麵のもっちり感がたまらないのです。

Dsc_0546_copy_576x1024 で、その発売45周年を記念して限定発売中なのが、この『日清焼そば U.F.O. 45周年記念プレミアム 』史上最極どろっと特濃ソース』。その名の通りです。ご覧ください。この麺の上に落としたソースの黒さ!濃厚さ!

Dsc_0547_copy_1024x576 でもまあ、混ぜてしまえばそこまで衝撃的な濃さには見えません。あくまでも「濃ゆい焼きそば」って感じですね。食べてみると、確かに「濃いユーフォー」以外の何者でもありませんでした。キャベツや肉もいつも通り。

ま、正直言って、「ここまで濃くしなくてもいいんじゃないの?」っていう感想です。思い出しただけで、喉が渇きます。てか、これをおかずにごはんを食べるべきものではないでしょうか?(関西的?) でも45周年という半端な年の記念だから、許しましょう。50周年の時は、空前絶後の企画ものをお願いしたいものです。

 

Dsc_0544_copy_576x1024 さて、ペヤングさんの方にもご登場いただきましょう。『ペヤングやきそば 超大丸せんべい 』であります。キャベツ入りです。大辛のもあったのですが、こちらはレギュラー。パッケージの端に「やけどに注意する必要なし」って書いてあります。そりゃそうだ。

Dsc_0545_copy_1024x576 で、うーん、これは実にチープなソース味ですね。せんべい自体は大型の歌舞伎揚げをさらにエアリーにしたような感じ。キャベツもチリチリになって入っているのですが、キャベツ感はゼロ。これに「やきそば」とつけるのは、結構強引です。あくまでもソースせんべいですよね。三口で飽きました(最後まで食べたけど)。

「超大丸せんべい」…。「おおまる」なんでしょうけど、百貨店の大丸で売っていたら、また別の意味を持つんでしょうね。

 

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