« 「ラストナイト・イン・ソーホー」:見事なビジュアルと旬の女優2名の競演    #ラストナイトインソーホー #エドガーライト #トーマシンマッケンジー #アニャテイラージョイ | トップページ | 「水俣曼荼羅」:6時間12分のドキュメンタリー    #水俣曼荼羅 #原一男 #水俣病 »

2021年12月19日 (日)

劇的だったサッカー天皇杯決勝    #サッカー天皇杯 #天皇杯決勝 #浦和対大分 #片野坂監督

サッカー天皇杯の決勝=浦和レッズ対大分トリニータが、国立競技場で行われました。小生はTV録画で観戦。観客数の上限なしを認める東京都の許可も出て、57,785人の大観衆が詰めかけておりました。一部不安視する向きもあるようですが、大江戸は全然気にしておりません。みんなマスクしてて、多少声が漏れたってどうってことないし、そもそも屋外ですから。久々に見る素晴らしい風景だなあと思って、見ておりました。

いろんな意味でドラマチックな試合でした。そもそも準決勝で川崎を破って大分が勝ちあがるとは、まったく予想しておりませんでしたから。川崎の雨あられのシュートを120分守り倒して終了間際に追いつき、PK戦で勝つという劇的なリアリティ。そもそも大分はJ2の群馬や磐田に勝ったものの川崎とは引き分けだったわけで、J1クラブに一つも勝たずに決勝進出という珍しいパターンでした。

判官びいきの大江戸としては、当然大分を応援しておりました。試合は前半6分にレッズが先制したものの、その後は時間を追うごとにトリニータのペースになっていき、後半45分に大分が追いつくという「またしても」の劇的展開。しかし、アディショナルタイムにレッズ槙野に決められて勝負あり。レッズが天皇杯を掲げ、来年のACL出場権を手にしました。今期限りで浦和を去る宇賀神、槙野が準決勝、決勝で劇的な決勝弾を放つという、こちらも劇的な展開。いやー、ドラマチックな天皇杯でした。引退する阿部勇樹(大江戸にとっては、今もなおJEFの人です)がカップを掲げることができたのも、良かったですね。

しかしまあ、トリニータはJ2降格が決まっていたわけで、そんなチームが決勝に進出したこと自体奇跡ですけど、レッズに勝るとも劣らないサッカーをしていたことが素晴らしかったです。試合の中での修正もうまくできていましたし、今期限りでチームを去る片野坂監督、本当に優秀でした。ベルマーレ出身の下田北斗や三竿雄斗や梅崎司がいるチームでもありますし、クラブの予算規模もたしかベルマーレよりも小さかったはずです。あのメンバーでほんと、よくやってるよなあといつも思ってました(てか、湘南、普通に負けてました)。繰り返しますが、片野坂監督は優秀な策士でした。人望も厚かったようですし。これでJ2に落ちるクラブが優勝していたら、消滅する横浜フリューゲルスが優勝した時のような伝説になったのですけどねえ(カップ戦というのは、そういう所が面白い)。

一方の浦和ロドリゲス監督も優秀かつ剛腕ですよね。あのレッズを(ベテランに容赦なく)劇的に若返らせ、結果も出しました。森保に代えて日本代表監督になって、世代交代をやってほしいぐらいです。

これまで天皇杯決勝といえば、元日の風物詩。大江戸も必ずお屠蘇気分でTV観戦しておりました。それが年末に移ったのは、選手たちのオフ期間を確保するためなんだそうですが、ちょっと寂しい気もいたします。元日が元日でなくなってしまう…。

選手たちにはその分しっかり休んでいただいて、2022シーズンをより一層エキサイティングに盛り立てていただきたいものです。そして日本代表には、きちんとワールドカップに進んでいただきたいと切に願っております。

 

 

|

« 「ラストナイト・イン・ソーホー」:見事なビジュアルと旬の女優2名の競演    #ラストナイトインソーホー #エドガーライト #トーマシンマッケンジー #アニャテイラージョイ | トップページ | 「水俣曼荼羅」:6時間12分のドキュメンタリー    #水俣曼荼羅 #原一男 #水俣病 »

コメント

コメントを書く



(ウェブ上には掲載しません)




« 「ラストナイト・イン・ソーホー」:見事なビジュアルと旬の女優2名の競演    #ラストナイトインソーホー #エドガーライト #トーマシンマッケンジー #アニャテイラージョイ | トップページ | 「水俣曼荼羅」:6時間12分のドキュメンタリー    #水俣曼荼羅 #原一男 #水俣病 »