「キングスマン ファースト・エージェント」:テンポとアイディアとユーモア #キングスマン #キングスマンファーストエージェント #レイフファインズ
映画『キングスマン ファースト・エージェント』は、大江戸も大好きな英国紳士アクション・シリーズの第3作にして前日譚。第一次大戦前後が舞台になっていて、ラスプーチン、マタ・ハリをはじめ歴史上の人物がいろいろ出て来るところがミソ。エンドロールの途中には、次回作につながる大物が登場いたします!
レイフ・ファインズ59歳が今更このアクションの主役をやるって、凄いですね。リーアム・ニーソンといい、初老になってからのアクション俳優への転向って、英国の新しい伝統なのかしらん? 彼のアクションの最大の見せ場は、終盤のパラシュート降下からの断崖絶壁からのvs.大男からのvs.ラスボス。この一連の流れは、テンポも良くアイディアフルでかつユーモアもたっぷり。さすがは「キングスマン」シリーズって感じでした。ラスプーチンの踊りながらのアクションも、なかなかのアイディアでありました。
でも全体的には、これまで2作の「ポップな毒気」から離れたテイストの作品になっております。序盤こそ少したるかったものの、中盤以降は見せ場も多く、このシリーズならではの驚くべき展開もあったりして、かなり楽しめました。ただ、英国紳士の服装に関するこだわりの部分はあっさり目。ここは「キングスマン」の「キングスマン」たる部分なので、もう少しきちんと描いてほしかったところです。
あ、あと今回、“Manners maketh man.”の決めゼリフは、レイフ・ファインズではなく、別のある人が言っておりました。
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コメント
いやーこれは久々にスカッとしましたよ〜
ラストで ガラハッド とか ランスロット とか痺れる名前も登場し、
すでに次が楽しみです!
投稿: onscreen | 2022年1月 6日 (木) 13時30分
お、onscreenさん、やっぱりCGIに頼り切らないアクションって、いいですよね。
ランスロットと聞くと、「モンティ・パイソン・アンド・ホーリー・グレイル」を真っ先に連想する大江戸でした。
投稿: 大江戸時夫 | 2022年1月 6日 (木) 23時04分