宮崎祐治 調布映画地図展 #宮崎祐治 #調布映画地図展 #映画イラストレーター
昨日11日から始まった『映画イラストレーター 宮崎祐治 調布映画地図展』@調布市文化会館たづくり(~3/27、ただし2/19-22は休館・入場無料)を鑑賞。「映画のまちへ!」というキャッチコピーがついているように、京王線の調布は撮影所の街、映画の街なのです。
会場の建物に入ると、すぐに『花束みたいな恋をした』の有村架純、菅田将暉の衣装がお出迎え。これは展覧会とは別の企画ですが、なにしろあれは「調布映画」ですからね。
夕方だったこともあり、1階奥の会場はいい感じに空いてました。入口正面にはどどんと目立つタイトル壁面。
宮崎祐治さんは何十年も『キネマ旬報』などで映画のイラストを描き続けている方。特徴をよくとらえたその独特のタッチは、和田誠の後を継ぐものでした。ただ、洋画中心だった和田さんと較べて、宮崎さんは邦洋ともにイケる人でした。時々「あんまり似てないな」が混ざるところは、和田さんといっしょ。
会場内は、モノクロ、カラーの原画各種とパネル、屏風、資料などの展示。珍しかったのは、ウディ・アレン、クリント・イーストウッド、寅さん(渥美清)、アーノルド・シュワルツェネッガーの頭像。
大江戸は、宮崎さんの『東京映画地図』(キネ旬の連載をまとめた書籍。労作、名作!)を持ってますし、映画愛に溢れたこの人の絵は大好きです。「映画ファンだなあ」と思わせるサムシングにしばしば出会えるのです。そして「街好き」なところにも、非常に共感します。
東京や日本全国の、さらにはニューヨークの映画地図まで描き、それを展示してありますが、「調布」のコーナーは当然一番大きく取ってあります。
そして程近い角川大映スタジオを象徴するガメラさんのパネルも、素敵でした。
映画好きにとっては、「少し入場料取ってもいいんじゃないの?」と思うような内容でした。 映画というものは、変わり行く街や建物を記録し、そこでの人々の暮らしや営みを記録する貴重なメディアです。改めてそれを思い出した大江戸なのでした。
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