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2022年2月13日 (日)

「ザ・ビートルズ GET BACK ルーフトップ・コンサート」:やはり大画面が最高!    #ルーフトップコンサート #ビートルズ #ゲットバック #IMAX

Dsc_0115_copy_800x744 映画『ザ・ビートルズ GET BACK  ルーフトップ・コンサート』は、映画『レット・イット・ビー』のラスト30分を飾った1969年ロンドンのアップルビル屋上のゲリラ・ライブを収めたドキュメンタリー。ピーター・ジャクソン監督がビートルズの秘蔵フィルムを編集した6時間超のドキュメンタリー『GET BACK』の中から、その箇所を抜き出した65分の作品です。冒頭10分ぐらいは、ビートルズのあゆみのおさらい。最後の部分には、スタジオで収録した『TWO OF US』その他がついてます。

『GET BACK』は、ディズニー・プラスで配信されているわけですが、配信を「映画館の敵」と考えて嫌悪している大江戸としては、観たくても観られないでいたので、(その一部とはいえ)本作の上映は大変ありがたいイベントなのでした。

この作品、世界中で日数限定でIMAXシアターにかかりました。日本ではこの2月9日~13日(きょう)の5日間限定、全国のIMAXシアターでの上映。でも1日1回の上映だったりするので、席は早くから売り切れだったり、満員だったり。大江戸は、池袋のグランドシネマサンシャインで観たのですが、あそこならではの、正方形に近い(つまり横方向だけでなく、縦方向にもデカい)スクリーンサイズを生かすフォーマットだったので、最高に堪能できました。作品内で、しばしばマルチスクリーン(分割画面)を使っているのですが、横に2つとか3つとか並ぶだけではなく、縦横に2×2で出る場合もあって、それが生きるフォーマットなのです。

大昔に何度か『レット・イット・ビー』は観ておりますが、今回のはフィルムを足して、『GET BACK』や『I'VE GOT A FEELING』などは2度演奏してますし、警官たちがアップルビルで押し問答を繰り広げる件りも、執拗に描かれています。それはそうと、こんなタイトルだけど、これって通行人には音しか聴こえてないし、「コンサート」とは言い難いですよねえ。まあ、革命的だったとは思いますが。そして、これももう半世紀以上前の「ヒストリー」なのであります。でも、とっても新鮮!

スタジオ録音でサウンド・エフェクトやダビングによる新しいサウンドの追究をとことんやって、今度は原点であるバンドサウンドに戻ろう(ゲットバック)としていたビートルズの姿がここにあります。カッケーです。でも、みんなまだ20代後半だったなんて、信じられませんね。

冬のロンドンの寒そうな空気がよく写っておりました。16㎜フィルムで撮影したってことだけど、ピーター・ジャクソンが相当デジタルで手を入れてるんでしょうねえ。何にせよ、最高のIMAX体験の一つでした。 (写真は、入場者全員に配っていたB5サイズ厚紙のミニポスターとポストカード型の広告フライヤー)

 

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