「キネマ旬報」2021ベストテンの発表 #キネマ旬報 #キネ旬ベストテン #2021年キネマ旬報ベストテン
昨年同様のスタイルで、『キネマ旬報』の2021年ベストテンが発表されました。同様のスタイルとは、日本映画/外国映画両部門ともベストテンの第1位作品と個人各賞を発表し、2位以下がどういうことになったかは、直後に発売される最新号を買って確認してくださいよ、というもの。今年で言うと、2月2日の夜7時からYouTubeで発表式典のライブ配信があり(大江戸は、後から飛ばし見で見ました)、翌々日の4日にベストテン号発売。ただ、大江戸は定期購読者なので今日3日に届いたんです。昨年は「発売日まではSNS等に書いちゃダメ」って紙がはいっていたので控えましたが、今年は入ってないので、この記事もすぐにアップしちゃいます。
邦画も洋画も1位作品の圧勝でした。『ドライブ・マイ・カー』と『ノマドランド』。特に洋画は対抗馬がなかったんだと思います。だって2位がワイズマンの『ボストン市庁舎』ですからね(大江戸も3位に入れた作品とは言え)。ワイズマンとしても過去最高位。 でも、邦画も洋画も入るべき作品が入った印象。近年の中では「えー?!」とか「そりゃないでしょ」といった感想の無い順当な年だったと思います。強いて言えば、邦画で9位の『いとみち』が落ちて、11位の『BLUE ブルー』が繰り上がってくれると良かったなあとか、洋画10位の『少年の君』は、両部門のテンの中で唯一観逃していた作品だなあとかです。 それにしても、1位『ドライブ・マイ・カー』、3位『偶然と想像』(および監督賞、脚本賞)の濱口竜介さんは凄いですね。 ちなみに大江戸の洋画第1位『ラーヤと龍の王国』は、誰一人として(1点たりとて)投票しておりませんでした。…わかっとらんねえ。
(大江戸の2011年邦画/洋画トップテンはこちら ↓ )
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そして読者選出ベストテンも、まあ順当な印象。こちらも『ドライブ・マイ・カー』と『ノマドランド』の圧勝でした。1年前の邦画部門のような変事(三浦春馬ファンの組織票と思われる『天外者 てんがらもん』の第1位)は起きずに、ほっとしました。
個人賞もみんな妥当なところ。でも今年は男女とも「新人賞」が不作気味でしたね。
さて、これを読んで気になった人は、4日発売の『キネマ旬報』ベストテン特別号を買ってください。経営的にずっと苦しい会社ですから。「キネ旬ベストテン」を未来につなぐためにも、よろしくお願いします(小生はまったくの部外者ですが、ずっと応援してますので)。
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