「コンフィデンスマンJP 英雄編」:まさかの失速 #コンフィデンスマンジェイピー #コンフィデンスマン #ダー子
映画『コンフィデンスマンJP 英雄編』は、あのドラマの映画化第3弾。でもねえ、かなりガッカリでした。これまでのような面白さが消えちゃってたんですよねー。まさかの失速。
枝葉があって脱線して、大いに笑いを取りながら本筋の方もぐいぐい進行させて行くってのが、このシリーズだったのですが、今回は妙に一本調子でねえ。しかも、(どうせ騙しの嘘っぱちなんだとわかっているんですが)やけにシリアスな「仕掛け」の部分が長々と続いて、もう飽きちゃうんです。『コンフィデンスマンJP』で眠くなるとは思いませんでした。
その分終盤に一気にひっくり返していくわけですが、これまでの展開から「まあ、こんなとこだろうな」と想像できる範囲ですし、演出の手際が鮮やかってこともないので(てか、むしろもたついている)、何も興奮することなく、冷めた感じで終わってしまいました。
当然、ダー子、リチャード、ボクちゃんも弾け切れず、「不発感」たっぷりなのでした。何しろ映画版のエンドタイトル後に笑わせてくれていた生瀬勝久がらみのおまけ場面さえも不発(空回り)でしたから…。
初登場の松重豊さんと、安定の五十嵐(小手伸也)だけが良かったです。
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