アカデミー賞雑感 #アカデミー賞 #オスカー #ドライブマイカー #濱口竜介 #ウィルスミス
アカデミー賞が発表されましたね。ネットや新聞で記事を読んだり、YouTubeで受賞式やインタビューの動画を見たりしただけなのですが、今年は『ドライブ・マイ・カー』が作品賞をはじめ4部門にノミネートされたという日本映画史上初の快挙で、愉しさもひとしお。
で、獲りましたね、国際長編映画賞。『おくりびと』以来13年ぶりとのことですが、いや、お見事。ノミネートされただけでも凄いことですが、勝っちゃいました。濱口竜介監督が英語(一部日本語)でスピーチしちゃいました(ただ、その全長版の動画は見つけられませんでしたけど)。ま、大江戸は昨年のトップテンから落としたぐらいですし、濱口竜介の最上の作品とは思っていませんが、それでも誇らしいことです。おめでたいことです。それにしても三浦透子はなぜ行けなかったんでしょう? もしNHK大河のためとかだったら、そりゃないだろーって思っちゃいます。映像業界に身を置く人なら、万難を排して彼女をこの受賞式には出させてあげないと!
作品賞が『コーダ あいのうた』だったのは、うーん、違いますよねー。悪い作品じゃないけれど、オスカーの作品賞かっていうと、それは違うんですよねー。きっと、ネトフリの『パワー・オブ・ザ・ドッグ』には入れたくなかった人たちが多かったんでしょうねえ。大江戸も「配信は映画(館)の敵だ」人間の一人なので、その気持ちはよくわかります。だったら、『ドライブ・マイ・カー』にもチャンスがあったろうに…。そして、『コーダ』と聞いて幸田シャーミンを思い出す小生は、古い人間です。 あれ? でも、ジェーン・カンピオンが監督賞を獲ったのですから、『パワー・オブ・ザ・ドッグ』が完全に拒否されていたわけでもないんですよね。まあ、いいや。
※とか何とか書いてたら、実は『コーダ』ってアップルTVの配信作で、こっちが史上初になっていたのでしたー。しまったあー。
そして、オスカーの歴史に残るであろう、あのウィル・スミスがクリス・ロックを殴った場面! 不鮮明な動画を見る限り、胸元を殴ったように見えたのですが、「平手でビンタ」としている記事が多いですね。そして、その後のウィルのF-ワード連発。動画だと「ピー」音が入ってるのが多かったけど、生放送では大変な事故になってしまっていたわけです(すぐに音声が消えたそうです)。なぜこうなったかを知らない人は、自分で調べてくださいね。でも、この事件・・・からのウィル・スミス主演男優賞受賞だったわけなので、それも凄いこってす。
そんなこんなで終わったようですが、大江戸の不満は美術賞が『ナイトメア・アリー』じゃなくて『DUNE デューン 砂の惑星』だったこと。でもいつも思うけど、日本アカデミー賞みたいにほぼ全編不満だらけでストレスになるっていうようなことがなくて、何よりです。
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