「オートクチュール」:他人に厳しく自分に甘い女 #オートクチュール #映画オートクチュール #ディオール #お針子 #リナクードリ
映画『オートクチュール』は、ディオールの1級クチュリエールが衣装監修をしているってことですが、うーん、全体的にはディオール・ブランドを貶めるような作品になっているんじゃないかなあ。それぐらい物語が雑で、いいかげんで、ドレスの美しさと釣り合わないレベルです。フランスにおける階級差とか移民の問題が実感としてわからない小生ですが、でもこの映画がダメダメなことはわかります。
とにかく、リナ・クードリ演じる主人公が典型的な「他人に厳しく自分に甘い」タイプ。近づきたくないですねー。それなのに、チーフお針子のナタリー・バイときたら、彼女に甘過ぎます。何を考えているんでしょう? 才能を見出したってことなんですけど、いくらなんでも手をちらっとみただけでわかるもんなんでしょうか? その後も、すっごい特訓描写とか、彼女の天性の才能が花開く描写とかがないもんで、そんなんでベテランのお針子たちに交じってディオールのアトリエで働くなんてあり得ない!ってなりますよね。そりゃそーです。
だから、こういう作品ならもっとハリウッド流に(『プラダを着た悪魔』流に)作った方が、同じありきたりのストーリーでも、みんなは受け入れやすいんですよ。なのに、この主人公(リナ・クードリの方ね)は、あまりにひどすぎて、仕事をなめすぎていて、恩知らずで、結構終盤まで攻撃的なダメダメ性格のまま。最後の最後までほとんど成長しなくって、ちっとも共感できません。そう考えると、ハリウッド流成長物語って、やはり大したもんですね。
再び言いますが、これじゃあディオールの持ち腐れですし、残念ながら映画史にも残って行かないでしょう。協力するときは、もっと脚本を選んだ方がよろしいんじゃないでしょうかねえ、ブランドを守る上で。
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