「ホリック xxxHOLiC」:ニナガワ・ワールドにしては… #ホリック #映画ホリック #蜷川実花 #神木隆之介 #柴咲コウ #吉岡里帆
映画『ホリック xxxHOLiC』は蜷川実花監督作品で、当然ながら極彩色のビジュアルで埋め尽くすニナガワ・ワールドになっています。
まあ表面的にはそうなのですが、今回はどうにも映像が圧倒的になりきれていません。悪趣味なまでの極彩色感も物足りないし、セットが妙に貧弱に寒々しく見えてしまうのです。なぜなんでしょう?
あるいは撮影監督のせいなのかと思って調べてみましたが、なんと『ヘルタースケルター』や『Diner ダイナー』と同じ相馬大輔なのでしたー。うーん、そうなるとやっぱり予算の関係なのかなあ。
とはいえ、柴咲コウの衣装やアクセサリーは実に凝ってて、ゴージャス感満載なのでした。でも残念ながら、映画自体はあまり出来が良いものではありませんでした。
あとはセクシーな「女郎蜘蛛」を演じる吉岡里帆の、エロティックな芝居の「頑張ってる感」。うーん、応援してあげたいんですけど、ちょっとミスキャストなんじゃないでしょうかねえ。「あえて」なのかも知れませんけど。そういえば、女郎蜘蛛が赤い糸で神木君を絡め獲る場面があるのですが、ほぼ塩田千春のアート作品のようでありました。
てなわけで、「永遠の高校生」神木隆之介29歳(になったばかり)! でも松村北斗も26歳ですからねえ。そして柴咲コウなんか、なんと40歳ですもん。 話を元に戻すと、神木、松村、玉城ティナの高校生トリオを神木、中川大志、松本穂香でやったら、auのCMみたいになって面白かったろうに。はっ、そういえばこの映画には西野七瀬も出ています! ますますauの高杉くんシリーズじゃーん。
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