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2022年5月 8日 (日)

「宮本武蔵 二刀流開眼」「宮本武蔵 一乗寺の決斗」:5部作の3と4    #宮本武蔵 #二刀流開眼 #一乗寺の決斗 #中村錦之助 #高倉健

Nitouryuu  内田吐夢監督×中村錦之助主演の『宮本武蔵』5部作上映@丸の内TOEI。先週の1、2作目に続き、第3作、4作を観ました。 (1と2のレビューはこちら ↓ )

「宮本武蔵」「宮本武蔵 般若坂の決斗」:5部作の1と2    #宮本武蔵 #宮本武蔵般若坂の決斗 #東映 #中村錦之助 #丸の内東映: 大江戸時夫の東京温度 (cocolog-nifty.com)

第3作『二刀流開眼』(「かいがん」ではなく、「かいげん」と読みます)は1963年作品。で、初めてライバル佐々木小次郎が登場します。しかもそれが高倉健! なんかちょっと笑っちゃうというか、後年の高倉健と較べるとかなりイメージが違いますね。あっと驚くのが小次郎の初登場場面。船に乗っているのですが、空を飛ぶカモメが明らかにアニメーションなので、驚きました。さすがは東映動画を持つ東映さんですね。

タイトルの割には二刀流開眼のシーンはあっさり。ってゆーか、「開眼」って感じじゃないし。いつの間にか両手に刀持ってたし、その説明も何もないし。へんなの。

 

Ichijouji 第4作『一乗寺の決斗』(1964年)は、冒頭にこれまでのあらすじがついております。 で、何と言ってもクライマックスの決斗が見ものなのですが、ここだけモノクロで描かれています(そう思うのですが、ネットでレビューとか見ると「モノクロトーンのカラー」とか書いてあるものが散見され、小生としては「えー、モノクロだったよね」と戸惑っている次第)。クライマックスだけカラーっていうんならわかりますが、これはどういう理由なんでしょう?  

いずれにしても、その73人vs.1人の対決はやはり映画史に残る見せ場。田んぼを使いながら、武蔵が圧倒的な熱量で走って斬って…これ、錦之助も疲れたことでしょうねえ。日本古来の武士の走り方なので格好良くは見えないのですが、考証的には正しいです。田んぼで泥だらけになりながらの死闘(モノクロ)を見ていると、『七人の侍』における雨中の激闘を思い出さずにはいられませんでした。

さて、次週はいよいよ完結編です!

 

 

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コメント

この4作目はシリーズ中の傑作ですね。大好きな作品です。
クライマックスの決闘シーンはモノクロになりますが、内田監督は最初からここをモノクロにすると決めていたようです。その理由は、このシーンを毎日、明け方の暁闇の時を狙って撮影するので、カラーだとちゃんと色が出ないし汚く見えるから(毎日僅か15分しか撮影出来ないので、このシーンの撮影だけで1か月も掛かったそうです)。また、「七人の侍」や「十三人の刺客」のように、リアルで凄惨な立ち回りはモノクロが適しているという狙いもあったのかも知れません(両作品ともモノクロですね)。
>「モノクロトーンのカラー」とか書いてあるものが散見…
錦之助の自伝によると、ここは一旦カラーフィルムで撮影し、現像処理で色を抜いたとの事です。モノクロフィルムで撮影した場合と、陰影の出方がまるで違うのだそうです。だから正確な白黒ではなく青みがかっていますね。
つまり「カラーフィルムのモロクロトーン化」という意味で、そう書かれているのだと思います。

投稿: Kei | 2022年5月11日 (水) 10時47分

おー! Keiさん、ありがとうございます!
痒い所に手が届く解説、感謝感激です! とてもよくわかりました。
あのシーンに1か月ですかー。さすがに東映時代劇の威信をかけた作品ですねえ。

投稿: 大江戸時夫 | 2022年5月11日 (水) 21時57分

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