「イントロダクション」:モノクロ66分のホン・サンス節 #イントロダクション #映画イントロダクション #ホンサンス
映画『イントロダクション』は、ホン・サンスが『逃げた女』の次に撮った2021年の作品。モノクロで66分しかありません。
大江戸は近年ホン・サンスが大好きなのですが、本作は今一つでした。どうしてだろう?といろいろ考えた末、「あ、キム・ミニが主演じゃないからかも」と思った次第。キム・ミニ、ここではちょっとしか出番がありませんから。それでも、「きれいですね」とか言われちゃってますから(脚本も書くホン・サンスがそう言わせたわけですが)。
相変わらずグダグダと会話している映画、酒飲みながらグダグダ話すのがやけに面白いホン・サンス節なのですが、今回はそのパワーもいつものレベルに届いてないと思うんですよねー(なのに、ベルリン映画祭で銀熊賞=脚本賞を受賞したりしてますけど)。
何か所かあるズームインも、いつものように不自然な急激さではなく、普通です。そこらへん、なぜかは解明できません。今になって、「あのズーム、やっぱり変だ」と気づいたわけでもないでしょうに。
主人公の青年、とにかくタバコ吸い過ぎです。彼と友だちが焼酎を飲む場面で顔を横にする動きも、「ああ、韓国では年上、目上の人のまで飲酒や喫煙をするときには横を向くんだよねー」てなことを思い出しました。
まあ、とにかく主人公の彼に終始感情移入できなかったことが、ノレなかった理由かなあ…。ラストは『逃げた女』のラストから続いているような海景でした。
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