荻窪の西郊ロッヂング #西郊ロッヂング #荻窪のレトロ建築 #旅館西郊
丸ノ内線の車内に忘れ物をして、それが見つかったってことで、荻窪駅に取りに行ったのです。
で、普段来ることなどない街なので、何か見ておくべき物件はないか?ということで、ちょっと調べたら・・・ありました。そして、行きました。
西郊(せいこう)ロッヂング。 いいですね、「ロッジング」ではなく「ロッヂング」です。「ビルディング」ではなく「ビルヂング」みたいなもんですね。読んだ話によりますと、1938(昭和13)年からあるとのこと。国の登録有形文化財なんだそうです。
南口を出て3-4分も歩くと、住宅地の四つ角に突然現れます。かなりのタイムスリップ感です。右から「西郊ロッヂング」と書いてあるので、間違いようもありません。変遷を経て、2001年以降は賃貸アパートになっているのだそうです。素敵です。
「郊」って、郊外の郊ですけど、この字自体が「都市の周辺部、町外れ」って意味を持っているのだそうです。なるほど、そのままの名前ですね。
それにしても特徴的な建物です。角のアールだとか、緑青で青くなったドーム屋根だとか。シンプルな格子窓だってモルタルの外壁だって、なかなかいい感じなのです。向かって左手にある出入口あたりも、丸窓だとかランプだとか、良い雰囲気ですね。
実はさらに左隣りが「旅館 西郊」ってのになってまして(ロッヂングの方にも看板が出てますよね)、今も現役の旅館として営業中なのですが、そこを撮影したつもりの画像がスマホに残っていなかったという不思議…。
何か西郊様のお怒りに触れてしまったのでしょうか? 残念です。 いつの日か、宿泊してみたい気がいたしました。撮影はその時までお預けですね。
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