「今夜、世界からこの恋が消えても」:記憶喪失系に新たな息吹を #今夜世界からこの恋が消えても #記憶喪失系ラブストーリー #三木孝浩 #松本穂香
映画『今夜、世界からこの恋が消えても』は、ラノベ原作で「なにわ男子」&東宝シンデレラが主演ということで、キラキラ映画なんだろうなあって感じてました。でも松本穂香見たさに鑑賞してみると、なかなかどうして良く出来てるじゃないですか。
「その日しか記憶がもたない」系のラブストーリーって、『50回目のファーストキス』をはじめ色々ありますが、本作はディテールの工夫や終盤の展開などで、新しさを盛り込んでおりました。まあ、そのあたり、手練れの三木孝浩監督×脚本家が二人とも映画監督(月川翔、松本花奈)ってことで、ちゃんと「映画」として、大きな破綻なく成立しておりました。終盤などは、ぐっと来る場面もありました。
それにしても福本莉子も道枝俊佑も、インパクト弱め系の「普通の顔」ですよねえ。特に美形ってわけではなく、そこかしこにいそうな感じの顔。大江戸なんかはそこがちょっと不満なのですが、そこらは好みの問題かな。
それよりも松本穂香がこれまでとは違う、オトナなイメージの役柄でした。ああ、彼女が30代になると、ナチュラルにこんな感じなのかもと思ったりしました。 そして古川琴音25歳が高校生を演じて、(衣装の力などもあり)違和感なし。もともとうまい女優ですが、本作では微妙なニュアンスをいろいろ抱えなけりゃいけない役柄で、それを見事に演じ切ってました終盤の嗚咽シーンなどは感動ものです。
江の島、藤沢あたりの湘南エリアがロケ地となっていて、そのまぶしい開放感も魅力(「あ、ここ、この前走った」なんて場所も出て来ましたし)。
ところで、福本演じるヒロインの名は「真織」です。字で読めば何でもないのですが、音で聞くと変なインパクトがありました。「まおり」って、・・・マオリ族かよっ!!
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