やっと終わった「ちむどんどん」 #ちむどんどん #史上最低の朝ドラ #ちむドイヒー
ようやく苦行のような半年が終わりました。沖縄そばやスパムむすびは大好きな大江戸ですが、NHKの連続テレビ小説『ちむどんどん』は、とにかくひどかった。あまりのひどさに、ほぼ毎朝腹を立ててましたもん。ちむドイヒー!
本日の最終話も、歌子の謎の重病が「家族みんなで海に向かって亡父に叫んでお願いする」ことにより、亡父降臨からのめでたく快癒。数十年後には「もう10年間、風もひいてない」ような健康体に変身。 そしてコントにしか見えない老けメイク! いやー、ひどかった。
行き当たりばったりでつじつまが合わない雑な脚本は、小学生の思いつきレベル。何もかも過程を省いて、各種トラブルが突然都合よく解決。「デウス・エクス・マキナ」かよ! 強引だなあ。そもそもあらゆるエピソードが行き当たりばったりで、その場しのぎだし…。これ、シナリオ学校なら絶対落第ですよ。
比嘉家の皆さん、大なり小なり性格に問題ありで辟易するのですが、特に主人公の暢子はわがままで人の言うこと聞かなくて反省しなくて成長しないヤツなのに、奇跡のように周囲の人たちが助けてくれて、すべてうまくいくという…。こんな性格が悪くて共感できない朝ドラ主人公は、やはり史上初でしょうね。
ほかにも、杉並、鶴見、千葉、銀座を瞬間移動したり、時代考証がいいかげん過ぎたりで、とにかく毎日のようにあきれ返ってました。なんで、こんなドラマが作られてしまったのか? 何年かたって、関係者がその謎を解き明かす本を書いてくれたら、絶対買いますよ。ドラマ自体よりも何倍か面白そうですもん。
もともと黒島結菜も仲間由紀恵もけっこう好きだったのですが、今やすっかり嫌いになってしまいました。困ったもんです。脚本の羽原大介の名前を忘れることはないでしょう。(撮影だけは良かったです。特に沖縄ロケ部分。)
それにしても、清恵の元夫の涌井は、ネットで噂されているように「豚の餌」にされてしまったのでしょうか。闇ですねー。
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