「マイ・ブロークン・マリコ」:ハードボイルドなシスターフッド #マイブロークンマリコ #タナダユキ #永野芽郁 #奈緒
映画『マイ・ブロークン・マリコ』は、マンガが原作なのだそうですが、なるほど、それゆえの良さも悪さも出ておりますね。
良い部分は、物語の勢いだとか暴走する主人公の存在にある種の説得力を持たせられた点。一方、悪い部分は、物語の細部がちょっとリアルじゃなさすぎる点や主人公が台詞で説明し過ぎちゃうことでしょうか。マンガなら成り立つんだろうけど、映画にしちゃうとちょっとしんどいって感じた場面もいくつかありました。それでもマンガのとおりに描きたかったんでしょうね、タナダユキ監督としては。
ただ、永野芽郁と奈緒は大健闘しているので、本作に関してはもうそれでいいんじゃないかなって気もします。小生は永野芽郁があまり好きではないのですが、意外にもこの役は良かったです。本来、柄に合わないやさぐれ女の役なのに、そのギャップが浮かないように、しっかり自分の方に引き寄せておりました(ちょっとわめき過ぎかもですが)。同年代でこの役をやれそうな人はなかなかいないので、これは褒めてもいいでしょう。タバコと汗で口や髪が臭そうな感じがよく出ておりました。
一方の奈緒は相変わらずけなげでうまくて、精神がブロークンなこのマリコを演じるには実に適役でした。
全体的に、ハードボイルドなシスターフッドものってところです。KADOKAWA製作のセミ・メジャーな作品として日本映画にもこういうものが現れたってのは、喜ばしいことに違いありません。
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