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2022年10月 3日 (月)

「犬も食わねどチャーリーは笑う」:笑えず、すべりまくるコメディー    #犬も食わねどチャーリーは笑う #香取慎吾 #岸井ゆきの

1_20221003225201 映画『犬も食わねどチャーリーは笑う』は、結婚4年目の夫婦をめぐる愛憎のブラックコメディー。ま、前半は「旦那デスノート」な話なんですけど、こわいですねー。いくらストレス解消の方途とはいえ、「そこまでひどく言わなくたっていいのに」と思ってしまいます(男性だからでしょうか?)。

ただ、香取慎吾が押しも押されもせぬオッサン感で、ひどい言われようが似合う男になっております。香取くん、もう45歳なんですね。体重かなりあるんでしょうねえ。

対する岸井ゆきのは、やはり達者なところを見せておりまして、出会いの頃のウブな魅力から鬼嫁モードまで、きっちり魅力的に演じてます。

でもねえ、市井昌秀監督の脚本と演出(脚本は市井監督の妻も協力)がダメダメなのでした。市井監督の商業デビュー長編『箱入り息子の恋』はかなり良かったのですが、『台風家族』とか本作とかは映画として破綻しちゃってます。笑うに笑えない場面が多いし、ムダに長過ぎる印象(上映時間は117分ですが、100分前後で良い作品です)。寒いギャグ、すべったギャグが多くて、物語も終わるかと思ったらその後が長かったし。終盤のコールセンターの場面なんかは、仕事中なのにみんなPCや電話の前を離れてえんえん夫婦のやり取りを聞いているというムリムリ演出。いやー、この不自然さ、途中でダメ出しする人はいなかったんでしょうかねえ? その前の結婚式場面の演出も、かなりドイヒーでした。的場浩司や井之脇海がらみのギャグも、全然笑えなかったし…。

そして、タイトルにも入っている「フクロウのチャーリー」は、ほとんど生かされておりませんでした。何のためにいさせたの??

 

 

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