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2022年10月20日 (木)

「彼女のいない部屋」:難解なパズル    #彼女のいない部屋 #マチューアマルリック

1-1_20221020223301 映画『彼女のいない部屋』は、名優にして名監督と言われるマチュー・アマルリックの監督作品(出演はしておりません)。といっても、監督作の日本公開は2011年の『さすらいの女神(ディーバ)」たち』(どんな作品だったかも忘れてしまいました)以来で、本作で2本目なのですけどね。

実にしんねりむっつりと景気の悪い、そしてちょっと気取った純正フランス映画で、大江戸の苦手なタイプです。しかも非常に上等な作りの映画というか、観客の知能レベルをすごく高い地点に設定してるので、挌闘しながら観なくてはなりません。はじめのうちは何が何やらさっぱりわからない場面が、時系列を超越して出て来るもので、なかなかストーリーが像を結びません。それがだんだんと、クロスワードパズルのように、何が描かれているのかがわかってくるのです。ただ、終盤に至っても「自分の解釈でいいんだろうか?」「これはどっちなんだろうか?」と、その解釈に自信が持てませんでした。それぐらいわかりにくい構成の作品です。バカ丁寧にすべてを説明する日本映画が多いのも困ったことなのですが、一方でこういう映画もちょっと困っちゃいますね。まあ少なくとも大江戸は困りました。それってバカみたいなんですけど…。

まあ、言っては身も蓋もないんですけど、大江戸はヴィッキー・クリープスの化粧っ気のない辛気臭い顔が好きにはなれなかったんですよねー。こういう作品を高く評価する人が一定数いるのは承知しているのですが…。

 

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