« 「ザリガニの鳴くところ」:古典的だが現代的    #ザリガニの鳴くところ #デイジーエドガージョーンズ #デイヴィッドストラザーン | トップページ | 「土を喰らう十二ヵ月」:食べ物と生と死    #土を食らう十二ヵ月 #沢田研二 #松たか子 #奈良岡朋子 »

2022年11月24日 (木)

ドーハの歓喜:忍法死んだふり    #ドーハの歓喜 #日本対ドイツ #ワールドカップ #忍法死んだふり #オシム

Dsc_11905_copy_768x1053 「ドーハの悲劇」から「ドーハの歓喜へ」。29年越しに呪縛が解かれました。森保一監督自身にとっても、まさにそういうことです。

いやー、昨夜のワールドカップ初戦、日本2-1ドイツ、凄かった!!! 世紀の逆転勝ち! サッカーは何が起こるかわからないけれど、前半の日本を見ててこの結末を予想できる人はいなかったはずです。

それぐらい前半の日本は弱かったです。0-1というスコア以上に押し込まれて、手も足も出ない感じでした。すべてがうまく行っていませんでした。本来機能すべきだった前田大然からの強力プレスを奏功させないような位置取りとボール回しをドイツが行っていましたから。

それが後半は、別チームのような展開に。4バック→3バックにして、両ウイングに高い位置を取らせ、しかも次々と攻撃の選手を増量していった交代が見事にハマりました。しかも流れの中からの、人数をかけた見事な崩しと見事な個人技による2点。いやー、気持ち良いゴールでした。浅野なんか(たぶん頭が真っ白になっていたのでしょう)ゴールの後、笑いもせず吠えもせず呆然とした顔で走って、しばらくはジャガーポーズ忘れてましたもん。

前半に権田が献上したPKには、「おいおい、ごんだ~!」と非難したくなりましたが、後半はファインセーブ連発。プレイヤー・オブ・ザ・マッチに選ばれたそうですが、それって、先制させてドイツを油断させたからじゃないの? もし日本が先制してたら、ドイツが牙をむいて簡単にひっくり返していたはず(その光景が目に見えます)。ボロボロな前半で「楽に勝てる」と思わせて、キープレイヤーを交代させて、その後にひっくり返したわけですから、その「だまし戦術」に対してのPOMだったのではないか、と。 わかった!日本はみんな町野脩斗から「忍法!死んだふりの術」を習ったんだ!!

それにしても素晴らしい勝利でした。森保監督、これまで批判し続けてきてすみませんでした! さあ、次のコスタリカにも(ターンオーバーを上手に使いながら)勝っちゃいましょう。何しろ、2勝しても得失点差で決勝トーナメント進出できない可能性もあるわけですから(コスタリカが3敗、他の3チームが2勝1敗で並ぶ)、できるだけ点数取って勝ちましょう。

今朝は新聞各紙とも朝刊トップに日本の勝利。しかも記事もボリュームたっぷり。深夜0時に終わった試合なのに、普通なら夕刊回しになる時間なのに、一面トップ差し替え、中面&社会面記事増量と、深夜の新聞社はてんやわんやの大奮闘だったことでしょう。グッジョブ!

そして、大江戸としてはこの偉業をイビチャ・オシムさんに見ていただきたかったです。何て言ってくれたかなあ。あと半年ちょっと生きていてくれたらなあ…。

 

|

« 「ザリガニの鳴くところ」:古典的だが現代的    #ザリガニの鳴くところ #デイジーエドガージョーンズ #デイヴィッドストラザーン | トップページ | 「土を喰らう十二ヵ月」:食べ物と生と死    #土を食らう十二ヵ月 #沢田研二 #松たか子 #奈良岡朋子 »

コメント

コメントを書く



(ウェブ上には掲載しません)




« 「ザリガニの鳴くところ」:古典的だが現代的    #ザリガニの鳴くところ #デイジーエドガージョーンズ #デイヴィッドストラザーン | トップページ | 「土を喰らう十二ヵ月」:食べ物と生と死    #土を食らう十二ヵ月 #沢田研二 #松たか子 #奈良岡朋子 »