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2022年12月24日 (土)

「チーム・ジンバブエのソムリエたち」:ワイン版「クール・ランニング」    #チームジンバブエのソムリエたち #ブラインドテイスティング 

1_20221224232301 映画『チーム・ジンバブエのソムリエたち』は、ウソのようなホントのドキュメンタリー。過酷で危険なジンバブエから南アフリカに逃げてきた難民たちがワインに目覚め、4年ほどの猛訓練の末にフランスのブラインド・テイスティング・コンテストに「チーム・ジンバブエ」として出場するという驚くべき実話を追っていきます。何しろ白人社会のものであるワインの大会に、唯一黒人だけのチームとして出場したのですから。

ここで描かれるブラインド・テイスティングはスポーツのようであり、「ワイン版『クール・ランニング』だな」と思ったら、広告コピーにもそう書いてありました。ドキュメンタリーなのに劇映画のような気すらしてくるのは、一人一人のキャラクターが(脇の人物も含めて)立っているからでしょうか。

それにしても4年やそこらでよくブラインド・テイスティングなんてできますよね。大江戸なんか細く長く飲み続けていても、典型的なセパージュ(ブドウの品種)を当てるのが精一杯で、その先はかなり難しいと思います(まあ、国や地域でわかりやすいものもありますが)。ニュー・ワールドまで含めると、かなり似た風味なのに違う国ってこともありますからね。だからヴィンテージ(生産年)を当てるなんてのは、信じられません。よくぞそこまで!

(以降ネタバレあり) 大会用に雇ったフランス人コーチがすっごいクセの強いおっさんで、この人が大会前の練習でちゃんと機能せず、大会本番でチームの足を引っ張り、混乱の渦に叩き込みました。観ていて腹が立つような、「こういう人、いるんだよねー」って感じの人でした。で、笑っちゃうのがラストシーンの後のおまけ映像。翌年、このコーチ抜きで大会に再チャレンジしたら・・・。もう、いったい何だったんだよー!

 

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