「アバター ウェイ・オブ・ウォーター」:ただただ長い #アバター #アバターウェイオブウォーター #ジェームズキャメロン
映画『アバター ウェイ・オブ・ウォーター』は、本来3Dで観るべき作品なのでしょうが、しかも今回の3Dはハイ・フレーム・レート上映ってことで、通常24コマ/秒のところを48コマ/秒で撮影・上映するスクリーンもあるってことなのですが、大江戸は2Dで観ました。だって、3時間12分もあるんだもーん。目が死にかねないと思ったんだもーん。
13年ぶりの第2作となるのですが、大江戸は第1作にまったく惹かれなかったので、今回も何の期待もしておりませんでした。で、やっぱり感想は「つまらないなー。長いなー。」に尽きました。最初から最後までアクション場面の連続で、物語は大したことなくて、とにかく前半は眠かった。クジラのような巨大海獣が出て来たあたりからようやく面白くなってきたのですが、結局終盤も既視感アリ(『タイタニック』的な場面までありました)で大したことなかったのです。どうもジェームズ・キャメロンは『アバター』を5作まで作るのだそうですが、「もう勘弁してください」と言いたい気持ちです。
そもそもの根本として、なんでこんなに長い時間が必要なのかさっぱりわかりません。こんなの2時間あれば十分描けるではありませんか。同じような場面、同じようなアクションがたんまりあって、いくら凄くても「おなかいっぱいでもう食べられません」って感じ。なぜなのかをキャメロンに聞いてみたいですね。「若者が2時間も画面に集中して映画を観られない」とか言われている昨今なのに。まあ、今年68歳なのにこれだけ長くてパワフルなものを作れるのは凄いことだと思いますけど…。
水族館的な楽しみが得られる海中の描写はさすがでした。この部分は3Dで観ても良かったかなと思った次第。でも水と海中が大好きなキャメロン的映画としては、大江戸はむしろ『アビス』('89)の方を推しますけどね(あれは「夫婦映画」の名作であります)。
結局ケイト・ウィンスレットは誰を演じてたの?とか、シガニー・ウィーバーが実は14歳少女の役も演じていたとか、後から情報を読まないとわからないよー。それって、役者的にはOKなんですかね?
| 固定リンク
« 「MEN 同じ顔の男たち」:怪作アート・ホラー #メン同じ顔の男たち #MEN #映画メン #アレックスガーランド | トップページ | 「鎌倉殿の13人」が完結 #鎌倉殿の13人 #三谷幸喜 #小栗旬 #大河ドラマ »
コメント
イマイチ気が進まないまま、今日に至っております...
なので、お気持ちよくわかります!
投稿: onscreen | 2022年12月18日 (日) 14時05分
おー、onscreenさん。わかってもらえて、ありがとうございます!
投稿: 大江戸時夫 | 2022年12月18日 (日) 22時13分
おひさしぶりです。
自分も 2D で観たのですが、本作は映像革新による圧倒的映像
を観るためだけにムダかなぁとも思えるエピを長々と観させられ
たことを思えば、本作はやはり 3D で観るべき作品なだろうという
ことが十二分に解ったといったところです。
つまるところ 「 映像がストーリーを置いてきぼりにしちゃあダメ
だろ 」 でした…。
投稿: 風情☭ | 2022年12月19日 (月) 11時00分
おお、風情さん、お久しぶり。
ですよねー。
で、そのストーリーが半分の上映時間で語れる程度のものだという…
投稿: 大江戸時夫 | 2022年12月19日 (月) 23時54分