「鎌倉殿の13人」が完結 #鎌倉殿の13人 #三谷幸喜 #小栗旬 #大河ドラマ
NHKの大河ドラマ『鎌倉殿の13人』が最終回を迎えました。いやー、面白かった。三谷幸喜の大河は『新選組!』『真田丸』に続いて3作目ですが、だんだん時代がさかのぼってますね。このままいけば、そのうち『ヤマトタケル』とかやるのかしらん?
歴史に弱い大江戸は、3~4月ごろまではこの世界や人物を捉えるのに苦労して、どうにもよくわからなかったし、面白いと思えませんでした。しかーし、その後はどんどん面白くなっていき、折り返し地点(つまり頼朝の死ですね)あたりからは、むっちゃ面白い状態が最後まで盛り上がっていきました。それは主人公・北条義時がどんどん悪く(冷酷に)なっていく過程であり、その経年変化を演じた小栗旬は実にあっぱれなピカレスクぶりなのでありました。
そう、本作はピカレスク・ロマンとして成功しておりまして、義時の他にも盟友・三浦義村(山本耕史)をはじめ悪い奴らが大勢出て来ます。そして、悪い女もたくさん出て来ます。マクベス夫人のようだったりく(宮沢りえ)とか本当に憎たらしかったのえ(菊地凛子)とか。強い女(巴御前とかトウとか)も。大量の登場人物のそれぞれにキャラが立っていて、血が通っておりました。さすがですね、三谷さん。それにしてもいっぱい死んだし、いっぱい殺されたなー。物騒な時代ですね。
でも三谷幸喜らしいユーモアも随所にあり、殺伐とした物語の中、ほほえましかったです。最終回の冒頭には、来年の大河『どうする家康』の主演=松本潤が家康として登場して、「どうすりゃいいんだ?」とか言ってましてからねー。
大江戸が観た大河の中ではベストの一作かも知れません。(以降ネタバレあり) 最終回に『ファントム・スレッド』が出て来るとは思いませんでしたねー(わかる人にはわかる)。そして、エンディングの黒地白抜きのスタッフリストにかぶる政子の嗚咽の声! お見事でした。
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